野球では1試合に3回、チャンス(ピンチ)があるといいます。
タイガースにとってやはり3回、チャンスは訪れました。
回数でいうと、1回、6回、8回です。(4回もそうかな?)
ことごとく、得点できなかったわけですが、
特に初回の無得点が残念でなりません。
ここまで4回登板して、全て勝利投手という山中投手に、
先制することで、優位に立てることは、誰の目から見ても明らかなことです。
一方、タイガースの岩崎投手はいまだ「勝ち」がない投手です。
つまり普段でもそうですが、この試合の先制点は、仮に1点でも大きなものです。
昨夜書いた『懸案事項』の問題がそのまま出ましたね。
4打席1安打1四球ですから.333ということで打率は上昇ですが、
得点圏打率は下がりました。(.184)
「傾向」がハッキリ出ているのだから「対策」はとらなければなりません。
タイガースには『赤本』はないのか?
第一打席はまるでバンカーショットのように、インローの難しい球を打ち返してセンターフライ。
打てる球が来なかったのではなく、
四球(マートン選手)の後の初球を、ミスショットしたということです。
第2打席は、先頭打者として、2ベースを放っています。
この打撃は、第一打席とは違ってバットのヘッドが立ったすばらしい打撃でした。
切れずにレフト線に飛んでいった「技あり」の一打です。
でもね・・・・
6番は、打率よりも打点・・・・勝負強さが求められているのであって、
続く江越選手だけにしか期待が持てないわけで・・・・
ファン感情として、「最初に打たんか!」となってしまいます。
『野球は失敗のスポーツ』です。
3割打てれば、一流選手です。
いつもいつも、打てるわけはありません。
しかし、「適材適所」ではありません。
低い確率をそれ以上、下げる必要などありません。
もう一人、気になる打者が鳥谷選手です。
かなり疲れてるのか、振れていません。
完全に差し込まれる打席が、非常に目立つようにになってきました。
ちょっと心配です。
マートン選手のイライラも、何とかなりませんかね・・・・
最終打席の最後のカーブ・・・・ストライクです。
最後に、岩崎投手について・・・・
彼に対しては、「3巡目の壁」として、ここをどう乗り越えるか?
と言われていますが・・・・・・・・
この試合、3巡目は7回の表ですよね。
前回は、勝利投手の権利を獲得する直前に捕まりました。
よく投げたのですよ。
この試合、3巡目の壁を破れずに降板したとは考えていません。
同じ投手に対し、まったく打てなかった打線、
援護してやれなかった打線にその関・・・・いや「責」があると思います。
特に、失点した裏ですが、代打攻勢をかけて6球でチェンジって・・・・
そりゃないですよ!
アンダースローに、左の代打がいない。
坂選手はいるが、この後の守備で必要かも知れず、起用できないジレンマ。
2点差でなぜ新井選手が代打の一番手なのか?
1点差ならわかりますが、2点差なら順番は普通、逆じゃないですか?
岩崎投手は6回、2安打無四球。
6回裏のチャンスで先制できなかった次の回、打たれたわけで、
先制を許したのは、半分は流れというのは、いいすぎかな?
ただし、配球的にあそこはスライダーだったのかな?
外角のチェンジアップが普通の選択ではないでしょうか?
マートン選手の守備位置、肩を考えれば、今成選手がカットに入る・・・・
あるいはフェイクしないといけません。
畠山選手を2塁に進塁させたのは、今成選手のミスです。
高代コーチも、指導をして欲しいと思います。
まぁ、してくれていると信じますが。
それと、続く雄平選手の3塁打。
これは完全に余計な失点です。
これも甘く入ったスライダーでした。
岩崎投手の課題は、「3巡目」ではなく、「気持ちの切り替え」だと私は思います。
首脳陣に対し・・・・
今夜のピッチングは結果より、内容を吟味して頂きたいと思います。
反省点は多いと思いますが、決して悲観する投球ではなかったと私は思います。
両外国人が打てなければ、その他の選手がカバーする。
本来、そうであってほしいものです。
ヒーローインタビューのメンツが、同じ選手が多いということは、
その選手が不調になったとき、負けが先行するということです。
「日替わりヒーロー」
これが理想の展開です。
今年も、夏のロードが始まります。
最低でも5割がノルマ・・・・・かな?
月曜以外は休みなしですが、このロードは打線の奮起に期待したいと思います。
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