旅の途中から

2005年1月9日ひっそりとスタート、旅はまだ続きます。

新大統領就任

2009-01-21 10:39:23 | Weblog
ついに新大統領が就任しました。
We can change!と言って大統領になったわりには、われわれが直面する問題は複雑であり短期間に解決できるものではないといきなりのっけから弱気になっているのでは?とも感じますが、それだけ現実は厳しいということでしょう。オバマでアメリカは変わるか?と小六の息子に夕べ問うたのですが、

「アメリカはすでに頂点を極めた位置から長期低落傾向に向かっており、かつてのローマ帝国のように再び反映の太陽を浴びると考えることはなかなか難しい。」

との返事が返ってきました。ローマ帝国と比較してきたところに、お前そんなの知ってるのか?とチャチャを入れてみましたがそれなりには理解しているようです。

ほんとうに厳しい時代になりました。先週大手家電量販店が更正法適用でなく倒産(清算)に入ったというニュースが流れました。全米で500店舗もある大きな会社でしたのでほんとびっくりしてます。

これからリテール(小売)も崩壊状態に向かうと思うのでそうすると商業地の不動産マーケットも弾けるのでは?と予想します、しばらくじっとしているしか手はなさそうです。


[ワシントン 20日 ロイター] 第44代米大統領に就任したバラク・オバマ氏は20日、2つの戦争や極めて弱い経済という「危機」に米国は直面しているとし、大胆かつ速やかな行動を約束した。
 就任演説原稿で「われわれが直面する課題は現実的かつ深刻で、多数に及んでいる」とした上で、「これらは容易に、あるいは短期間に解決できるものではないが、必ずやり遂げる」と述べた。
 経済危機は「一部の強欲と無責任」の結果との認識を示し、市場が管理不能とならないよう注視すると確約。「経済の状況は大胆で迅速な行動を求めており、われわれは行動する」と語った。
 米軍を責任を持ってイラクから撤退させるとしたほか、アフガニスタンの平和達成も約束した。
 イスラム世界との関係については新たな道を探ると述べた。ただ、テロに対する米国の意思は依然固いと警告した。