ボケの花
LGBTという言葉が流行っている。
意味するものは、L=レズビアン（女性同性愛者）、G＝ゲイ（男性同性愛者）、B＝バイセクシュアル（両性愛者）、T＝トランスジェンダー（生まれた時に割り当てられた性別にとらわれない性別のあり方を持つ人）などの総称だそうだ。
具体的にどんな人なのか、わたしの周辺には見当たらない。たとえば、韓国の若手歌手とか、桑田投手の息子などのことなのだろうか。ネット上では、銭湯で女湯にはいるかどうか、トイレはどうするか、など話題になっている。
私は、そうした性的少数者について考えたこともないが、これは特殊な性の問題ではなく、一種の若者風俗ではないか、と思うことがある。
先日、レントランに行ったら大学生のクラブコンパのような会に出会した。コロナが収束気味とはいえ、大声は憚れる状況だが、彼らは高笑い、大声で喋ること厭わない。それ以上に気になったのは、男性の雰囲気。髪を染め、前髪をたらし、首が出るトレーナーなどを着て、色白く、すごく女っぽいのである。いわばLGBTを競い合っているかのような雰囲気。これが今の風俗の先端なのではないだろうか。
性的少数者を救済する法律の運動があるが、それは現在の性風俗に乗ったネット上の動きであり、社会問題の本質からは相当に隔たっている動きだと思う。こんなことで法律が改正されたら、後代の恥である。【彬】
