新型コロナになってからは、夫の散髪も 毛染めも私がしている。バリカンを購入し、切り方はネットで
調べた。後頭部は１５～１２ｍｍ 耳のまわりは９～６ｍｍ もみあげは４～３ｍｍと刃の長さを変えて
刈る。春の頃は、とても下手だったが、この頃は大分ましになった。
私の毛染めは夫にしてもらうが、カットは出来ないので、美容院に行く。
先週 出かけて親しい店長さんと雑談をしていた。長女も美容師で その親友が味覚・臭覚がおかしくなり
PCR検査をしたら、陽性で１４日間隔離された。いつも一緒の長女も念のため自費検査したら、すでに
感染していて抗体が出来ていたとの事。
店長は「今年から一人暮らしさせていたが、同居していたら 私もおばあちゃんも感染して、重症化して
いたかも・・・」と言った。店長はひどいアトピーで常に鼻づまり状態である。
若い人は感染しても軽いので、どんどんまわりに うつしてしまう。
毎年 正月には息子一家・娘一家と私達が集まって、朝 挨拶し雑煮とお節料理を食べる。
昼間は、初詣に揃っていく。夜は１月生まれの孫２人の為に、誕生日会をする。
ケーキにろうそくを立て、クラッカーを鳴らして祝うのだが、コロナ第３波拡大のため、今度の
正月はやめようと思う。
息子は医療関係の仕事だし、若者はかかっても軽くすむが、高齢者には危険すぎる。
「おせちは３段重をすでに注文してしまったが、それぞれの家に１段ずつ渡そうと思う」と
私が言うと、夫は「じゃあ おでんを大鍋一杯作って、それぞれに持たせるか。」と言った。
おでんは夫が２日がかりで作る得意料理だ。
コロナのせいで、すべてが変わってしまう！
去年まで 頻繁に旅行に行っていたので、GOTOトラベル事業が行われてからは、阪急交通社から
どんどん立派なパンフレットが送られてくる。
旅行代金から旅行代金への給付金がひかれ、更に地域共通クーポンまでつくので、とてもお得だが
全く行く気はない。
バスなど密閉しているし、宿の寝具もこわい。
先日 夜中に咳が止まらなくなって眼が覚めた。喉も痛い。「これだけ 用心しているのに、何処で
感染したのか！」「夫にうつしたら如何しよう！」「もし感染していたら、保健所の指定する病院まで
行かねばならないが、子供には頼めないし！」・・・等いろいろ考えてあせった。
すぐ 風邪薬を飲んだら、朝には治まっていたので、ほっとしたが・・・
寒くなり、気をゆるめたら大変な事になると危惧していたが、案の定その通りになってきた。
親友が財産の管理を弁護士に任せることにしたので、今まで預かっていた通帳などを持って
１１月６日（金）に入居している介護付き老人ホームへ行った。担当弁護士も来たので、
「依頼人から委託されていた金を弁護士が盗んだ」という新聞記事を持参して見せた。
「依頼人のお金はどうなりますか？」と聞くと、盗んだ弁護士に請求する事になるというが、本人は
返せないだろうし・・・・
近年 そういった事件が多発するので、大阪弁護士会は保険をつくったという。但し満額は
返金されないが、 ある程度保障されるという。
友人の入居している介護付き老人ホームは大手証券会社が経営し、駅に直結して一階には
診療所や店もあるし、リハビルもしてくれるが、ただ食事が美味くない・・・という。
動けないで入居している者にとっては、食事は唯一の楽しみなのに・・・
友人は「食べないと身体が弱るので、薬だと思って 無理に食べている。」と言った。
高い入居費用を払っていても、満足いく施設は、なかなか なさそう・・・