心と身体がよろこぶ“気功養生”

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大寒

2013-01-18 09:38:07 | 季節の話(二十四節気他)

 

1月20日から「大寒」です。

二十四節気の最後の節気ですね。

まだまだ寒い時期ですが、これが終わると春が訪れます。

こういう風に季節が移り変わる中で私たちは生きているんですよね。

 

参考までに(二十四節気さまより)

  “大寒”是一年中的最后一个节气,在气象记录中虽不像大雪到冬至、小寒期间那样酷冷,但仍处于寒冷时期。按我国的风俗,特别是在农村,每到“大寒”人们便开始忙着除旧布新,腌制年肴,准备年货。清代《真州竹枝词引》记载:“腌肉鸡鱼鸭,曰,年肴,煮以迎岁……”人们在经过了春夏秋季的大忙之后,进入了“冬三月” 的农闲季节,而随着大寒的到来冬季农闲接近尾声,在准备腌鱼、腊肉之时,已经隐隐可以感受到大地回春的景致,此刻人们的身、心状态也应随着节气的变化而加以调整。

   《灵枢·本神》曰:“智者之养神也,必顺四时而适寒暑,和喜怒而安居处,节阴阳而调刚柔,如是僻邪不至,长生久视” 《吕氏春秋·尽数》提到:“天生阴阳寒暑燥湿,四时之化,万物之变,莫不为利,莫不为害。圣人察阴阳之宜,辩万物之利,以便生,故精神安乎形,而寿长焉”。就是说顺应自然规律并非被动的适应,而是采取积极主动的态度,首先要掌握自然界变化的规律,以其防御外邪的侵袭。古有“大寒大寒,防风御寒,早喝人参、黄芪酒,晚服杞菊地黄丸”。这是劳动人民在生活中的总结,也说明了人们对身体调养的重视,借此之节气,重笔女士调养之法。

  《素问·上古天论》云:“女子七岁,肾气盛,齿更发长;二七而天癸至,任脉通,太冲脉盛,月事以时下,故有子;三七肾气平均,故真牙生而长极;四七筋骨坚,发长极,身体盛壮;五七阳明脉衰,面始焦,发始堕;六七三阳脉衰于上,面皆焦,发始白;七七任脉虚,太冲脉衰少,天癸竭,地道不通,故形坏而无子也。”经文阐述了女子生长、发育、衰老的规律,并认识到肾气、天癸在性功能的成熟与衰退过程中的重要作用。同时前人认为,女子其特殊的生理特点, 如月经、妊娠、产育、哺乳都与血的关系十分密切,《校注妇人良方》曰:“血者,水谷之精气也,和调五脏,洒陈六腑,在男子则化为精,在妇人上为乳汁,下为血海”。可见女子“以血为本,以血为用”不无道理。而血的充盈主要取决于肝、脾、肾的功能旺盛,肝为藏血之脏,脾为生血之源,肾为先天之本,元气之根,主藏精。精能生血,血能化精,精血同源,是为“月经之本”,而精血充足,经、孕、产、乳才会正常。妇女的另一特点是情绪易于波动,每遇思、恋、憎、爱、妒、忧情绪往往不能自制。《校注妇人良方》指出:“积想在心,思虑过度,多致劳损。…盖忧愁思虑则伤心,而血逆竭,神色失散,月经先闭。……若五脏伤遍则死,自能改易心志,用药扶持,庶可保生”,由此可见,情志因素对妇女的影响极大。这里告戒大家在“经前”和“经期”都应保持心情舒畅,避免七情过度。否则,会引起脏腑功能失调,气血运行逆乱,加重“经期”不适,导致月经失调、闭经等症。另外,月经期应适当活动有利于气血条畅。

  更年期的妇女(45~50岁进入更年期)生理机能由旺盛转为衰退乃至丧失,按中医理论,由于肾气渐衰,冲任二脉虚惫,导致阴阳失调而症见头昏耳鸣、心悸失眠、烦躁易怒或抑郁焦虑,月经紊乱,烘热汗出等症状,轻重因人而异。如果调摄适当,就能避免或减轻症状,缩短反应时间。所以,如何正确认识自己的生理变化,解除不必要的心理负担,排除紧张恐惧、消极焦虑的心理障碍,避免不良的精神刺激,根据自己的性格爱好选择适当的方式怡情养性,保持乐观情是平安度过更年期的关键。这也是历代医家对妇女养生所提出“疏肝解郁,调畅气机的”的原因。

  对妇女养生中饮食调养的重点应放在固护脾肾,调养肝血上。

 

日本語

「大寒」は一年の最後の節気であり、気象の記録の中では大雪から冬至、小寒までの間のように寒くなっていないが、依然として寒い時期にある。わが国の風習では、特に農村では、「大寒」になると、人びとは急いで古いものを取り除き新しいものを迎え、旧正月の料理の材料を塩漬けにし、その用品を用意し始める。清代の『真州竹枝詞引』の記載によると、「ブタ肉、ニワトリ、魚、アヒルを塩漬けにし、これは旧正月の料理の材料で、それを調理して新しい歳を迎える……」。人びとは春、夏、秋のたいへんな忙しさを経て、「冬の3カ月」の農閑期に入り、大寒の到来に伴い冬の農閑期は終わりに近づき、魚を塩漬けにし、燻製(くんせい)の肉を用意する頃になると、すでにかすかに大地に春が戻ってきた景色を感じとることができ、この時になれば人びとも体、心の状態を節気の変化に従って調整を行うべきである。

 『霊枢・本神』は「智者が心を養うことは、四季の季節に順応して寒暖に適し、喜び、怒りを和して居所を安定し、陰と陽を規制して剛と柔を調節し、そうすると邪気が侵入せず、長生きして生きることができ」と書いている。『呂氏春秋・尽数』には「大自然の陰陽、寒暖、乾燥、湿気は、四つの季節の変わり、万物の変化に従い、利のためでないものはなく、害のためでないものもない。聖人は陰陽のよろしきを感じ取り、万物の利を見分け、これは生きるためであり、ゆえに精神の形に満足し、寿命が延びるのである」と書かれている。つまり自然の法則に順応するならば受動的に適応するのではなく、積極的で能動的な態度をとり、まず自然界の変化の法則を把握し、外部の邪気に犯されることを防がなければならない。昔は「大寒になると、風を防いで寒さを防ぎ、朝は薬用人参、黄芪を浸した酒を飲み、夜は杞菊地黄丸を飲む」という言い方があった。これは生活の中で働く人びとが総括したものであり、人びとが体の養生を重視していたことを示すものでもあり、この節気をめぐって、女性の方々の養生法についてかいつまんで話してみたい。

 『素問・上古天論』には「女性は7歳になると、腎臓の気が盛んになり、乳歯が抜け新しい歯がそろい、髪の毛が伸びてくる。14歳になると、月経が始まり、任脈をすっきりさせ、太衝脈が盛んになり、月経は毎月に来るもので、これで、子が生めるようになったのである。21歳になると、腎臓の気がムラなくなり、歯が生えてきわめて長い間それを使うことになる。28歳になると、筋骨がかたまり、髪の毛が伸び、体が丈夫になる。35歳になると、陽明脈が衰え、顔の血色が低下し、髪の毛が抜け始める。42歳になると、三陽脈が顔から衰え、顔の血色がなくなり、髪の毛が白くなり始める。49歳になると、任脈が虚となり、太衝脈が衰えて少なくなり、月経が止まり、生育の能力を失い子どもはつくれなくなる」とある。これは女性の成長、発育、老化の法則について詳しく述べるとともに、腎臓の気、月経の性的機能の成熟と衰退の過程における重要な役割を認識するものである。同時に先人は、女性とその特殊な生理的特徴、例えば月経、妊娠、出産、育児、哺乳などは血との関係が非常に密接であると見ている。

『校注婦人良方』には、「血というものは、水と穀物の精気であり、五臓に合わせ、六腑に滋養をもたらし、男性においては精と化し、女性においては上は乳になり、下は血のたまりとなる」と書かれている。女性が「血をもって本とし、血をもってそれを使う」というのは道理がないわけではないことがわかる。血が十分であることは主に肝臓、脾臓、腎臓の機能が旺盛であることにかかわり、肝臓は血を蔵する臓器、脾臓は血をつくる源、腎臓は先天の本であり、元気の根であり、主に精を蔵す。精は血をつくることができ、血は精と化すことができ、精と血の源は同じであり、「月経の本」であり、精と血が十分であれば、月経、妊娠、出産、哺乳は正常であることができる。女性のもう一つの特徴は気持ちが揺れ動きやすく、思い慕うこと、恋すること、憎むこと、愛すること、ねたむこと、憂えることにぶつかると気持ちをよく自制できなくなる。『校注婦人良方』は次のように指摘している。

「思い慕うことは心にうっ積し、思慮しすぎ、傷つくことになりやすい。…心配し、思慮して悲しむと、血は逆行して尽き、顔色が悪くなり、月経が先に止まることになる。……もし五臓が広い面積において傷つくならば死ぬことになり、心と志を自ら改め、薬で治療すれば、命を守ることができる」。これをみても分かるように、情と志の要素の女性に対する影響は極めて大きい。ここで皆さんに、「月経の前」と「月経期」に気持ちの明るさを保ち、7つの情の面で度が過ぎることを免れるべきであると忠告している。さもなければ、臓腑の機能のアンバランス、血気のめぐりの逆行を引き起こし、「月経期」の体調子の悪化が深刻なものとなり、月経不順、閉経などの病気を招くことになる。そのほか、月経期においては適切に動くべきである。これは血の気をすっきりさせることに役立つ。

 更年期の女性(45〜50歳で更年期に入る)の生理機能は旺盛なものから衰退に向かい更には喪失となり、漢方医学の理論によると、腎臓の気がますます衰え、太衝脈、任脈という2脈が虚弱になるため、陰陽のバランスを失って頭がぼうっとなり耳鳴りがし、オドオドして眠れなくなり、いらいらして怒りやすくなるか鬱憤して焦慮し、月のものが乱れ、熱くて汗が出るなどの症状が現われ、その度合いは人によって異なる。もし適切に保養するならば、症状を現われないか軽減し、反応の時間を短縮することができる。したがって、どのように自分の生理の変化を正しく認識し、必要でない心理的負担を取り除き、緊張、恐れ、消極的な、焦慮の心理的障害を取り除き、好ましからぬ精神的な刺激を免れるか、自分の性格と好みに基づいて適切なやり方を選んで情に明るさをもたらす天賦の性を養い、楽観的な情を保つのは更年期をやすらかに過ごすカギである。これは歴代の医学者が女性の養生に対して提起した「肝臓をすっきりさせ鬱積を軽くし、血気が順調であるよう調節する」という原理でもある。


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