観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

西明石駅 JR西日本

2014-05-22 08:56:35 | 瀬戸内海 山陽本線・JR神戸線

西明石駅は、兵庫県明石市小久保二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅です。山陽新幹線と、在来線の山陽本線との接続駅です。在来線はアーバンネットワークエリア内であり、「JR神戸線」の路線愛称設定区間に含まれています。また在来線駅はICOCAの利用エリアに含まれています。新幹線はICOCAなどのIC乗車券には対応していません。

新幹線ホームと在来線ホームが大きく離れており、両者を結ぶ跨線橋(在来線の姫路寄り)は公道を渡る形です。この跨線橋は駅南側につながっていないため、駅南側から新幹線に乗る利用客は在来線ホームを経由することになります。2005年に西口コンコースのリニューアル工事が実施された結果、コンコースの面積は減少しました。駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として明石市内の山陽本線の駅である朝霧駅・明石駅・大久保駅・魚住駅の4駅を管轄しています。

ホーム
新幹線ホームは相対式2面2線で間に通過線が2本設けられた高架駅になっています。在来線ホームは橋上駅舎を持つ島式3面6線の地平ホームとなっています。
在来線 
西明石駅 在来線プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 ■JR神戸線 上り(列車線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 新快速(快速の一部も使用)
2 ■JR神戸線 下り(列車線) 加古川・姫路方面 新快速(普通の一部も使用)
3 ■JR神戸線 上り(電車線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 快速(普通の一部も使用)
4 ■JR神戸線 上り(電車線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 普通
5 ■JR神戸線 上り(電車線) 三ノ宮・尼崎・大阪方面 普通
         下り(電車線) 加古川・姫路方面 普通の一部
6 ■JR神戸線 下り(電車線) 加古川・姫路方面 普通


在来線構内
4番のりばは姫路方面への発車にも対応しています。以前は平日ダイヤの朝ラッシュ時に4番のりばから姫路方面の旅客列車が発車していたことがありました。
1・2番のりばには客扱終了合図機が設置されており(1番のりばと2番のりばで音程は異なり、2番のりばのほうが低い。また、2002年までは2番のりばのベルの音は全く異なっていた)、ホームに立っている係員が所持するマイクのスイッチで操作します。3番線でも10両編成の列車に限り、車掌が確認するモニター(別名ITV)がないため、ホームに立っている係員が、西階段付近にあるスイッチ操作で客扱終了合図機を鳴動させます。過去には姫路方面の快速電車で当駅で分割・併合を行う列車が存在しました。列車線の線路には、東側に待避線があり、貨物列車が新快速や特急の待ち合わせを行います。新幹線接続駅ですが、特急は停車しません。駅から草津駅までは日本最長の複々線区間です。

ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり新快速・快速・普通とも4本が停車します。普通電車は複々線区間が当駅までという関係上大半が当駅で折り返す。そのため、当駅以西は快速が「普通」として運転され、三ノ宮・大阪方面の快速列車は当駅で種別幕が「普通」から「快速」に変わるが、実質的には一つ前の明石駅から各駅停車区間が始まっているため、加古川・姫路方面の快速列車は明石駅で種別幕が「快速」から「普通」に変わる(2008年3月14日までは当駅ではなく明石駅が快速運転西端とされていた)。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速・快速(列車線走行)が8分間隔、電車線走行の普通が4分間隔で発車いたします。夕方ラッシュ時は新快速が7分半間隔、列車線の普通が2本、当駅止まりの普通が8本停車。列車線と電車線では快速列車の停車駅が異なる。列車線ホームから発車する快速列車は明石駅 - 兵庫駅間がノンストップとなるが、電車線ホームから発車する快速列車の場合は途中の舞子駅・垂水駅・須磨駅に停車する。
平日の9時台と毎日深夜1時台に2本、当駅止まりの新快速があるが、前者は2番のりばから車庫に入れることができないため大久保駅まで回送運転する。2009年3月13日までは当駅止まりの快速が設定されており、2004年10月15日までは朝にも設定がありました。また、1991年3月15日までは日中にも当駅折り返しの快速が設定されていました。西明石駅の終電の到着は1時36分で、JR西日本では最も遅く、全国的に見ても高尾駅・高崎駅に次いで遅い。魚住駅・大久保駅・明石駅・朝霧駅に対する管理駅です。東海道本線(琵琶湖線)草津駅から続く日本最長の複々線区間の終端です。構内西側で列車線(山側)に線路が収束し複線となって西に向かう構造で、大阪方面の快速電車と各駅停車が電車線(海側)に入る際には下り列車線上を横断しなければならない(平面交差)ため、信号待ちとなる場面が多く、ダイヤ作成の際にネックとなっています。
京阪神エリアの電車特定区間の最西端の駅です。
神戸ルミナリエ・加古川祭りなどのイベントが開催される時は、西明石駅を始発・終着とする臨時列車が多数運転されることがあります。
優等列車関連では、臨時急行の「シュプール号」が停車していたほか、特急「白馬アルプス」の終着駅でもありました。
神戸市西区役所の最寄駅は西神中央駅ではなく西明石駅です。

待合室
在来線各ホームには待合室が1か所ずつ計3か所設置されています。座席は各待合室に8席あり、そのうちの西側2席は車椅子利用者のために折り畳み式の構造となっている。また、新幹線各ホームにも待合室が設置されており、こちらの座席には簡単なクッションもついています。いずれも冷暖房(家庭用エアコン)が完備されています。

1930年(昭和5年)3月25日 - 国有鉄道の「明石操車場」として開設。
1944年(昭和19年)
4月1日 - 駅に格上げ、「西明石駅」となる。当時は川崎航空機社員専用として現在より東に駅舎があった。旅客営業のみ。
8月26日 - 貨物の取扱を開始。
1946年(昭和21年)4月1日 - 一般旅客用の駅として開業。
1961年(昭和36年)6月15日 - 橋上化の新駅舎開業、現在地に移転。
1972年(昭和47年)3月15日 - 山陽新幹線の新大阪駅 - 岡山駅間開業により、新幹線の駅が開業。
1984年(昭和59年)
2月1日 - 貨物の取扱を廃止。業務は神戸港駅へ移管。有蓋車用貨物ホームが設置され、貨物の積み下ろしを行っていた。跡地は和坂2丁目交差点付近。
10月19日 - 西明石駅列車脱線事故が発生。
1986年(昭和61年)11月1日 - すべての新快速が停車するようになる(以前は当駅折り返しを除き通過していた)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1995年(平成7年)
1月17日 - 阪神・淡路大震災により営業休止。
1月23日 - 在来線が営業再開。
4月8日 - 山陽新幹線が営業再開。
2000年(平成12年)3月11日 - 当駅停車のひかりを1時間間隔に増発。(こだまの削減に伴う本数補充のため)
2001年(平成13年) - 西口コンコおよび新幹線ホームにエレベーター設置。
2002年(平成14年) - 運行管理システム(PIC)導入、電光掲示板設置。
2003年(平成15年)
8月30日 - 西口跨線橋と在来線ホームを結ぶエレベーターを各ホームに設置。
11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
2004年(平成16年) - 西口コンコース改良工事によりスロープ設置、トイレリニューアル。
2005年(平成17年)2月22日 - 山陽新幹線に地元自治体などの負担で自動改札機導入。
2006年(平成18年) - 東口北出口、南出口にそれぞれエレベーター設置。また南出口エレベーター横にトイレ新設。
2008年(平成20年)3月15日 - 早朝に当駅を始発とする「のぞみ60号」(現・「のぞみ100号」)東京行きが設定される。在来線各ホームに待合室設置。
2010年(平成22年)1月1日 - 無料駐輪場全面廃止、すべて有料になる。
2012年(平成24年)3月17日 - 下りに「のぞみ129号」岡山行きが設定される。(新規停車)

電報略号 ニア
駅構造 高架駅(新幹線)
地上駅(橋上駅)(在来線)
ホーム 2面2線(新幹線)
3面6線(在来線)
乗車人員
-統計年度- 30,441人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1944年(昭和19年)4月1日*
乗入路線 2 路線
所属路線 ■山陽新幹線
キロ程 59.7km(新大阪起点)
東京から612.3km
◄新神戸 (22.8km)(32.0km) 姫路►
所属路線 ■山陽本線(JR神戸線)
キロ程 22.8km(神戸起点)
大阪から55.9km
◄明石** (3.4km)(2.8km) 大久保►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
* 1946年までは川崎航空機社員専用駅
** 当駅から山陽本線(明石・神戸方)は複々線


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