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87式対戦車誘導弾 /陸上自衛隊

2014-06-14 03:21:21 | 自衛隊/車両/その他

87式対戦車誘導弾、型式名ATM-3は、陸上自衛隊で使用されている、第2.5世代の対戦車ミサイルです。

64式対戦車誘導弾の後継で、国産初のレーザー誘導方式を採用しています。防衛省は通称を「中MAT」、広報活動に使用する愛称を「タンクバスター」とし、隊員間では中MATの他に87ATMとも通称されています。

64式対戦車誘導弾(MAT)の後継として開発された国産の対戦車ミサイルで、1979年から川崎重工業による開発が始まり、1987年に制式化され、全国の普通科連隊の対戦車隊などに配備されています。


システム構成は発射機とレーザー照射機からなっており、ミサイルは発射筒に入れられている。セミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)誘導方式の採用により誘導用ワイヤーが無くなったことで飛翔速度が速くなったほか、200メートル以内なら発射機とレーザー照射機を分散配置して射手の安全性を向上させられる。

発射機は73式小型トラックに搭載し使用される。


64式対戦車誘導弾に比べ小型軽量化され、ミサイル本体重量は12kgとなっている。このため、隊員による携帯が可能で、三脚架のほか、肩に担いで撃つこともできる。なお、ミサイル6発携行時のシステム重量は140kg。


平成17年度からの中期防衛力整備計画(平成17年度~21年度)において、平成18年度をもって発射機の新規調達が終了した。

87式対戦車誘導弾(中MAT)および79式対舟艇対戦車誘導弾(重MAT)の後継として、高機動車の車体をベースに荷台部分へ発射機を搭載する中距離多目的誘導弾の開発が進められ、平成21年度から調達を開始しています。


設計 陸上自衛隊研究本部
製造 川崎重工業・三菱自動車工業
性能諸元
ミサイル直径 110mm
ミサイル全長 約1,000mm
ミサイル重量 約12kg
射程 約2,000m
誘導方式 セミアクティブ・レーザー・ホーミング(SALH)
飛翔速度 データなし


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