注)これは私が由紀子の事を理解するために
勉強をしています。
私は専門家ではありませんので
間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上、お読みください。
前回は由紀子の強度行動障害のバックにある
自閉症についてかきました。
その事を踏まえて・・・
テキストには
どうして知的障害を伴う自閉症の人は強度行動障害に
なりやすいのかについて書いてありました。
「行動障害が重篤化するプロセス」
人は環境の中で生活をしています。
その環境は刺激や情報がいっぱいです。
・建物や室内の物品
・支援者・家族・その他の人の存在
・直接的な声掛け
・人の動き
・音・明るさ・匂い
等々
私たちは、
必要な情報や刺激だけを拾って
後は受け流して生活をしています。
でも、由紀子たちは
刺激や情報が偏ったり、分かりにくかったり
独特な形で入って来てしまいます。
それは、「分からない」の積み重ねです。
その上、音・光・触覚・温度差などの感覚の過敏さで
強い不快感を覚えたり、
睡眠障害があったりして、生活のリズムが崩れることもあります。
これが「受容の困難さ」です。
そして、重度の知的障害のある自閉症者は
そのような「分からない」の不安や不快感を
周りの人に伝える為の手段を十分には持っていません。
コミュニケーションが上手くとれないことで
不安や不快感・要求を「伝えられない」という
ストレスが積み重なっていきます。
これが「表出の困難さ」です。
受容と表出のストレスの積み重ねの結果
人や場所に対する嫌悪感・不信感が生まれることになります。
ここに書いたすべての事が
由紀子にぴったり当てはまってしまいます。
Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll) ガビーン
毎日、分からない事の連続で混乱して
感覚過敏で音に苦しめられ、
不眠で眠れない夜に苦しんで・・・
それを周りに伝えるすべもなく
一人で抱え込んで・・・
最後に爆発してしまったんですねぇ~!
そうだろうと、思っていましたが
こうして、はっきりと文字にされると
思春期のあの嵐のような日々が思い出されて
胸が苦しくなります。
そして、なぜ「強度行動障害になるのか?」のまとめとして
素晴らしい言葉が書いてありました。
強度行動障害は、
①障害特性を背景として本人と環境(人的な環境を含む)との
相互作用の結果として生まれるものであり、
②周囲を「困らせる」行動ではなく、
本人が「困っている」ことのサインであると捉えるべきものなのです。
私はいつも日記に
「暴れている由紀子が一番つらいんだ!」と書いていましたが
本当は、つらいを通り越して
「助けて欲しい!」という叫びだったんですねぇ~!
思春期に網膜剥離を起こしてしまう程
頭を叩き続けた由紀子。
あの嵐の中で、あの叫びを
もっとしっかり受け止めてやればよかったと
思います。
その思春期についてですが
強度行動障害の人の親へのアンケートの結果
大変だった時期は
特別支援学校中学部の頃から数が急激に増加し
小学部(小学校)の時期の3倍以上になり
高等部になると5倍以上に増えるそうです。
こうしたデータからも、
最初から強度行動障害であったわけではなく、
環境の中で状態が悪化し、強度行動障害
として出てくることが裏づけられています。
とテキストには書いてありました。
その時期は、まさに思春期ですね?!
由紀子は23歳になった今
以前よりも落ち着いてきました。
思春期を抜けたせいなのかもしれないと
思っているのですが・・・
本当に落ち着いたのかどうかは、
また時間が過ぎてみないと
本当はどうだったか分かりませんが
そうであって欲しいと、願う母であります。(笑)
次回からは「強度行動障害への支援」という
項目に入ります。
また、私の勉強にお付き合いくださるとうれしいです。
こちらのサイトを参考にさせていただいています。
その他にも過去に参加した学習会の資料や
自分でメモしたものから引用したりしています。
=END=
勉強をしています。
私は専門家ではありませんので
間違った解釈をしている場合があります。
ご理解の上、お読みください。
前回は由紀子の強度行動障害のバックにある
自閉症についてかきました。
その事を踏まえて・・・
テキストには
どうして知的障害を伴う自閉症の人は強度行動障害に
なりやすいのかについて書いてありました。
「行動障害が重篤化するプロセス」
人は環境の中で生活をしています。
その環境は刺激や情報がいっぱいです。
・建物や室内の物品
・支援者・家族・その他の人の存在
・直接的な声掛け
・人の動き
・音・明るさ・匂い
等々
私たちは、
必要な情報や刺激だけを拾って
後は受け流して生活をしています。
でも、由紀子たちは
刺激や情報が偏ったり、分かりにくかったり
独特な形で入って来てしまいます。
それは、「分からない」の積み重ねです。
その上、音・光・触覚・温度差などの感覚の過敏さで
強い不快感を覚えたり、
睡眠障害があったりして、生活のリズムが崩れることもあります。
これが「受容の困難さ」です。
そして、重度の知的障害のある自閉症者は
そのような「分からない」の不安や不快感を
周りの人に伝える為の手段を十分には持っていません。
コミュニケーションが上手くとれないことで
不安や不快感・要求を「伝えられない」という
ストレスが積み重なっていきます。
これが「表出の困難さ」です。
受容と表出のストレスの積み重ねの結果
人や場所に対する嫌悪感・不信感が生まれることになります。
ここに書いたすべての事が
由紀子にぴったり当てはまってしまいます。
Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll) ガビーン
毎日、分からない事の連続で混乱して
感覚過敏で音に苦しめられ、
不眠で眠れない夜に苦しんで・・・
それを周りに伝えるすべもなく
一人で抱え込んで・・・
最後に爆発してしまったんですねぇ~!
そうだろうと、思っていましたが
こうして、はっきりと文字にされると
思春期のあの嵐のような日々が思い出されて
胸が苦しくなります。
そして、なぜ「強度行動障害になるのか?」のまとめとして
素晴らしい言葉が書いてありました。
強度行動障害は、
①障害特性を背景として本人と環境(人的な環境を含む)との
相互作用の結果として生まれるものであり、
②周囲を「困らせる」行動ではなく、
本人が「困っている」ことのサインであると捉えるべきものなのです。
私はいつも日記に
「暴れている由紀子が一番つらいんだ!」と書いていましたが
本当は、つらいを通り越して
「助けて欲しい!」という叫びだったんですねぇ~!
思春期に網膜剥離を起こしてしまう程
頭を叩き続けた由紀子。
あの嵐の中で、あの叫びを
もっとしっかり受け止めてやればよかったと
思います。
その思春期についてですが
強度行動障害の人の親へのアンケートの結果
大変だった時期は
特別支援学校中学部の頃から数が急激に増加し
小学部(小学校)の時期の3倍以上になり
高等部になると5倍以上に増えるそうです。
こうしたデータからも、
最初から強度行動障害であったわけではなく、
環境の中で状態が悪化し、強度行動障害
として出てくることが裏づけられています。
とテキストには書いてありました。
その時期は、まさに思春期ですね?!
由紀子は23歳になった今
以前よりも落ち着いてきました。
思春期を抜けたせいなのかもしれないと
思っているのですが・・・
本当に落ち着いたのかどうかは、
また時間が過ぎてみないと
本当はどうだったか分かりませんが
そうであって欲しいと、願う母であります。(笑)
次回からは「強度行動障害への支援」という
項目に入ります。
また、私の勉強にお付き合いくださるとうれしいです。
こちらのサイトを参考にさせていただいています。
その他にも過去に参加した学習会の資料や
自分でメモしたものから引用したりしています。
=END=
理解しているつもりでも
こうして文字にしてくださると再認識できて
助かります!
うちの息子は年々手に負えなくなる感じ
いつか終わりが来るのかしら(^-^;
穏やかに暮らせる日を夢見ています
由紀子が今落ち着いてきているのは
やはりデイの支援のおかげだと思っています。
しずくさんの所は新しい施設はどうですか?
うまくいくといいですね?!