MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

浜降り祭・2016

2016年07月18日 | まち歩き
湘南に夏本番を告げる暁の祭典「浜降祭」が茅ヶ崎西浜海岸で行われ、早朝から茅ヶ崎海岸へとポタリングしてきました。
浜降祭は、茅ヶ崎、寒川の34社、39基の神輿が未明に神社を宮出しして、西浜海岸に5時から相次いで到着し、134号線に設置された一の鳥居から入り、次々と海に入り禊ぎを行うという、約800年の伝統の祭りで「かながわの祭り50選」にも選ばれています。
会場の茅ヶ崎西浜海岸に着いた時には、各社の神輿はみそぎを終えて海岸に集結していました。
この日は残念ながら富士山の姿は見れませんでしたが、海岸には34社の神輿が並んで着座し神事が行われます。

浜降り祭の発端となった「鶴嶺八幡宮」は別格として列の一番席に坐して豪華絢爛な神輿が並ぶ光景は圧巻でした

会場には数えきれない模擬店が出ており、担ぎ手や観客の憩いの場となっていました。

古式ゆかしい厳かな式典が行われた後、太鼓の合図で一斉に神輿がお発ちとなりましたが、鶴嶺八幡宮を先頭に、 「ドッコイ・・ドッコイ・・」と相州神輿独特の威勢のいい掛け声とガツンガツンとタンスの音で海へと向かっている光景は、パワーをまき散らしているようで大歓声が沸いていました。



相模国一之宮の「寒川神社」の神輿が発輿すると、多くの観客も付いてまわり大混雑となっていましたが、金色に光り輝く神輿が茅ヶ崎甚句のリズムで威勢よく担ぐ姿は、圧巻でした。

神輿の担ぎ方の妙技は、四方に下がる鈴が同時に跳ね上がるように担ぐのが超美技だそうで、各社も競い合って揺らしておられました。

次々と各社の神輿が第3鳥居をくぐって浜へと下りますが、海の中に入る神輿は残念ながら多くは見られませんでした。


神事が行われる間、発輿を待ちわびていた担ぎ手のパワーが一気に爆発したように威勢よい掛け声が浜に響きわたる勇壮な光景は、見応え充分でした。

この日は高波も無かったのですが、大半の神輿は入水せずに波打ち際で引き返してしまったが、数社の神輿が入水すると一斉に観客が砂浜に集まり、大歓声が湧いていました。



中には、右に左に大きく神輿を傾けて進む神輿もあり、中に鎮座する神が飛び散るのではと心配していましたが、一番のアクロバテイックな演技でした

荒波に浮かぶような勇壮な海中渡御は見れませんでしたが、砂浜でガチンコ勝負するような勇壮な神輿の揃い踏みも見応えあり目に焼き付いています。


多くの神輿に混じって可愛い子ども神輿もオジサンたちに負けない元気ぶりですね~

大半の発輿を見送って遠くに江の島、茅ヶ崎Tランドを望みながら湘南海岸のサイクリングコースを走っていると、赤トンボ達も追いかけるようについてきて別れを惜しんでくれました

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4 コメント

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Unknown (ginnohana)
2016-07-18 16:33:23
39基の神輿が揃っての<浜降祭>
さぞかし見ごたえのあることでしょうね!
海岸でのお祭りは夏らしくて一度見てみたい
ものです。祭り好きの日本人にはたまらないですね!
Unknown (ryu-garden)
2016-07-18 18:24:44
浜降祭、いいですね。茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ち、でも今は川越なので20年以上観ていません。以前は7月15日が浜降祭でした。小学校の頃、授業中に神輿に鈴音、ドッコイ、ドッコイの掛け声が聞こえると興奮した覚えがあります。それを今思い出しました、ありがとうございます。
Unknown (korman)
2016-07-18 19:12:19
ginnohanaさん  コンバンワ
浜降り祭は、湘南地区では39基の神輿が揃い見応えありました。
しかし、あの神田祭や深川不動の水かけ祭りのような江戸の神輿には、叶わないでしょうね~
Unknown (korman)
2016-07-18 19:16:40
ryu-gardenさん  今晩は
ご覧いただきコメントありがとうございます。
茅ヶ崎ご出身でしたか。今日も伺いましたが、担ぎ手が少なく若手の茅ヶ崎出身者がこの日は里帰りされて担いだ後に同窓会を開かれるようですね。
あの若大将の姿が見られなかったのは残念でした。

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