心と身体がよろこぶ“気功養生”

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二十四節気・春分

2013-03-18 04:02:06 | 季節の話(二十四節気他)

3月20日は「春分」(しゅんぶん)です。

 

以前にも書きましたが、国民の祝日である「春分の日」は、祝日法第2条で

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている日なのだそうです。

 

 

 

 いつものように二十四節気養生さまより

 3月21日是二十四节气中的春分。“春分者,阴阳相半也。故昼夜均而寒暑平”。一个“分”字道出了昼夜、寒暑的界限。这时太阳黄经为0度,太阳的位置在赤道上方。农历书中记载“斗指壬为春分,约行周天,南北两半球昼夜均分,又当春之半,故名为春分。”
春分日是春季九十天的中分点,南北半球昼夜相等。从这 一天起,太阳直射位置渐向北移,南北半球昼夜长短也随之而变,北半球昼长夜短,南半球与之相反。春分一到,雨水明显多,我国平均地温已稳定通过10度,这是气候学上所定义的春季温度。而春分节气后,气候温和,雨水充沛,阳光明媚,我国大部分地区的越冬作物进入春季生长阶段,此时也是早稻的播种期。各地农谚对春分有不同的说法:山东有谚语“春分日植树木,是日晴,则万物不成”;湖北有“春分有雨家家忙,先种瓜豆后插秧”;广东有谚语“春分在前,斗米斗钱”。

  欧阳修对春分也曾有过一段精彩的描述:“南园春半踏青时,风和闻马嘶,青梅如豆柳如眉,日长蝴蝶飞。”无论南方北方,春分节气都是春意融融的大好时节,我国的台湾省更是兰花盛开的时候。

  由于春分节气平分了昼夜、寒暑,人们在保健养生时应注意保持人体的阴阳平衡状态。斯大林有言:“物体相对静止的可能性,暂时平衡的可能性,是物质分化的根本条件,因而也是生命的根本条件”。我们为了求得这种“暂时平衡状态”的“生命的根本条件”,对保持人体的阴阳平衡就成为养生的一条重要法则,这一法则无论在精神、饮食、起居等方面的调摄上,还是在自我保健和药物的使用上都是至关重要的。我们在养生中如何运用阴阳平衡规律,协调机体功能,达到机体内外的平衡状态,使人体这一有机的整体始终保持一种相对平静、平衡的状态是养生保健的根本。

  《素问·至真要大论》:“谨察阴阳所在而调之,以平为期”。是说人体应该根据不同时期的阴阳状况,使“内在运动”也就是脏腑、气血、精气的生理运动,与“外在运动”即脑力、体力和体育运动和谐一致,保持“供销”关系的平衡。避免不适当运动的出现而破坏人体内外环境的平衡,加速人体某些器官的损伤和生理功能的失调,进而引起疾病的发生,缩短人的生命。现代医学研究证明:人的生命在活动过程中,由于新陈代谢的不协调,可导致体内某些元素的不平衡状态的出现,即有些元素的积累超量,有些元素的含量不足致使早衰和疾病的发生。而一些非感染性疾病都与人体元素平衡失调有关。如当前在世界上危害人类健康最大的心血管病和癌症的产生,都与体内物质交换平衡失调密切相关,究其原因,无一不是阴阳失调之故。平衡保健理论研究认为,在人生不同的年龄段里,根据不同的生理特点,调整相应的饮食结构,补充必要的微量元素,维持体内各种元素的平衡,将会有益于我们人类健康。

  《素问·骨空论》:“调其阴阳,不足则补,有余则泻”。传统饮食养生与中医治疗均可概括为补虚、泻实两方面。如益气、养血、滋阴、助阳、填精、生津为补虚;解表、清热、利水、泻下、祛寒、去风、燥湿等方面则可视为泻实。中医养生实践证明,无论补或泻,都应坚持调整阴阳,以平为期的原则,科学地进行饮食保健,才能有效地防治很多非感染性疾病。

  从立春节气到清明节气前后是草木生长萌芽期,人体血液也正处于旺盛时期,激素水平也处于相对高峰期,此时易发常见的非感染性疾病有高血压、月经失调、痔疮及过敏性疾病等。在此节气的饮食调养,应当根据自己的实际情况选择能够保持机体功能协调平衡的膳食,禁忌偏热、偏寒、偏升、偏降的饮食误区,如在烹调鱼、虾、蟹等寒性食物时,其原则必佐以葱、姜、酒、醋类温性调料,以防止本菜肴性寒偏凉,食后有损脾胃而引起脘腹不舒之弊;又如在食用韭菜、大蒜、木瓜等助阳类菜肴时常配以蛋类滋阴之品,以达到阴阳互补之目的。在思想上要保持轻松愉快,乐观向上的精神状态。在起居方面要坚持适当锻炼、定时睡眠、定量用餐,有目的地进行调养,方可达到养生的最佳效果。

 

日本語

3月21日は二十四節気の春分である。「春分なるもの、陰陽半々なり。ゆえに昼夜均しくして寒暖平なり。「分」という字は昼夜、寒暖の境い目を表すものである。この時になると太陽の黄経は0度で、太陽の位置は赤道の上にある。農暦の中で「斗が壬を指すと春分となり、周天を行き、南北2半球の昼夜は均分され、また春の半でもあり、ゆえに春分と言う」ともいわれている。

 春分の節気は昼夜、寒暖を等分しているため、人々は保健・養生の時に人体の陰陽のバランスのとれた状態を保つことに意をくばるべきである。「物体の相対的静止の可能性、一時的均衡の可能性は、物質分化の根本的条件であり、そこで生命の根本的条件でもある」と語った人もいる。わたしたちがこのような「一時的均衡の状態」の「生命の根本的条件」を求めるために、人体の陰陽のバランスを保つことは養生の重要な法則の一つとなり、この法則は精神、飲食、日常生活などの面での保養のみならず、自己保健と薬物使用の面でも極めて重要である。わたしたちは養生の中でどのように陰陽のバランスの法則を運用し、体の機能を調和し、体の内外のバランスの状態をつくり出し、人体という有機的なものに相対的平静、平衡の状態を維持させるということは養生・保健の根本となっている。

 『素問・至真要大論』に「謹んで陰陽の所在を察してそれを調節し、その平衡を期する」と述べられている。人体の異なる時期の陰陽の状況に基づいて、「内在的運動」つまり臓腑、気、血、精気の生理的動きに、「外在的運動」つまり知能、体力、スポーツとバランスがとれるようにして一致させ、「インプットとアウトプット」関係のバランスを保つべきである。適切ではない動きの出現によって体の内外の環境のバランスを破壊し、体の一部の器官の損失と生理機能のアンバランスを加速し、さらに進んで病気の発生のもととなり、人の命を縮めることになる。現代医学の研究が立証しているように、人の命は活動の中で、新陳代謝のアンバランスのため、体内のある元素のアンバランス状態の出現をもたらすことになり、つまり一部の元素の蓄積の量がオーバーとなり、一部の元素の含有量の不足は老衰を早め、病気の発生のもととなる。一部の非感染性の病気は体の元素のアンバランスと関係がある。例えば現在世界で人類の健康に最大の危害を及ぼしている心臓血管の病気とガンの発生は、いずれも体内の物質交換のアンバランスと密接な関係があり、その原因はいずれも陰陽のアンバランスである。平衡保健理論の研究は、人間の異なる年齢層の中で、異なった生理的特徴に基づいて、それ相応的に飲食構造を調整し、必要な微量元素を補充し、体内の各元素のバランスを保ち、その結果、わたしたち人類の健康に役立つことになる。

 『素問・骨空論』に「その陰陽を調節し、不足であれば補し、余りあれば泄する」と述べられている。伝統的な飲食による養生と中医(漢方医)による治療はいずれも虚を補い、実を泄するという二つの面に要約することができる。たとえば気を益し、血を養い、陰を補し、陽を助け、精を補し、唾液の分泌を促進するのは虚を補うことである。発汗させ、熱を下げ、尿をもよおし、泄し、冷えによる病気を治し、かぜを治し、乾燥と湿気などは実を泄するものと見なすことができる。漢方医の養生の実践は証明しているように、補と泄のどこであるかを問わず、陰陽を調整し、バランスを期する原則を堅持し、飲食による保健を科学的におしすすめてこそはじめて多くの非感染性の病気を効果的に予防・治療することができるのである。

 立春から清明までの前後は草と木の生長と芽生えの時期であり、人体の血液も盛んな時期に置かれており、ホルモンのレベルも相対的なピーク期にあり、この時よくかかる非感染性の病気は高血圧、月経不順、痔およびアレルギー性の病気などがある。この節気の飲食の養生は、みずからの実際の状況に基づいて体の機能を保ちバランスを協調させることができる食事を選び、熱すぎる、冷たすぎる、上昇でありすぎる、下降でありすぎる飲食習慣は禁忌とすべきであり、例えば魚、エビ、カニなどの寒の性の食物をつくる時、その原則はネギ、ショウガ、酒、酢などの温の性の調味料を添えて、この料理が性が寒でどうしても涼でありすぎて、食後に脾臓、胃を損なって胃の不快感を覚える弊害を引き起こすことを防止するわけである。たとえばニラ、ニンニク、パパイヤなどのような陽を助ける料理を食べる時にしばしば卵類の陰を補する品を配し、陰陽の相互補完の目的を達成するのである。気持の面でリラックス、愉快、楽観、向上の精神状態を保つべきである。日常生活の面で適切な運動を堅持し、時間通りに眠り、一定量の食事をとり、目的意識をもって養生に努め、最もよい養生の効果に達することができる。


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