観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

東城駅 芸備線

2011-07-10 10:38:46 | JR西日本 芸備線 / 可部線

東城の街の玄関口、芸備線の駅である、東城駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)野馳駅との間に岡山県と広島県との県境が走り、旅客流動もここを境に分かれています。

駅舎は、芸備線開業時のままの構造となっていますが、平成になって駅員の常駐が廃止され簡易委託駅となった後、旧東城町が屋根・外壁の補修や内部の改装しました。駅舎内は切符売り場・乗客待合室の部分と今は塾の教室として貸し出されている旧駅事務室や終着始発の泊まり勤務運転手の休憩室に分かれています。



切符売り場では、駅前でバス停留所をされていた店主が、窓口でのJR・バスの切符の委託販売とともに、駅の売店として新聞やお菓子などの販売もされています。
 サッシで区切られた乗客待合室にはエアコンもあり、暑さ・寒さをしのげるようになっています。

 

 

新見駅発の芸備線のうち、半分はここで折り返します。ここから備後落合方面へ向かう列車は1日に3往復のみであり(いずれも新見駅からの直通)、全国でも有数の閑散路線となっています。 貨物列車が芸備線を運行していた頃には、駅舎向かいのホームのさらに向こう側や駅舎の北側などにも引き込み線が何本も用意され、材木などの産品の貨車への積み込みが行われていました。また、保線区の大きな建物も建っていました。
 今ではそれらの引き込み線も撤去され、保線区の建物も無くなり、冬の除雪車を兼ねた保線作業車の車庫と作業員休憩所、信号・ポイント制御と停電時の自家発電のための建物だけが残っています。

元々は相対式ホーム2面2線を有する駅であり、駅舎側のホームが2番線、向かい側のホームが1番線と、一般的な付け方とは逆に番線番号が付けられていたが、旧1番線への跨線橋は老朽化に伴い使用できなくなっており、立ち入ることができない。そのため現在は、片面ホーム1面1線のみで運用され、備後落合方面・新見方面とも2番線に停車する。ただし、使われなくなった1番線は現在も場内・出発信号機が残っているため上り本線として扱われており、上り列車は下り本線(2番線)に逆線停車する扱いとなっている。なお、夜間時間帯には1本列車が留置される。

新見駅管理の簡易委託駅として窓口では朝から日中にかけて(休日は朝のみ)、携帯車発機による乗車券を販売している。

急行列車が運転されていた時期は、急行列車も停車しており、ホームには1972年から(昭和55年)まで運行された急行「やまのゆ」の号車案内がいまだに残っている。

跨線橋も老朽化により閉鎖されており、たくさんの乗客が行き来したのも今は昔といった感じです。
 鉄道よりもバスの発着のほうが賑やかで、広島方面へ向かう高速バス(後述)は1日10往復(うち、1往復は三次止まり)運行されているほか、福山方面、庄原市東城地区内を走る路線バスも運行されています。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 備後西城駅 芸備線 | トップ | 備後八幡駅 芸備線 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿