旅の途中から

2005年1月9日ひっそりとスタート、旅はまだ続きます。

86円

2010-07-30 21:33:12 | Weblog


86円台の円高がこのところ続くようになりました。アメリカに買い物に行く人にとっては
大変な好機ですが、日本経済にとってはとんでもない状況となってます。
FRBのバーナンキ議長が先日米国上院の公聴会で証言し、「米国経済の見通し
 は極めて不確実な状況になっている」と述べ、強い懸念を表明しました。
 住宅市場の不振と雇用情勢の改善の遅れなどが主な理由ということで、
 追加の金融緩和策を検討していることも明らかにしました。
顔もかなりシリアスな顔してましたね、結論として「2番底」に陥ったということです。
雇用が改善しているとか「米国の景気は明るい兆しが見えてきた」「景気は
 上向いて来ている」といった、最近までの発言は希望的観測だったんでしょう
 不動産も住宅市場も商業用ビル市場も思わしくない状況で
雇用だけ無理やり回復させようとしているというのが米国の実態なんでしょうか?
  オバマさんはある意味、共産主義的な政策も推し進めましたが、状況は
 さらに悪化してしまいました。よって米国民も国の将来性やオバマ大統領の方向性に対して疑問を感じて いるとのだと思います。まあアメリカ人はラテンの人もいっぱいいるし日本人みたいに急にしゅんとしませんから消費も極端に落ち込むことなく、 ですので、日本ほどの長期低迷ならないかもしれませんがリーマン・ショックからのV字回復を思わせた米国ですが、
 現実はそれほど甘くはなく、オバママジックで景気回復を図ることは
 できなかった、そこがが明らかになってきたということではと思います
 あと日本もそうですが今の米国経済にとって、もう1つの懸念材料は強度の「中国依存」の体質で
 す。農産物の輸出を始め、半導体など様々な分野で中国が日米両国の経済を牽引しています。
 この中国の存在が、リーマン・ショック以降の日本 米国にとって非常に大きな 役割を果たしたことは間違いありません。
ビザの審査基準を大幅に緩め中国人の大量入国を日本政府が認めたことも背に腹は
変えられないその裏返しではと思います。
 中国バブルがはじけ中国経済に陰りが見え始めたとき、日米両国は大きな影響を
 受け、雇用はさらに悪化するでしょう。今米国は何かと中国の首根っこを押さえていますが
要は「日米両国にとって一番良いお客さん」は中国なんですよね。
今14歳の息子が6歳、小学校に入るときに中国語を体で勉強させようと台湾系の中華学校(横浜)
に入れようと思ったことがありましたが、自分自身の考えは間違ってなかったのではと思いますね
まあ残念ながら諸事情により、私の考えは受け入れられなかったのですが、いずれにしても
この円高はしばらく続き、ウオン安の影響を受け韓国企業は電機、自動車、造船業界を問わず
勢いを増してきますが、日本の経済は大打撃を受けるでしょう。政治もごらんの通りだし日本の
不振はずっと続きますね。
今週出張に来られた方から聞いたのですが、先日北海道に旅行に行ったところ観光客の大勢が
中国人観光客だったとのことです、これから日本各地の観光地にも中国人が来られるんでしょう。
もう好き嫌い言っていられる時期でなく、大量に押し寄せてくる中国人を中心とする外国人とどう共存していくのか日本人ひとりひとりに与えられた大きな課題のような気がします。

父とのゴルフ

2010-07-29 00:17:53 | Weblog
先週末芝刈りに行きました。

メンバーは昭和5年生まれの日系1世の方

メンバーー2 昭和18年生まれの日系1世の方

メンバー3は昭和25年生まれの日本から働きに来られている方

私も入れると 80歳 67歳 60歳 47歳で回りました。

ブラジルに移住して厳しい時期は、宮城県や広島まで出稼ぎに行ったこともあるという大変な苦労をされた

80歳のおじいちゃんでしたが、100切りもう少しというスコアで堂々のラウンドでした

見た目の年齢は70台前半、若さの秘訣は何ですかと聞くと「アマゾンで暮らしてるからじゃないか?」

と笑顔で答えてくれました。

67歳は以前紹介したこともある、今朝車がパンクしたからいいことがあると思ったでいいスコアを出して、トトカルチョも

総取りの大農場主、この日もいぶし銀のプレイーでした。

60歳の純日本人のほうは、日頃のお仕事のストレスでしょうか?

ショットが上手くいかない度、パットが外れる度に、テンションが上がるのか下がるのか大きな声を出されてましたが、

日系1世のお二方は笑顔を絶やさず淡々とプレイされてました。

昭和5年生まれだと昨年の暮れに逝ってしまった、私の父親と同じ歳、親父が元気でゴルフでもしていればどうだったかな

などと父のことも思い出しながらのラウンドでした、

80歳まで元気でゴルフ ちょっと大きい目標ですが今から33年後達成!と報告したいと思います。

I Love MIYAZAKI

2010-07-24 00:40:02 | Weblog
私の母方の父は鹿児島市吉田町というところで生まれた人ですが、
今から30年以上前に旅立ち今は宮崎県高鍋町でお墓に入ってます、そして家を継いだ私の母
の妹がそのお墓を守っています。そして私のすぐ下の弟も長い福岡での勤務を経て今年の春から
宮崎市に転勤して宮崎で生活しています。私のもう一人の弟の家族も宮崎で生活しており
なんやかんやで宮崎には縁のある家です。

そして私の大好きな鹿児島県出身の女子プロゴルファー、横峯さくらさんも宮崎をベースに日本女子プロツアーそして
ときには欧米のツアーを戦っています。

最近の話題といえば、宮崎をどげんかせんといかん知事、東国春英夫ことそのまま東知事が走り回っていたところ
までは良かったのでしょうか? 彼の運の悪さかもしれませんが、口蹄疫ですっかり元気がありません。

最近耳にしたのですが、農業だけでなく、観光業にも壊滅的な被害が出ているようで、さらに

宮崎の一般の方でも、大分や鹿児島、熊本にでかけると。宮崎ナンバーだけが

車を傷つけられたり、窓ガラスを割られたりする心無いイタズラも多々あるそうです。

宮崎の方が大分 鹿児島 熊本あたりでホテルに宿泊される際も、どこから来られましたか?

と聞かれて、宮崎ですと 言ったところで会話が終わってしまったなどという話。

もっと酷い話は宿泊そのものを断られたなんて話もあるようです。(ある意味人種差別ありえない行為ではと思います。)

そんな状況で、宮崎の人は他府県ナンバーをつけたレンタカーをわざわざ用意して県外にでかけるというそんなことまで

日常的に行われているようです、とは言え私が何もできるわけではありません。

とにかく一日も早く事態が終息に向かい、また農業、観光それぞれの産業に携わる人々の上に笑顔が早く帰ってくる

ことをここブラジルから祈りたいと思います。

しかし日本ではひとつ何か起こると

勿論助け合おうという気持ちも多々あるのだと思いますが、排除とか排斥、差別こういう傾向がどうしてもあるんだなあという

ことを個々の決してニュースでは流れない実の話を耳にして大きなショックを受ける次第です。

2つのリスク

2010-07-19 21:38:16 | Weblog
2つのリスク

日曜日車を走らせながら、息子14歳と会話してました。

(父)今自分は2つのリスクを抱えながら生きている


1) ここまで円高が進むと、輸出企業である自分の会社の親会社は存亡の危機になる。
2) 日本も政治が混迷して、少子高齢化の中で未来図をかけず日本国そのものが経済的に破綻の可能性あり。

そんな環境の中でどう生き抜いていくか真剣に考えなければと、話したところ14歳の答えは

ひとつの生き方としては

日本人を辞めてアメリカへ移住して韓国企業に勤める!

と笑って言ってました。

まあ実際にそんなことはないにしても、ある意味、的を得ているので。。。。うちの14歳も少しは日本以外に住んで

早4年、ものの見方とか少し変わってきているのかなと感心した次第、

アメリカに移住して韓国企業に勤める!

は極端にしても、あっという間に円が86円台になってしまいました。

なんらかのアクションを起こしたものが生き残れるそんな厳しい時代になっているような気配を日々

感じる今日この頃です。

寒い!

2010-07-19 21:10:27 | Weblog
日本ももうほぼ梅雨明けムードでもう夏って感じですね。

私が住んでいるのは、ほぼ赤道上

いわえる熱帯気候のど真ん中のアマゾンに住んでいるんですが

土曜の夜ふと寒気を覚えて、毛布を出して床につきました。

朝方は日本の秋かと思えるような寒さでした。

そして早朝から定例の9ホールのコースへ月例コンペに出かけました。

アマゾンの雨季は通常なら12月から6月既に終わっていいはずなのに

空は厚い雲を携えお日様をまったくさえぎる曇天、今にも雨が降り出してきそうな天気の

中をスタート、4ホール目あたりでしょうかあっさり雨が降り出しました。

気温が恐らく20度前後まで下がっていたのではないかと思います。

いつも30度以上に気温に慣れている体にとってはそれはそれは堪えます。

当然楽しいゴルフになるわけもなくラウンド終了、唯一嬉しかったのはシングルプレイーヤーの方から

ハンデがオカシイ。。。。。本当はもっと上手いにに猫かぶってない?とにやりと言われたこと

いやいや真剣にやっているんですが、スコアはよくなりませんと答えておきました。

(事実も本当に真剣にやってるんですがいつも大叩き!)

ということで昨夜日曜の夜も毛布を被って床についた次第。

日本は大雨で各地大変なようですが、アマゾンは冷夏 ほんと地球はおかしくなっていうのかもしれませんね?

来週でかけるときは、長袖かウインドブレーカーを忘れないようにしたいと思う次第。

The Open

2010-07-17 22:54:41 | Weblog
今年はセントアンドリュース、行ったことないのですが

ゴルフの聖地くらいは知ってます。イギリスは一度だけウエールズのカーディフという街に

行ったことがありますので、なんとなく雰囲気はわかるような気がしてテレビの画面を眺めております。

青木功プロの言葉を借りると、河川敷みたいなゴルフ場らしいです~

正確には

セントアンドリュースでプレイーをした青木プロが、

こんなゴルフ場なら河川敷で練習してくれば良かったと思った、と思ったらしい。

まあその言葉からフェアウエイとかラフの様子を想像してます。地面は硬く

風もあり荒々しくて本当に自然と相手にゴルフと闘うそんなイメージでしょうか?

W杯も終わったのでしばらくつまらないなあと思ってましたが、侍ブルーのほかにも

世界と一人で闘う侍、石川遼がいました。

昨年はタイガーとともに屈辱の予選落ちでしたが、今年は堂々21位で予選通過

どこまで駆け上がってくれるのでしょうか?週末本当に楽しみです。

で写真のジョンデーリー

歴代優勝者が勢ぞろいしてとった記念写真。

やっぱりやってくれてますよね。。。

まあ日本風に言うところの「くりからもんもん」ですよね。

ジョン・デーリー、これだけの超豪華メンバーの中どうどうの「くりからもんもん」興味深いのは周りの面々の表情。トレビノ、トムワトソン達はおいおい!と言う感じ。タイガーウッズは「デイリーさん勘弁してくださいよ、私も個人的に色々あるんで、アイリッシュのハリントンだけはにこやかに笑みを浮かべて、「あんさんようやりまっな~」ってデイリーのキャラを認めている感じ、ただ写真を見るとアル中の感ありますね。

ただ飛ばすだけでな、パターも上手いいいプレイヤーなんですが、今一度かつての輝きが戻ることを密かに祈ったりしてるんですが。。。。

石川遼様、とりあえずベスト10行ってみましょうか? Good Luck!

モネ

2010-07-14 23:17:21 | Weblog
元の上司があるSNSで好きな絵ということでボストンで撮ったモネの列車の到着をアップしてました。
(絵の説明は下記参照)

この方不思議な方で、もっぱらの仕事人間ということでなく遊びはゴルフ、麻雀、競馬、カラオケなんでもこなし、現在はそれに絵画鑑賞も加わる
聞けば劇団ひまわりのようなところで、子役としてクレイジーキャッツと仕事をしたこともあったという、
特にゴルフでは絶妙のパッティングに随分お支払いをしたものです。今だから告白しちゃいますが
私が米国駐在中あるとき一週間の出張に来られました、勿論仕事もしっかりしましたがその時は二人で5ラウンド
回りました、しかも東海岸&西海岸をまたにかけて今もってちょっと後悔は、西海岸では5本の指に入るという
ペリカンヒルズというオレンジカウンティのゴルフ場に入り口だけ行ったのですが、トワイライト薄暮プレイでも
200ドル近いというプレイ代に驚いて別のゴルフ場に行ったことを昨日のように思い出します、
後出張の合間にオランダでゴッホも見に行きましたね、すべていい思い出です。


そして仕事ですが大変な福耳をされており。
この方が行く事業部はいつも業績好調、増収増益。
最後にこられた我が子会社も、当時絶好調
そしてこの方がおられなくなるとその事業部は衰退していくというまさしく、いるだけで業績が上がる福の神のような方でした。
ということでもう60歳を過ぎられましたが、現在はと日本の住居もキープしつつも、ホームベースはクアラランプールに
置かれゴルフ三昧の悠々自適生活を送られており、先日も常に80台キープ90台はそうそう叩かないと豪語されておりました。

我々仲間内ではプチ大橋巨泉と呼んでおります。

と丁度タイミングよく、プチ大橋巨泉が私の好きな絵「モネの列車の到着」をアップしていた日に、元部下の私は「本家」大橋巨泉の本を読んでました。

いいこと書いてありましたのでシェアします。

後半生の道標 後半生への9戒

①誰もこの世を生きて通り抜けることはできない、だから正しい価値観をもとう。
②体を大事にしよう、健康こそ万人の富の源泉である、健康なくして幸福は不可能だ。
③いつも明るく、人の役に立つ人間であれ。
④怒りっぽい人やもめ事の好きな人を避けよ、そういう人は執念深く復讐心が強いものだ。
⑤熱狂的信者も避けよ、彼らはユーモアを解さない。
⑥自分でしゃべるより人の言うことを聞くようにしよう、自分でしゃべって何かを得ることはない。
⑦人に助言を与えることにも用心深くしよう、賢い人はそれを必要としないし、愚かな人は心に留めないだろうから。
⑧若い人に優しく、年寄りや困っている人に同情的で、弱者は道を誤った人には寛容であれ、人生のどこかで自分もその一人だったか、またそうなるかもしれないから
⑨成功と金を同等に考えてはいけない、世の中には大金を儲けながら人間としては惨めな失敗に終わった人が大勢いる「成功」でもっとも重要なことは、人がいかにそれを成し遂げたかということである。

どうでしょうか?少しでも琴線に触れることがあられたら幸いです。
今週もあと3日頑張ります。

(絵の説明)
クロード・モネの《サン=ラザール駅:列車の到着》です。
作成は1887年で、第3回印象派展に出品されたもの。汽車の
煙がモネ独特の全体に灰がかった筆使となっている。「印象派」という言葉ですが、
これはモネに関係しています。第1回印象派展(印象派展とはあとから名付けられたものでしょうが)にモネが《印象・日の出》という作品を出品しました。これに対しジャーナリズムは「子どものいたずら」とまで酷評し、この絵の題から「印象」をとり、嘲笑をこめて彼らを「印象派」と呼んだといいます。
印象派のテーマは光が照らす対象物を描くのではなく、対象物からやっ
てくる光そのものを色彩でとらえようとすることといいます。モネとルノアールがその代表格といわれます。この絵に描かれている駅はパリの街なかにあり、彼の住んでいた郊外のアルジャントゥイユ行の列車が出るところだそうです。日本でモネと言えば国立西洋美術館にもある「睡蓮」の連作が有名。

おわり

2010-07-13 01:36:18 | Weblog
最後の最後の試合しっかりと見届けました。
今回のワールドカップは、スペインがオランダとの決勝戦で接戦の末、美しいサッカーを貫ぬき、我慢強くオランダのプレッシャーをはねのけながらイエニスタのヒールパスを経由して、最後に素晴らしいボールコントロールによってオフサイドもしっかり掻い潜って、気持ちの入ったシュートでゴールを決め、初めての栄冠を手に入れました。
今回の主軸はパルセロナのジュニオール下部組織から上がってきた選手が中心です、スペインの伝統あるサッカーは、下部組織に力を入れているので、何よりもその育成の大切さが昨日の結果に反映していると思います。会社とかもそうじゃないかなあとあくまでも個人的な意見ですがそう思います、カルロスゴーンが実績を残しているので8億も10億貰ってもOKとのことですが、やはり社内で育てる努力も必要でないのでは?
さらに楽天とかユニクロのような今元気のいい会社は近い将来の新卒の半分を外国人にするとか言ってます。
確かにそうなんでしょうね、中国人の留学生は普通に英語、日本語、中国語をしゃべれる人なわけで、日本人の普通の学生より使えることは間違いありません。

今日たまたま、こちらで一番成功したと言われる日系移民の方の手記を読んでましたらこんなくだりがありました。

人は貴方は運が良かったらから成功したと言います。

私も運に恵まれていたと思います。しかし運は努力して初めて巡り合うものでしょう。

努力以外に無いと思います。

日本の学生ますます国際競争力の荒波に晒されますが、現状を憂いてばかりても何も始まりません、がんばりませう。47歳のおじさんもこれから来る波を乗り越えられる
ように赤道の地で頑張ります。

PS, 今回のW杯一試合も負けていないチームが1チームだけありました、1次リーグで敗退はしましたが、ニュージーランド代表、3戦3引分け 無敗です。プロ選手は少しで大半は銀行員とか学校の先生、これでこの成績まさしく痛快です。

複雑

2010-07-09 15:01:14 | Weblog
新橋で鹿児島料理店を経営している中学の先輩のホームページに入ったところ
母校(樟南高)地区予選順調に勝ち抜き中!

(ちなみにこの大将はエースで甲子園出場経験ありの元プロ野球選手&コーチ)

そこに皆さんの母校は?のくだりがあったので、私の母校といっても4月で統合されて名前が県立甲陵から-→県立明桜館と変わっていたと思ったら、無くなった甲陵の名前が組み合わせに載ってました、どうやらまだ3年生がいるので古い名前で高野連が出場を認めてくれたらしい~ところが
その結果は。。。。


◇終わる伝統。始まる物語
 ◇主将から主将へエール 「絶対に勝てよ」
 一進一退で迎えた九回、甲陵のエース森園秀人投手のスライダーが打ち返され、サヨナラ負け。甲陵の蜂須賀碧(あおい)主将は泣き崩れ、しばらく立ち上がれなかった。「伝統を作ってきた先輩たちに申し訳ない。すいませんでした」と声にならない声で話した。
 明桜館(鹿児島市郡山町)は、甲陵と鹿児島西の統合で今春、開校した。2~3年生が通う甲陵と同じ校舎で学んでいる。他の部活が統合チームを組む中、甲陵野球部は、夏の大会への単独出場を選んだ。
 部員11人のうち9人が3年生で、単独出場できるのは今年が最後。七夕弘和監督は「甲陵野球部の伝統を少しでも長く引き継ぎたくて、統合チームより単独を選んだ」と話す。
 両チームは同じグラウンドで合同練習してきた。甲陵の上級生が、明桜館の下級生を指導しながら「夏の大会で互いに勝ち進もう」と共に甲子園を目指してきた。明桜館は道具が十分にそろわず、今大会も甲陵からバットや防具を借りる予定だった。ところが……。
 6月19日の組み合わせ抽選会。明桜館の中馬晃瑠(ひかる)主将に続いて、甲陵の蜂須賀主将が引いたくじの番号は連続していた。明桜館にとって初の、甲陵には最後の公式戦が、注目の一戦となった。明桜館の山下直樹監督は「どんな強豪よりも当たりたくなかった。両校で勝ち上がりたいと思っていたのに」と振り返る。
 だが、そこは勝負の世界。28日以降は合同練習をやめ、前半が明桜館、後半が甲陵と時間差で練習。明桜館の後輩に甲陵の先輩たちは「気を使わなくていい。思う存分戦おう」と声をかけた。
 試合は明桜館が八回まで2点リード、九回、甲陵が意地で同点に。明桜館の松元弘毅投手は「九回は3年生の目が違った。最後にかける思いに圧倒された」と振り返った。その裏、明桜館の竹之内司選手が中前適時打を放ちサヨナラ勝ち。明桜館の校歌が初めてグラウンドに流れた。
 試合後、明桜館ナインが甲陵ナインの前に整列し深々と一礼。その後、固い握手を交わした。甲陵の蜂須賀主将は泣きながら、明桜館の中馬主将に「絶対勝てよ」とエール。中馬主将は「うれしいが複雑。先輩たちのためにも次の加治木戦も絶対に勝ちたい」と誓った。


なんと85も参加高校があるのに、相手は同じグランドを使う、2,3年生のチーム
しかもサヨナラ負け!
一度は秋の九州大会で3位とかに入って明治神宮大会とかに出たりもしたんですけどね35年ほどの歴史に幕が引かれ、これで30年前に私達が歌った
「甲突の水清らかにせせらぎて、遥かに望む櫻島。。。。」この校歌も未来永劫封印されることになりました、心境複雑です。

来年からは気持ちを切り替えて明桜館高校をしっかり応援したいと思います。

敗者復活戦

2010-07-08 22:47:46 | Weblog
あるお医者さん

私を取り上げてくれたお医者さんのその息子さんの書き込みを見つけました。

極めて的を得た意見で、激しく同意する次第。
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「琴光喜関」に敗者復活戦を

琴光喜関は多分追放になるだろう。

以前大学生の大麻事件で、辞めさせるのは簡単だが、復学制度を設けてこそ本当の教育ではないかと、書いた。

今回の賭博事件のマスコミの報道やコメンテーターの話を聞きながら、岡田サッカーのワールドカップ前後での手の平を返したような姿勢と同じものを感じた。

アメリカではよく芸能人やスポーツ選手が悪さをすると長期間のボランティア活動をさせ、復帰への道を与えている。

琴光喜関にも1年間位ボランティア活動をさせ、立派にやり遂げたら、幕下付き出しから、復帰させてはどうだろうか。

人は誰でも間違いを犯すし、魔がさすことがある。

イエスも親鸞も悪人への温かい眼差しを持たれておられる。

災い転じて福となす。

琴光喜関の復帰への道を提案したい。