実家でのこと。
夜、父も姉も早く休んでしまったので、それから一仕事。
台所の床下収納を開けて梅干しを出そうとしました。
ひとりでテーブルやいすを動かしてそれから開けようとしたのですが
びくともせず(><)
態勢を変えて力を込めて引っ張ったら少し開いたのですが
それと同時に隙間に積もっていた沢山のゴミが
バラバラバラーーッ!と中に落ち込んでしまいました。
中にもう一重、プラスチックの蓋がしてあって良かった。
でも、夜中に掃除機をかけるわけにも行かず
雑巾でシコシコと拭きながら取り除きました。
これ、かなりの労力(ーー;)
持ち上げて、蓋をとってみると、平成14年から21年までの大梅、中梅、小梅が混ざっていました。
小さい方の甕には平成22年と書いてありました。
それが母が梅干しを付けた最後の年でした。
私も持って帰る分を取りわけ、実家よ用に容器にふたつ移しました。
残りがこれだけ
これが無くなったら小さい方を開けます。
残り少なくなりましたが、長い間楽しませてもらいました。
やっぱり買ったものより数段美味しいです(^◇^)
ずっと慣れ親しんだ味を追い求めてしまうと言うか・・・
お母様が最後に作った梅干しは、中々手が付けられないかも知れませんね。
そして、一段と味わい深いことでしょう。
私は毎年、友達がお父様伝授で浸けた梅干しを戴いています。
そのお父様は今はもう居ないのですが、ハチミツ入りの格別な梅干しを食べる時、優しいお顔が浮かんできます。
慣れ親しんだ味・・・本当にこれを追い求めているのでしょう。作った人の顔が浮かぶ味ですね。きっと愛情がいっぱい詰まっているから美味しいのでしょう。
お友達のお父様伝授ですか?!何か秘伝があるのかもしいれないですね。素敵です☆