2012年1月21日は「大寒」です。
その文字通り一番寒い時期になりますね。
東京では昨日は寒い雪でした
この時期の話題には「大寒たまご」なるものがあるんですね。
大寒の日に産まれた卵をこう呼んでいるようです。
なんでもその卵を食べると「金運アップ」「健康運アップ」とのこと。
これは「七十二候」をみるとなんとなくわかります。
大寒の七十二候に
「鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす、にわとり はじめて とやにつく)」があります。
日本では末候にあり、中国では初候にあります。
寒さから身を守ろうとして、卵をほとんど産まなかったニワトリが、
春の気を感じ、鳥屋に入って卵を産む時候をいうのです。
日本の七十二候
初候 | 款冬華 | 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す | |||
次候 | 水沢腹堅 | 沢に氷が厚く張りつめる | |||
末候 | 鶏始乳 | 鶏が卵を産み始める |
この時候の卵は、生気に満ち溢れているという事から、
「大寒たまご」は金運アップ・健康運アップと言われているようです。
今では、卵に季節感を感じることもないと思いますが、
こんな話を知っているとで、いただく時に有難さも感じますよね。