心と身体がよろこぶ“気功養生”

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「小暑」(しょうしょ)

2013-07-05 08:49:06 | 季節の話(二十四節気他)

7月7日から「小暑」(しょうしょ)です!

この日から暑中に入り、盛夏期の暑さを迎える。
例年では小暑より3~7日くらい遅れて梅雨(つゆ)が明けることが多い。
いいかえると、小暑は梅雨末期の集中豪雨型の季節であることが多い。
(Yahoo百科事典さまより)

 

参考までに(二十四節気さまより)

  时当小暑之季,气候炎热,人易感心烦不安,疲倦乏力,在自我养护和锻炼时,我们应按五脏主时,夏季为心所主而顾护心阳,平心静气,确保心脏机能的旺盛,以符合“春夏养阳”之原则。《灵枢·百病始生》曰:“喜怒不节则伤脏”,这是因为人体的情志活动与内脏有密切关系,有其一定规律。不同的情志刺激可伤及不同的脏腑,产生不同的病理变化。中医养生主张一个“平”字,即在任何情况之下不可有过激之处,如喜过则伤心,心伤则心跳神荡,精神涣散,思想不能集中,甚则精神失常等。心为五脏六腑之大主,一切生命活动都是五脏功能的集中表现,而这一切又以心为主宰,有“心动则五脏六腑皆摇”之说,然,心神受损又必涉及其他脏腑。在情志方面,喜为心之志,这 “喜”是在不过的情况下,舒缓紧张的情绪,使心情舒畅气血和缓。故夏季养生重点突出“心静”二字就是这个道理。

  夏季又是消化道疾病多发季节,在饮食调养上要改变饮食不节,饮食不洁,饮食偏嗜的不良习惯。饮食应以适量为宜。过饥,则摄食不足,化源缺乏,而致气血不足,引起形体倦怠消痩,正气虚弱,抵抗力降低,继发其他病症;过饱,会超过脾胃的消化、吸收和运化功能,导致饮食阻滞,出现脘腹胀满嗳腐泛酸,厌食,吐泻等食伤脾胃之病。《素问·痹论篇》曰:“饮食自倍,肠胃乃伤”此即饮食要有节制之理。

  夏季饮食不洁是引起多种胃肠道疾病的元凶,如痢疾、寄生虫等疾病,若进食腐败变质的有毒食物,还可导致食物中毒,引起腹痛、吐泻,重者出现昏迷或死亡。

  饮食偏嗜是造成营养不良的原因之一,只有饮食调节适当,才能保证人体所需的营养物质。饮食偏嗜有过寒过热之偏,五味之偏。多食生冷寒凉,可损伤脾胃阳气,因寒湿内生发生腹痛泄泻,偏食辛温燥热,可使胃肠积热,出现口渴,腹满胀痛,便秘最终酿为痔疮;五味之偏是说人的精神气血都由五味滋生,五味对应五脏,如酸入肝,苦入心,甘入脾,咸入肾。若长期嗜好某种食物,就会使脏腑机能偏盛偏衰,久而久之可损伤内脏而发生疾病。如偏食咸味,会使血脉凝滞,面色无华;多食苦味,会使皮肤干燥而毫毛脱落;多食辛味,会使筋脉拘急而爪甲枯槁;多食酸味,会使皮肉坚厚皱缩,口唇干薄而掀起;多食甘味的食物,则骨骼疼痛头发易脱落。重要的是由于嗜好偏过,不但会导致营养不良,而且还能伤及脾胃以及其他脏腑,而致脚气病、夜盲症和瘿瘤等疾病。所以我建议大家在食疗养生中,饮食五味(酸、苦、甘、辛、咸)要适宜,平时饮食不偏食,病时饮食讲禁忌。如《千金要方·养性序》所说:“不欲极饥而食,食不可过饱;不欲极渴而饮,饮不可过多。饱食过多,则结积聚,渴饮过多,则成痰澼”,人在大饥大渴时,最容易过饮过食,急食暴饮。所以在饥渴难耐之时,亦应缓缓进食,另外在没有食欲的情况下,也不能勉强进食,过分强食,梁代医家陶弘景在《养性延命录》中指出:“不渴强饮则胃胀,不饥强食则脾劳”。

  上述论点都说明了饮食有节,饮食清洁,饮食丰富的重要意义。

 

(日本語)

 小暑の季節になると、気候が非常に暑く、いらいらして落ち着かず、疲れて力がなくなる。保養と鍛錬の際には、われわれは五臓が時を主とし、夏は心を主とすることに基づいて心の陽を養い、心が平静で気持を落ち着け、心臓の機能の旺盛を確保すべきである。これは「春、夏は陽を養う」という原則に合致させるためである。漢方医の養生は「平」という字を主張し、つまりいかなる状況の下でも過激であってはならず、例えば喜びすぎるならば悲しむことになり、悲しむならば心臓がどきどきし、気持ちがたるんで、精神が集中できず、精神的非常におかしい状態になる。心は五臓六腑の大きな主であり、すべての生命の機能はみな五臓の機能の集中的表われであり、このすべてはまた心に支配され、「心が動くならば五臓六腑が全て揺れる」という言い方があるが、心臓と精神が損なわれるならばその他の臓腑に関連しないはずはない。情、志の面で、喜は心の志であり、この「喜」はそれを越えない状況の下で、気持ちをのびのびさせて気、血を和らがせることになる。

そのため、夏季の養生の重点が「心静」という二字を際立たせるのはそのためである。

 夏季は消化器官の病気が多発する節でもあり、飲食による養生の面で飲食をコントロールしない、飲食が清潔でない、飲食に好き嫌いがあるなどのよくない習慣は変えなければならない。飲食は適量をとるべきである。飢え過ぎるならば、物を十分に食べることができず、変化の源が不足し、気、血の不足を招き、体の疲れとやつれをもたらし、正気が虚弱となり、抵抗力が小さくなり、その他の病状を引き起こすことになる。食べ過ぎるならば、脾臓、胃の消化、吸収、運動変化の機能を上回ることになり、飲食のとどおこりをもたらし、胃、腹のもたれと胃酸、食に飽き、吐く、下痢をするなど脾臓、胃を傷つける病気になる。

夏季の飲食が清潔でないと多種多様な胃腸の疾病を引き起こすもととなり、例えば赤痢、寄生虫などの病気は、変質した有毒の食物を食べるならば、食中毒を招き、腹痛、吐く、下痢をすることになり、ひどい場合は人事不省になるかあるいは死亡することさえある。

 飲食の好き嫌いは栄養不良の原因の1つであり、飲食の調節が適切であってこそはじめて、人体に必要な栄養物質を保証することができるのである。飲食の好き嫌いとは、冷たすぎたり、熱すぎたりし、五味(各種の味覚)の好き嫌いがある、ということである。生もの、冷たいもの、寒いもの、涼しいものを多く食べるならば、脾臓、胃の陽気を傷つけることになり、寒、湿気が体内に発生して腹痛、下痢になり、偏食は辛、温、のぼせ、熱、胃、腸に熱をうっ積させることになり、ノドが渇き、腹が膨れて痛みを感じ、便秘となり、ついには痔になる。五味の好き嫌いは人の精神、気、血が五味から誘発されるものであり、五味は五臓に対応するもので、例えば酸は肝臓に入り、苦みは心に入り、甘は脾臓に入り、塩辛いものは腎臓に入る。もし長期にわたってある種の食物を好むならば、臓腑の機能を盛んにし過ぎることになり、衰えすぎるようになり、歳月の流れとともに内臓を傷つけることになり、病気になる。もし塩辛いものを偏食すれば、血管の流れを止め、顔色は血色を失うことになる。苦味を多く食べれば、皮膚が乾燥し毛髪が抜けることになる。辛の味を多く食べれば、筋肉・脈を縮めさせて爪、甲がかさかさとなる。酸味を多く食べれば、皮膚と筋肉が堅くなり、厚くなり、縮むことになる。口、唇が薄くなり、巻き上がる。甘い味のものを多く食べれば、骨格に痛みを覚え髪の毛が抜けやすい。

重要なのは嗜好が偏りすぎるため、栄養不良を招くばかりでなく、脾臓、胃とその他の臓腑を傷つけることになり、脚気、夜盲症、腫れ物ができるなどの病気を招く。そのため、わたしは皆さんに食による養生の中で、飲食の五味(酸、苦、甘、辛、塩辛い)は適宜にすべきであり、ふだん偏食せず、病気の時には飲食の禁忌を重んじることをすすめる。食べすぎるならば、蓄えて集め、ノドが渇いて飲みすぎるならば、痰が多くなり、人は非常に飢えるかノドが渇いた際、最も飲み過ぎ、食べ過ぎ、暴飲暴食しやすくなる。そのため、飢えと渇きで耐え難くなった場合、ゆっくりと食事をとるべきであり、その他に食欲がない状況の下で、いやいやながら食事をし、無理に食べてはならない。梁代の医学者陶弘景は『養性延命録』の中で「ノドが渇いていないのに無理に飲めば胃が膨れ、飢えていないのに無理に食べれば脾臓が疲れる」と指摘した。

 上述の論点は飲食に節度があり、飲食の清潔さ、飲食の豊かさの重要性を物語っている。


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