心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

芒種(ぼうしゅ)

2013-06-03 08:54:07 | 季節の話(二十四節気他)

6月5日は二十四節気の芒種です。

 

「梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始めます。
かまきりや蛍が現れ始める頃でもあります」
・・・とのこと。

その時期になると見かける昆虫っていますよね。

かまきりや蛍もそうです。

私は自然豊かなところで育ったので、一歩、外に出れば

「夏の夜は蛍!」は当たり前の風景でした。

たっくさんの蛍が舞っているのも決して珍しいことではありませんでした。

そんな場所も・・・

いつの間にか・・・蛍たちは珍しい存在になってしまったようですが・・・

 

現代の環境って・・・

蛍が生きられない環境なの?・・・・という見方をすると・・・

ちょっと残念というか、これっていいのかな?と、考えさせられますね。

 

子供時代に見た、たくさんのそういう風景は、私を育ててくれたと思います。

今でもその風景が目に浮かびますし、

その時の清らかな感覚を蘇らせてくれますから・・・。

これも、実際の体験があったからこそ残っている感覚だと思います。

 

いつものように、二十四節気養生さまより

  芒种,六月五日,太阳黄经为75度。农历书记载:“斗指巳为芒种,此时可种有芒之谷,过此即失效,故名芒种也”。就是说,芒种节气是最适合播种有芒的谷类作物,如晚谷、黍、稷等。芒种也是种植农作物时机的分界点,由于天气炎热,已经进入典型的夏季,农事种作都以这一时节为界,过了这一节气,农作物的成活率就越 来越低。农谚“芒种忙忙种”说的就是这个道理。

  由于我国地域辽阔,同一节气的气候特征也有差异。我国中部的长江中、下游地区,雨量多,气温升高,进入连绵阴雨的梅雨季节,空气十分潮湿,天气异常湿热,各种衣物器具极易发霉,所以,在长江中下游地区把这种天气叫做“黄梅天”。另外,我国的端午节多在芒种日的前后,民间有“未食端午粽,破裘不可送”的说法。此话告诉人们,端午节没过,御寒的衣服不要脱去,以免受寒。在我国的江西省有谚语:“芒种夏至天,走路要人牵;牵的要人拉,拉的要人推。”短短几句话,反应了夏天人们的通病——懒散。其原因是夏季气温升高,空气中的湿度加,体内的汗液无法通畅地发散出来,即热蒸湿动,湿热弥漫空气,人身之所及,呼吸之所受,均不离湿热之气。所以,暑令湿胜必多兼感,使人感到四肢困倦,萎靡不振。因此,在芒种节气里不但要搞好雨期的田间管理,更要注意强体质,避免季节性疾病和传染病的发生,如中暑、腮腺炎、水痘等。

  芒种的养生重点要根据季节的气候特征,在精神调养上应该使自己的精神保持轻松、愉快的状态,恼怒忧郁不可有,这样气机得以宣畅,通泄得以自如。

  起居方面,要晚睡早起,适当地接受阳光照射(避开太阳直射,注意防暑),以顺应阳气的充盛,利于气血的运行,振奋精神。夏日昼长夜短,中午小憩可助恢复疲劳,有利于健康。芒种过后,午时天热,人易汗出,衣衫要勤洗勤换。为避免中暑,芒种后要常洗澡,这样可使皮肤疏松,“阳热”易于发泄。但须注意的一点,在出汗时不要立即洗澡,中国有句老话,“汗出不见湿”,若“汗出见湿,乃生痤疮。”

  这里给朋友们介绍几种药浴的方法,所谓药浴就是在浴水中加入药物的汤液或浸液,或直接用煎好的汤药,以蒸气沐浴方法或熏洗全身或患病局部,达到健身防病的目的。

  药浴的使用方法在我国由来已久。据载,自周朝开始流行就用香汤浴洁身,宋明期间,这种香汤浴传入民间,便出现了专供人们洗芳香浴的“香水行”,逐渐形成了一种习俗。人们择日选用不同的药浴洁身、防病。如春节这天用五香汤沐浴,浴后令人遍体馨香,精神振奋;农历的二月二,古人称之为“中和节”,民间曰为“龙抬头”的这一天,多取枸杞煎汤沐浴,可令人肌肤光泽,不老不病;夏季常用五枝汤洗浴,是为疏风气、驱瘴毒、滋血脉。到了清朝,药浴不仅作为健身益寿的方法,而且广泛用于治疗和康复疾病。

  在药浴的过程中,除了水本身的理化作用(主要是温热作用)外,主要是药物对人体的影响。药物水溶液的有效成分,通过体表和呼吸道粘膜进入体内,根据不同药物的组方,可起到舒通经络、活血化瘀、祛风散寒、清热解毒、祛湿止痒等功效。

  药浴的方法多种多样,常用的浸浴、熏浴、烫敷,作为保健养生则以浸浴为主。

  浸浴的具体方法,以五枝汤(桂枝、槐枝、桃枝、柳枝、麻枝)为例:先将等量药物用纱布包好,加十倍于药物的清水,浸泡20分钟,然后煎煮30分钟,再将药液到入浴水内,即可浸浴。有条件的可每日一次,这种药浴方法适用全身浸浴液亦可用于局部泡洗。

  女性中老年朋友可选择美容护肤方:绿豆、百合、冰片各10克,滑石、白附子、白芷、白檀香、松香各30克研粗末,装纱布袋煎汤浸浴,可使容颜、肌肤白润细腻,体香驱邪。

  饮食调养方面,历代养生家都认为夏三月的饮食宜清补。《吕氏春秋·尽数篇》指出:“凡食无强厚味,无以烈味重酒。”唐朝的孙思邈提倡人们“常宜轻清甜淡之物,大小麦曲,粳米为佳”又说:“善养生者常须少食肉,多食饭”,元代医家朱丹溪的《茹谈论》曰:“少食肉食,多食谷菽菜果,自然冲和之味”。从营养学角度看,饮食清淡在养生中有不可替代的作用,如蔬菜、豆类可为人体提供所必须的糖类、蛋白质、脂肪和矿物质等营养素及大量的维生素,维生素又是人体新陈代谢中不可缺少的,而且可预防疾病、防止衰老。瓜果蔬菜中的维生素C,还是体内氧化还原的重要物质,它能促进细胞对氧的吸收,在细胞间和一些激素的形成中是不可缺少的成分。除此之外,维生素C还能抑制病变,促进抗体的形成,提高机体的抗病能力。对老年朋友来说,多吃瓜果蔬菜,从中摄取的维生素C对血管有一定的修补保养作用,还能把血管壁内沉积的胆固醇转移到肝脏变成胆汁酸,这对预防和治疗动脉硬化也有一定的作用。蔬菜中的纤维素对保持人体大便通畅,减少毒素的吸收以及防止早衰,预防由便秘引起的直肠癌的发生都是至关重要的。

  另外,我们在强调饮食清补的同时,告诫人们食勿过咸、过甜。饮食过咸,体内钠离子过剩,年龄大者,活动量小,会使血压升高,甚者可造成脑血管功能障碍。吃甜食过多,对人体健康也不利,随着年龄的长,体内碳水化合物的代谢能力逐渐降低,宜引起中间产物如蔗糖的积累,而蔗糖可导致高脂血症和高胆固醇症,严重者还可诱发糖尿病。由此可见,饮食是养生防病极其重要的一种手段。因此,在夏季人体新陈代谢旺盛,汗易外泄,耗气伤津之时,宜多吃具有祛暑益气、生津止渴的饮食。老年人因机体功能减退,热天消化液分泌减少,心脑血管不同程度的硬化,饮食宜清补为主,辅以清暑解热护胃益脾和具有降压、降脂的食品。女士在月经期或产后期间,虽天气渐热,也忌食生冷性凉之品以防由此引发其它疾病。

 

日本語

6月5日は芒種であり、太陽の黄経が75度となる日である。旧暦のこよみには「斗が巳を指すと芒種となり、この時は芒(ススキ)のある穀類を栽培することができ、この時を過ぎるともう間に合わず、そのため芒種と呼ばれる」という記載がある。つまり、芒種の節気は芒のある穀類作物、例えばおくての稲、トウモロコシ、キビなどの栽培に最も適している。芒種は農作物栽培の時期的境目でもあり、気候が暑いため、すでに典型的な夏季に入っており、農作物の栽培はこの時を境とし、この節気を過ぎると、農作物の成育率はますます低くなる。農事の諺の「芒種は植付けが忙しい」という言い方はこの道理を表している。

 わが国は地域が広いため、同じ節気の気候の特徴にも違いがある。わが国中部の長江中下流地域は、降雨量が多くなり、気温も高くなり、連綿と続く長雨の梅雨の季節に入っており、空気が非常に湿っぽく、気候は異常に蒸し暑く、さまざまな衣服と身の回り品の器具にはかびが生えやすく、そのため、長江中下流地域ではこのような気候を「つゆ」と言っている。そのほか、わが国の端午の節句はしばしば芒種の日の前後にあたり、民間には「端午のちまきを食べていないならば、毛皮の衣服を贈ってはいけない」という言い方がある。この話は人々に端午の節句を過ごしていないならば、寒さを防ぐ服は脱いではならず、体が冷えないようにしなければならない、というのである。わが国の江西省には「芒種になると夏至となり、道を歩くには引っ張ってくれる人を必要とし、引っ張る人は引く必要があり、引く人を押してあげる必要がある」ということわざがある。このような短い言葉は、夏の人々の共通の悩みであるだるさを物語った。その原因は夏季は気温が高くなり、空気の湿度が大きくなり、汗を発散させるすべがなく、すぐ熱くて蒸し暑くなり、動くと汗が出、蒸し暑さが空気に充満し、人の体や呼吸は皆蒸し暑さを逃れることができない。そのため、暑さは湿気が盛んで風邪を多く兼ね、人びとは手足がだるくて眠気を感じさせ、元気がなくなる。そのため、芒種の節気の中では雨期における農作物の管理をきちんとするだけでなく、更に体を鍛えることにも意をくばり、季節的な病気と伝染病、例えば暑気あたり、耳下腺炎、水痘などの発生を避けなければならない。

 芒種における養生の重点は季節の気候の特徴に基づいて、精神の養生の面で精神的に楽しい状態を維持させるべきであり、怒り、憂鬱はよくなく、そうすれば気血のめぐりをよくし、排泄も順調になる。

 

 日常生活の面では、遅く床につくことと早起きすることを必要とし、日光の照射(太陽の直接照射を避け、暑さを防ぐことに注意する)を適切に受け入れ、陽気の盛んなことに順応し、血気のめぐりに役立つように、精神を奮い立たせるようにしなければならない。夏日は昼が長くて夜が短く、昼ごろに少し休んで疲労の回復を助けることができ、健康に役立つ。芒種のあと、正午の刻は気候が熱く、人は汗がかきやすく、衣服はまめに洗い、着替えるべきである。暑気あたりを免れるため、芒種の後にはよく入浴し、そうすれば皮膚を柔らかくほぐすことができ。「陽の熱さ」が発散しやすくなる。しかし、注意しなければならない点は、汗をかいている時に直ちに入浴してはならず、中国には「汗が出ると湿を見ることはない」、もし「汗をかいて湿を見るならば、できものが生じることになる」という古い言葉がある。

 ここではみなさんにいくつかの薬入りの入浴の方法を紹介する。いわゆる薬入りの風呂は入浴する湯の中に薬物の湯あるいは液体を入れ、あるいは煎じた薬剤を直接使って、蒸気による沐浴の方法で全身を洗うかあるいは患部を洗い、体を丈夫にし病気を予防する目的を達するのである。

 薬入りの風呂はわが国ではながい歴史がある。記載によると、周朝の頃から香湯(香ばしい湯)を使って体を清潔にすることが流行し始め、宋・明の時代に、このような香湯浴が民間に伝わり、もっぱら人々が芳香浴をおこなう「香水行」が現れ、次第に習わしとなった。人々は日を選んで異なった薬入りの風呂で体を清潔にし、病気を予防していた。たとえば旧正月の日は5香湯を使って入浴し、入浴してからは全身が芳香を放ち、元気になる。旧暦2月2日は、古人は「中和節」と称し、民間は「竜が頭をもたげる」という日で、クコを採取して湯に煎じて、それを入れて入浴し、筋肉と皮膚にツヤをもたせることができ、いつも病気を遠ざけることができる。夏季はしばしば5枝湯を使って入浴し、風邪を疎通させ、瘴気の毒を取り除き、血筋を養うのである。清代になると、薬入りの風呂は体を丈夫にし寿命を延ばす方法となったばかりか、病気の治療とリハビリに広く用いられた。

 薬入りの風呂を浴びる過程では、水自体の物理化学作用(主に温熱作用である)を除けば、主に薬物の人体に対する影響である。薬物の水溶液の効果のある成分が、体の表と呼吸器官の粘膜を通じて体内に入り、異なった薬物の処方に基づいて、経絡を疎通させ、血のめぐりをよくし、鬱血を取り去り、風邪を治し、熱を下げ解毒し、湿気をなくし痒みを止めるなどの効き目がある。

 

 薬入りの風呂の入り方はいろいろあり、よく使われているのは浸して入浴し、熱くして入浴し、いぶして浸し、保健の養生のために浸して入浴することを主とする。

 浸して入浴する具体的な方法は、5枝湯(ニッケイの枝、エンジュの枝、モモの枝、ナヤギの枝、アサの枝)を例とし、まず同じ量の薬物をガーゼでよく包み、薬物の10倍の水を加えて、20分間浸して、それから30分間煮て、そして更に薬液を入浴する湯の中に入れ、すぐ浸して入浴する。条件があれば毎日一回入浴することができ、このような薬入りの風呂は全身の入浴に適用し、局部の湯治にも用いることができる。

 中・老年の女性の方々は美容と皮膚の保護の処方を選ぶことができる。リョクトウ、ユリ、竜脳香それぞれ10グラム、滑石、白附子、カラビャクシ、白檀香、松やにそれぞれ30グラムを粗い粉の状態にすりつぶして、ガーゼの袋に詰めて湯を煎じて、浸して入浴し、顔、皮膚が白く、きめ細かくなり、体に香りが漂い邪気を追い払わうことができる。

 飲食の養生の面では、歴代の養生家はいずれも夏の3カ月の飲食によって補うと考えていた。『呂氏春秋・尽全編』は、「一般に強い濃厚な味がないものを食べ、激しい味ときつい酒は与えない」と指摘している。唐代の孫思邈は人々が「常に軽くて清らかで甘くて薄い物を食べ、オオムギ、小麦、うるち米がよい」と提唱し、また「養生に長じる者は常に肉を少なく食べ、ご飯を多く食べなければならない」と言った。元代の医学家朱丹渓の『茹談論』は「肉食を少なく食べ、穀物、野菜、果実、自然の味を多く食べる」と言っていた。栄養学の角度から見て、あっさりしている飲食は養生において取って代わることのできない作用があり、たとえば野菜、豆類は人体のために必要な炭水化物、蛋白質、脂肪、鉱物質などの栄養素と大量のビタミンを提供することができ、ビタミンはまた人体の新陳代謝において欠くことのできないものでもあり、病気を予防し、老化を防止することができる。果物、野菜の中のビタミンCは、また体内の酸化還元のための重要な物質であり、それは細胞の酸素吸収を促すことができ、細胞間といくつかのホルモンの形成の中で欠かせない成分である。そのほか、ビタミンCはさらに病理的変化を抑え、抗体の形成を促進し、体の病気への抵抗力を高める。高齢の方々にとっては、果物、野菜を多く食べ、その中から摂取されるビタミンCは血管に対して一定の補完・保養の作用があり、さらに血管の壁に堆積したコレステロールを肝臓に移して胆汁酸に変える。これは動脈硬化の予防と治療という面で一定の作用がある。野菜の中のセルロースはスムーズな排便に役立ち、毒素の吸収を減少し、早期の老化を予防し、便秘によって引き起こされる直腸癌の発生を予防する面で極めて重要である。

 そのほか、わたしたちは飲食による補給を強調すると同時、人々に辛すぎ、甘すぎるものを食べるなかれ、とさとしている。飲食は辛すぎれば、体内のナトリウムのイオンが過剰となり、年齢が大きい者は、運動量が小さく、血圧を上昇させることになり、さらには脳の血管機能の障害をもたらすことになる。甘い食品を多く食べれば、人体の健康にマイナスであり、年齢の増加に従って、体内の炭水化物の代謝能力が次第に小さくなり、中間の産物、たとえば糖分の蓄積を引き起こしやすく、糖分は高脂血症と高コレステロール症を招き、ひどい者は糖尿病さえ誘発することになる。これをみても分かるように、飲食は養生・病気予防のきわめて重要な手段である。そのため、夏季に入ると人体の新陳代謝は盛んになり、汗が体外に排出しやすく、気を消耗し唾液の分泌を多くする時に、暑気を払い、気をよく保ち、唾液の分泌を促し渇きをいやす飲食を多く食べなければならない。高齢者は体の機能が減退しているため、暑い天気に消化液の分泌が減り、心臓・脳の血管がある程度硬化しているため、飲食はあっさりしたものの補給を主とし、暑気を払い解熱し、胃を保養し脾臓をよくし、血圧を下げ、脂肪を減らす食品を補とする。女性は月経期あるいは産後に、気候がだんだん暑くなっても、生のものや冷たいもの性涼の食品を食べるのを避け、それによって誘発されるさまざまな病気を防ぐ。

 

 


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