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寒露

2012-10-04 21:48:39 | 季節の話(二十四節気他)

10月8日からは「寒露」です。

 

「寒露」

この名前、見るからに寒い時期に入るんだなぁと伝わってきますね。

 

今年の「寒露」はちょうど体育の日でもありますね!

澄んだ秋晴れの中、あちこちで運動会が行なわれるのかな。

このころの「空」って本当に気持ちいいですよね~!

 

この先、寒さも徐々に増してくるでしょうから、どうか養生なさってください。

 

参考までに二十四節気さまより

  寒露在二十四节气中排列十七,于每年的十月八日至九日交节。史书记载“斗指寒甲为寒露,斯时露寒而冷,将欲凝结,故名寒露。”“露气寒冷,将凝结也。”由于寒露的到来,气候由热转寒,万物随寒气长,逐渐萧落,这是热与冷交替的季节。在自然界中,阴阳之气开始转变,阳气渐退,阴气渐生,我们人体的生理活动也要适应自然界的变化,以确保体内的生理(阴阳)平衡。

  祖国医学在四时养生中强调“春夏养阳,秋冬养阴”。因此,秋季时节必须注意保养体内之阳气。当气候变冷时,正是人体阳气收敛,阴精潜藏于内之时,故应以保养阴精为主,也就时说,秋季养生不能离开“养收”这一原则。

  自古秋为金秋也,肺在五行中属金,故肺气与金秋之气相应,“金秋之时,燥气当令”,此时燥邪之气易侵犯人体而耗伤肺之阴精,如果调养不当,人体会出现咽干、鼻燥、皮肤干燥等一系列的秋燥症状。所以暮秋时节的饮食调养应以滋阴润燥(肺)为宜。古人云:“秋之燥,宜食麻以润燥。”此时,应多食用芝麻、糯米、粳米、蜂蜜、乳制品等柔润食物,同时加鸡、鸭、牛肉、猪肝、鱼、虾、大枣、山药等以加体质;少食辛辣之品,如辣椒、生姜、葱、蒜类,因过食辛辣宜伤人体阴精。

  精神调养也不容忽视,由于气候渐冷,日照减少,风起叶落,时常在一些人心中引起凄凉之感,出现情绪不稳,易于伤感的忧郁心情。因此,保持良好的心态,因势利导,宣泄积郁之情,培养乐观豁达之心是养生保健不可缺少的内容之一。

  除此之外,秋季凉爽之时,人们的起居时间也应作相应的调整。我在多年的临床诊疗中发现,每到气候变冷,患脑血栓的病人就会加,分析原因和天气变冷、人们的睡眠时间多有关,因为人在睡眠时,血流速度减慢,易于形成血栓。《素问四气调神大论》明确指出:“秋三月,早卧早起,与鸡俱兴。”早卧以顺应阴精的收藏;早起以顺应阳气的舒达,为避免血栓的形成,我建议大家顺应节气,分时调养,确保健康。

 

日本語

寒露は二十四節気の中の17番目であり、毎年の10月8日か9日に季節が移り変わる。史書の記載によると、「斗が寒甲を指すと、寒露になり、この日は露が寒くて冷たく、凝結したようになり、ゆえに寒露と言われる」。「露は気が寒くて、凝結する」。寒露の到来のため、気候は熱から寒に変わり、万物は寒気の増大につれて、次第にもの寂しさを感じるようになり、これは熱と寒の移り変わりの季節である。自然界の中では、陰陽の気の転換が始まり、陽の気が次第に退き、陰の気が次第に生じ、わたしたちの体の生理の活動も体内の生理(陰陽)のバランスを確保するため、自然界の変化に適応しなければならない。

 中国の伝統医学は四季の養生の中で、「春、夏は陽を養い、秋、冬は陰を養う」ことを強調している。そのため、秋においては体内の陽の気を保養することに留意しなければならない。気候が寒くなると、まさに人体の陽気が収斂し、陰の精が体内に潜む時であり、ゆえに陰の精を保養することを主とすべきであり、つまり秋の養生は「保養」という原則を離れてはならない。

 昔から秋は金秋といわれ、肺は五行の中で金に属し、ゆえに肺の気は金秋の気と呼応し、「金秋の時に、乾燥の気が盛んになり」、この時になると、乾燥、風邪の気が人体を侵しやすく、肺の陰の精を傷つけることになり、もし養生が適切でなければ、ノドが渇き、鼻がからからに乾き、皮膚が乾燥するなど一連の秋の乾燥の症状が現われる。そのため、晩秋の飲食による養生は陰を滋養し燥(肺)を潤すべきである。古人は「秋の燥は、ゴマなどを食べて燥を潤すべきである」と言った。この時には、ゴマ、もち米、うるち米、ハチミツ、乳製品など柔らかい食物を多く食べるべきで、同時にニワトリ、アヒル、牛肉、ブタのレバー、魚、エビ、ナツメ、ヤマイモなどを増やして体位を向上させる。辛いもの、例えばトウガラシ、ショウガ、ネギ、ニンニクなどは少なめにし、辛いものを食べ過ぎるならば人体の陰の精を傷つけやすいからである。

 精神的な養生も軽視してはならず、気候がだんだん寒くなり、日照が短くなり、風が吹いて落葉するため、人びとは往々にして心の中で物寂しさを感じ、情緒の不安定や感傷的になりやすい憂鬱な気持ちになる。そのため、よい心理状態を保ち、状況に応じていい方向へと導き、心配する気持ちを発散させ、楽観的で明るい気持ちをはぐくむことは養生と保健に欠かせない内容の1つである。

 これを除いて、秋のさわやかな時に、人々の日常生活もそれ相応に調整すべきである。わたしは長年の臨床診療の中で、気候が寒くなると、脳血栓にかかっている患者が増えることに気づいており、分析の結果、これは天気が寒くなり、人々の睡眠時間が増えることと関係があり、睡眠の際には、血のめぐりが遅くなり、血栓が形成されやすいからである。『素問四気調神大論』は「秋の3カ月に、早寝早起きし、ニワトリと共に始める」と明言している。早寝は陰の精の収蔵に順応し、早起きは陽の気ののんびりしたところに順応し、血栓の形成を免れるためであり、私は皆さんが節気に順応して、時間を区切って養生に努め、健康を確保するようおすすめしたい。

 

 


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