心と身体がよろこぶ“気功養生”

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小暑の食養生

2016-07-07 11:58:14 | 季節の話(二十四節気他)

7日は「小暑」です。

 

今年は節気の飲食をご紹介しています。

養生全般についてはひとつ前のブログを参考にしてください。

 

二十四節気さまより

夏季饮食不洁是引起多种胃肠道疾病的元凶,如痢疾、寄生虫等疾病,若进食腐败变质的有毒食物,还可导致食物中毒,引起腹痛、吐泻,重者出现昏迷或死亡。

    饮食偏嗜是造成营养不良的原因之一,只有饮食调节适当,才能保证人体所需的营养物质。饮食偏嗜有过寒过热之偏,五味之偏。多食生冷寒凉,可损伤脾胃阳气,因寒湿内生发生腹痛泄泻,偏食辛温燥热,可使胃肠积热,出现口渴,腹满胀痛,便秘最终酿为痔疮;五味之偏是说人的精神气血都由五味滋生,五味对应五脏,如酸入肝,苦入心,甘入脾,咸入肾。若长期嗜好某种食物,就会使脏腑机能偏盛偏衰,久而久之可损伤内脏而发生疾病。如偏食咸味,会使血脉凝滞,面色无华;多食苦味,会使皮肤干燥而毫毛脱落;多食辛味,会使筋脉拘急而爪甲枯槁;多食酸味,会使皮肉坚厚皱缩,口唇干薄而掀起;多食甘味的食物,则骨骼疼痛头发易脱落。重要的是由于嗜好偏过,不但会导致营养不良,而且还能伤及脾胃以及其他脏腑,而致脚气病、夜盲症和瘿瘤等疾病。所以我建议大家在食疗养生中,饮食五味(酸、苦、甘、辛、咸)要适宜,平时饮食不偏食,病时饮食讲禁忌。如《千金要方·养性序》所说:“不欲极饥而食,食不可过饱;不欲极渴而饮,饮不可过多。饱食过多,则结积聚,渴饮过多,则成痰澼”,人在大饥大渴时,最容易过饮过食,急食暴饮。所以在饥渴难耐之时,亦应缓缓进食,另外在没有食欲的情况下,也不能勉强进食,过分强食,梁代医家陶弘景在《养性延命录》中指出:“不渴强饮则胃胀,不饥强食则脾劳”。

    上述论点都说明了饮食有节,饮食清洁,饮食丰富的重要意义。

    小暑节气的食谱:

    炒绿豆芽:

     [配料] 新鲜绿豆芽500克,花椒少许几粒,植物油、白醋、食盐、味精适量。

    [做法] 豆芽洗净水淋干,油锅烧热,花椒入锅,烹出香味,将豆芽下锅爆炒几下,倒入白醋继续翻炒数分钟,起锅时放入食盐、味精,装盘即可。

    [功效] 清热解毒,疗疮疡。

    

    素炒豆皮:

    [配料] 豆皮二张,植物油、食盐、葱、味精各适量。

    [做法] 豆皮切丝,葱洗净切丝。油锅烧至6成热,葱丝下锅,烹出香味,将豆皮丝入锅翻炒,随后加食盐,炒数分钟后,加味精,淋上香油搅匀起锅。

    [功效] 补虚,止汗。适合多汗、自汗、盗汗者食用。

    

    素烩面筋:选自《随息居饮食谱》

    [配料] 水面筋500克,葱、姜、食盐、淀粉、植物油、味精个适量。

    [做法] 水面筋切薄片,葱、姜洗净切丝备用。油锅烧热,将水面筋入锅,煸炒至焦黄,加葱、姜煸炒数分钟,兑水一碗,加食盐,待面筋熟透后,放入味精,再用淀粉勾芡,汤汁明透即可。

    [功效] 解热、除烦、止渴。

    

    蚕豆炖牛肉:

    [配料] 鲜蚕豆或水发蚕豆120克,瘦牛肉250克,食盐少许,味精、香油适量。

    [做法] 牛肉切小块,先在水锅内汆一下,捞出淋水,将沙锅内放入适量的水,待水温时,牛肉入锅,炖至六成熟,将蚕豆入锅,开锅后改文火,放盐煨炖至肉、豆熟透,加味精、香油,出锅即可。

    [功效] 健脾利湿,补虚强体。

    

    西瓜番茄汁:

    [配料] 西瓜半个,番茄3个大小适中。

    [做法] 西瓜去皮、去籽,番茄沸水冲烫,剥皮去籽。二者同时绞汁,两液合并,随量饮用。

    [功效] 清热、生津、止渴。对于夏季感冒,口渴、烦躁,食欲不振,消化不良,小便赤热者尤为适宜。


 

日本語
 

夏季の飲食が清潔でないと多種多様な胃腸の疾病を引き起こすもととなり、例えば赤痢、寄生虫などの病気は、変質した有毒の食物を食べるならば、食中毒を招き、腹痛、吐く、下痢をすることになり、ひどい場合は人事不省になるかあるいは死亡することさえある。

 

 飲食の好き嫌いは栄養不良の原因の1つであり、飲食の調節が適切であってこそはじめて、人体に必要な栄養物質を保証することができるのである。飲食の好き嫌いとは、冷たすぎたり、熱すぎたりし、五味(各種の味覚)の好き嫌いがある、ということである。生もの、冷たいもの、寒いもの、涼しいものを多く食べるならば、脾臓、胃の陽気を傷つけることになり、寒、湿気が体内に発生して腹痛、下痢になり、偏食は辛、温、のぼせ、熱、胃、腸に熱をうっ積させることになり、ノドが渇き、腹が膨れて痛みを感じ、便秘となり、ついには痔になる。五味の好き嫌いは人の精神、気、血が五味から誘発されるものであり、五味は五臓に対応するもので、例えば酸は肝臓に入り、苦みは心に入り、甘は脾臓に入り、塩辛いものは腎臓に入る。もし長期にわたってある種の食物を好むならば、臓腑の機能を盛んにし過ぎることになり、衰えすぎるようになり、歳月の流れとともに内臓を傷つけることになり、病気になる。もし塩辛いものを偏食すれば、血管の流れを止め、顔色は血色を失うことになる。苦味を多く食べれば、皮膚が乾燥し毛髪が抜けることになる。辛の味を多く食べれば、筋肉・脈を縮めさせて爪、甲がかさかさとなる。酸味を多く食べれば、皮膚と筋肉が堅くなり、厚くなり、縮むことになる。口、唇が薄くなり、巻き上がる。甘い味のものを多く食べれば、骨格に痛みを覚え髪の毛が抜けやすい。

重要なのは嗜好が偏りすぎるため、栄養不良を招くばかりでなく、脾臓、胃とその他の臓腑を傷つけることになり、脚気、夜盲症、腫れ物ができるなどの病気を招く。そのため、わたしは皆さんに食による養生の中で、飲食の五味(酸、苦、甘、辛、塩辛い)は適宜にすべきであり、ふだん偏食せず、病気の時には飲食の禁忌を重んじることをすすめる。食べすぎるならば、蓄えて集め、ノドが渇いて飲みすぎるならば、痰が多くなり、人は非常に飢えるかノドが渇いた際、最も飲み過ぎ、食べ過ぎ、暴飲暴食しやすくなる。そのため、飢えと渇きで耐え難くなった場合、ゆっくりと食事をとるべきであり、その他に食欲がない状況の下で、いやいやながら食事をし、無理に食べてはならない。梁代の医学者陶弘景は『養性延命録』の中で「ノドが渇いていないのに無理に飲めば胃が膨れ、飢えていないのに無理に食べれば脾臓が疲れる」と指摘した。

 上述の論点は飲食に節度があり、飲食の清潔さ、飲食の豊かさの重要性を物語っている。

 

小暑の節気の献立

 

リョクズのもやしの炒め物

[その他の材料] 新鮮なリョクズのもやし500グラム、サンショウちょっぴり、植物油、白酢、塩、化学調味料適量

[作り方] もやしをきれいに洗って水をきって乾かし、油の入ったナベが熱くなってから、サンショウをナベの中に入れ、香りが出ると、もやしをナベの中に入れて数回炒め、白酢を入れて数分間炒め、ナベから取り出す時に、塩、化学調味料を加えてお皿に盛り付ければよい。

[効能] 熱を下げて病毒をなくし、できもの、はれ物を治す。

 

湯葉の油炒め

[その他の材料] 湯葉2枚、植物油、塩、ネギ、化学調味料それぞれ適量。

[作り方] 湯葉を千切りにし、ネギをきれいに洗って千切りにする。油の入ったナベが熱くなるまで火を通し、ネギの千切りをナベの中に入れ、香りが出ると、湯葉の千切りをナベの中に入れて炒め、それから塩を加えて数分間炒めてから、化学調味料をいれ、ゴマ油をたらしてよく混ぜてナベから取り出す。

[効能] 虚を補い、汗をとる。汗が多く、自然発汗、寝汗をかく方の食用に適する。

 

グルテンの煮込み 『随息居飲食譜』より

[その他の材料]  水でといたグルテン500グラム、ネギ、ショウガ、塩、カタクリ粉、植物油、化学調味料を適量

[作り方] 水でといたグルテンを薄切りにし、ネギ、ショウガをきれいに洗って千切りにして必要に備える。ナベが熱くなるまで火を通し、グルテンをナベの中に入れ、黄色になるまで炒め、ネギ、ショウガを入れて数分間炒めて、水を1碗入れ、塩を入れ、グルテンがよく熟してから、化学調味料を入れて、さらにカタクリ粉であんかけをし、スープが透き通っていればよい。

[効能] 解熱し、気分をすっきりさせ、渇きをいやす。

 

ソラマメと牛肉の煮込み

[その他の材料] 新鮮なソラマメあるいは水で煮てもどしたソラマメ200グラム、脂身でない牛肉250グラム、塩ちょっぴり、化学調味料、ゴマ油を適量

[作り方] 牛肉を小さな塊にきざんで、先に水の入ったナベの中で少しさっと煮て、すくい取って水をきり、土ナベの中に適量の水を入れて、水が熱くなると牛肉をナベの中に入れ、熟するまで煮込んで、ソラマメをナベの中に入れ、煮沸してから塩を入れてとろ火で肉、豆をよく熟するまで煮込み、化学調味料、ゴマ油を入れてナベから取り出せばよい。

[効能] 内臓を丈夫にし、湿気除けとなり、虚を補い体を丈夫にする。

 

スイカとトマトのスープ

[その他の材料] スイカ半分、トマト3個(ちょうどよい大きさのもの)

[作り方] スイカの皮を切り取り、トマトにお湯をかけてから、皮をむいて実を取り除く。この二つのものは同時に汁を絞って、2つの液体を合わせ、適量を飲む。

[効能] 熱を下げ、唾液の分泌を促し、渇きをいやす。夏のかぜ、ノドの渇き、体がすっきりしない、食欲不振、消化不良、小便が濃くて熱のある方に特に適している。

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