雨の水曜日、午後から出張、千葉の小見川という地にある工場訪問、まあ千葉と言っても茨城と千葉の境で東京駅から鹿島行きの高速バスに揺られること約2時間、ちょっとした小旅行を楽しんできた、今はどこに住んでいるか知らないが、1989年華麗なる母国でのサッカーキャリアの後に来日したサッカーの神様ことジーコも、子供も学業(インターナショナル空くルール)が一番の念頭にあったのであろう世田谷の等々力に住みながら、このバスに乗り鹿島まで通ってきたとのこと、時は流れてそれから15年、くしくもジーコが日本にどっぷりつかった年月とはーげんは今の会社から給料を貰いはじめてからもほぼ同じ年月、その間彼は日本とブラジルを何回往復しながら歳をとってきた。私はーげんも、その間、東京-ジャカルタ東京-ロスアンジェルスを何度となく往復しながら、42の厄年まで愚妻と愚息を食べさせるために、生きてきた。子供の学校のために世界のジーコも揺られた高速バスの中で横浜のはーげんもふとそんなことを考えた小バス出張旅行であった。午後7時無事東京駅到着。