心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

大暑の養生

2012-07-18 21:42:00 | 季節の話(二十四節気他)

7月22日からは大暑です。

 

一年で一番暑い時期ですね。

 

「夏バテ」という言葉を耳にするころでもあります・・・。

どうか、ちょっと気をつけて、楽しい時間を過ごせますように!

 

 

参考までに「大暑の養生」(二十四節気さまより)

  大暑,是一年中最热的节气。其气候特征是:“斗指丙为大暑,斯时天气甚烈於小暑,故名曰大暑。”大暑正值中伏前后,在我国很多地区,经常会出现摄氏40度的高温天气,在这酷热难耐的季节,防暑降温工作不容忽视。 

  大暑时节即是喜温作物生长速度最快的时期,也是乡村田野蟋蟀最多的季节 ,我国有些地区的人们茶余饭后有以斗蟋蟀为乐的风俗。大暑也是雷阵雨最多的季节,有谚语说:“东闪无半滴,西闪走不及”意谓在夏天午后,闪电如果出现在东方,雨不会下到这里,若闪电在西方,则雨势很快就会到来,要想躲避都来不及。人们也常把夏季午后的雷阵雨称之为“西北雨”,并形容“西北雨,落过无车路。”“夏雨隔田埂”及“夏雨隔牛背”等,形象地说明了雷阵雨,常常是这边下雨那边晴,正如唐代诗人刘禹锡的诗句:“东边晴天西边雨,道是无晴还有晴。”

  夏季气候炎热,酷暑多雨,暑湿之气容易乘虚而入且暑气逼人,心气易于亏耗,尤其老人、儿童、体虚气弱者往往难以将养,而导致疰夏、中暑等病。如果当你出现全身明显乏力、头昏、心悸、胸闷、注意力不集中、大量出汗、四肢麻木、口渴、恶心等症状时,多为中暑先兆。一旦出现上述症状,应立即将患者移至通风处休息,给病人喝些淡盐开水或绿豆汤、西瓜汁、酸梅汤等。夏季预防中暑的方法:合理安排工作,注意劳逸结合;避免在烈日下暴晒;注意室内降温;睡眠要充足;讲究饮食卫生。有条件的人,进入夏季后,宜常服用一些芳香化浊,清解湿热之方,如鲜藿香叶、佩兰叶各10克,飞滑石、炒麦芽各30克,甘草3克,水煎代茶饮。也可在暑热之季服用一些仁丹、十滴水等。

  大暑是全年温度最高,阳气最盛的时节,在养生保健中常有“冬病夏治”的说法,故对于那些每逢冬季发作的慢性疾病,如慢性支气管炎、肺气肿、支气管哮喘、腹泻、风湿痹证等阳虚证,是最佳的治疗时机。有上述慢性病的朋友,在夏季养生中尤其应该细心调养,重点防治。

  以慢性支气管炎为例,可内服外用并举,具体方法:内服温肾壮阳的金匮肾气丸、左归丸等,每日二次,每次一丸,连服一个月。外敷药可选用白介子20克、元胡15克、细心12克、甘遂10克,同研细末,用姜汁调糊,分成六份,每次取一份摊在直径约5厘米的油纸或塑料薄膜上,贴在后背的肺俞、心俞、膈俞穴上或贴在双侧的肺俞、百劳、膏肓穴上,用胶布固定。一般贴4—6小时,如有灼痛感可提前取下,局部微痒或有温热舒适感可多贴几小时。须注意的是,每个伏天(夏季三个伏天)贴一次,每年三次,连续贴三年,可强机体非特异性免疫力,降低机体的过敏状态。这种内、外结合的治疗可以有效地根除或缓解症状。

  暑天,运用饮食的营养作用养生益寿,是减少疾病,防止衰老的有效保证。夏季的饮食调养是以暑天的气候特点为基础,由于夏令气候炎热,易伤津耗气,因此常可选用药粥滋补身体。《黄帝内经》有“药以去之,食以随之”,“谷肉果菜,食养尽之”的论点。著名医家李时珍尤其推崇药粥养生,他说:“每日起食粥一大碗,空腹虚,谷气便作,所补不细,又极柔腻,与肠胃相得,最为饮食之妙也。”药粥对老年人、儿童、脾胃功能虚弱者都是适宜的。所以,古人称“世间第一补人之物乃粥也”,“日食二合米,胜似参芪一大包”。《医药六书》赞:“粳米粥为资生化育坤丹,糯米粥为温养胃气妙品”。可见粥养对人之重要。药粥虽说对人体有益,也不可通用,要根据每人的不同体质、疾病,选用适当的药物,配制成粥方可达到满意的效果。

  夏季养生,水也是人体内十分重要的不可缺少的健身益寿之物。俗话说“人是水浇成的”,这话不无道理。水约占人体重量的百分之七十左右,传统的养生方法十分推崇饮用冷开水。实验结果也表明。一杯普通的水烧开后,盖上盖子冷却到室温。这种冷开水在其烧开被冷却过程中,氯气比一般自然水减少了1/2,水的表面张力、密度、粘滞度、导电率等理化特性都发生了改变,很近似生物活性细胞中的水,因此容易透过细胞而具有奇妙的生物活性。根据民间经验,实验结果,每日清晨饮用一杯新鲜凉开水,几年之后,就会出现神奇的益寿之功。日本医学家曾经对460名65岁以上的老人做过调查统计,五年内坚持每天清晨喝一杯凉开水的人中,有82%的老人其面色红润,精神饱满,牙齿不松,每日能步行10公里,在这些人中也从未得过大病,由此说来水对人体之重要,是千真万确的。

  除水之外,酒、汤、果汁等都可称为饮品。合理选用都能对人体起到很好的强身健体的作用。

  盛夏阳热下降,絪蕴熏蒸,水气上腾,湿气充斥,故在此季节,感受湿邪者较多。在中医学中,湿为阴邪,其性趋下,重浊粘滞,易阻遏气机,损伤阳气,食疗药膳以清热解暑为宜。

 

日本語

大暑は一年中で最も暑い節気である。、中国の多くの地域では、しばしば摂氏40度の高温の天気になり、この耐えがたい酷暑の季節では、暑気当たりに注意することを軽視してはならない。

 夏季は気候が蒸し暑く、酷暑で雨が多く、暑くて湿気の気が虚に乗じて入り込みやすく、暑気が厳しく、心、気が損耗しやすく、特に高齢者、子供、体が弱い方々は往々にして、休養することができず、夏やせ、暑気あたりなどの病気になる。もしあなたが全身に明らかに力がなく、頭がぼうっとし、おどおどし、息苦しく、注意力が集中せず、汗が多く出て、手足の感覚がマヒし、ノドが渇き、吐き気などの症状が現れるならば、これは暑気あたりの前兆である。上述の症状が現れると、直ちに患者を風通しのよいところへ移して休ませ、患者に薄い塩分を含んださゆあるいは緑豆スープ、スイカの汁、ウメ入りのスープなどを飲ませるべきである。夏季に暑気あたりを予防するやり方は、仕事を合理的に配置し、労働と休息の結び付けに意を配り、厳しい日差しの下で長く日光に当たるようなことは避け、室内の通風に意を配り、睡眠を十分とり、飲食の衛生を重んじることである。条件が備わっている方は、夏季に入ってから、芳しくて濁を取り去り、湿気と蒸し暑さをなくすもの、例えば新鮮なかっ香の葉、フジバカマの葉それぞれ10グラム、飛滑石、炒めた麦芽それぞれ30グラム、甘草3グラムを水で煎じてお茶としてよく飲むべきである。真夏の暑い時には仁丹、十滴水などを服用する。

 大暑は一年中で温度が最高の節気であり、陽の気が最も盛んな季節であり、養生保健の中で「冬にかかった病気は夏に治す」という言い方があり、それゆえに冬季に発作が起こった慢性病、例えば慢性気管支炎、肺気腫、気管支ぜんそく、下痢、リューマチなどの陽の虚弱症にとって、最もよい治療のタイミングである。上述の慢性病にかかっている方々は、夏季の養生の中で特に気をつけて養生し、重点的に予防と治療をすべきである。

 暑い天気に、飲食の栄養の作用を生かして養生して寿を益することは、疾病を減らし、老化を予防する効能のあるやり方である。夏季の飲食による養生は暑い天気の気候の特徴を基礎とするものであり、夏の気候はひどく暑いため、唾液の分泌を傷つけ、気を消耗しやすいため、常に薬の入ったかゆを選んで体を補うことがである。薬入りのかゆは高齢者、子供、脾臓、胃の機能が弱い方々に適している。そのため、古人は「世の中でもっとも人を補うものはおかゆであり」、「日に2合の米を食べるならば、薬用ニンジンと黄槊の大きなパックに勝る」と語った。このことからもかゆによる養生の人に対する重要性を見てとることができる。薬入りのかゆは人体によいが、幅広く運用することはできず、1人1人の異なった体位、病気に基づいて、適切な薬材を選び、かゆの処方を調合することによって満足のいく効能に達することができるのである。

 夏季の養生については、水も体の非常に重要な、欠くことのできない健康を保ち寿を益するものである。民間に「人は水からなるものである」という言い方がある。この言い方は道理がないわけではない。水は人体の重さの約70%前後を占めており、伝統的な養生のやり方は冷めたさゆを飲むことを非常に尊重している。民間の経験では、毎日の明け方に新鮮な冷めたさゆを1杯飲むならば、数年以後、非常に不思議な寿を益する効能が現れることになる、といわれている。日本の医学者はかつて460人の65歳以上の高齢者に対して調査を行い、5年内に毎日の明け方に冷めたさゆを1杯飲むことを堅持する人の中で、82%の高齢者はその顔色は赤くてつやつやし、元気いっぱいで、歯がガタガタせず、毎日10キロ歩くことができ、これらの人はこれまで大した病気にかかったことがなく、これを見ても分かるように、人体に対する水の重要性は非常に確かなものである。

 水を除いて、酒、スープ、果汁なども飲み物と称することができる。合理的に選ぶならば人体に良い、体を丈夫にする役割を果たすことになる。

 盛夏に陽の熱が下がり、湿気があふれ、ゆえにこの季節に、湿気に侵害される方が多くなる。飲食療法としての薬膳は熱を下げて暑気を払うものであるべきだ


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« むくみの話(おさらい)と・・・ | トップ | おすすめ「気功養生の土台」 »

季節の話(二十四節気他)」カテゴリの最新記事