梅雨入りして雨の心配もあった一日でしたが、先日訪れていた東京大学駒場キャンパスへスケッチに出かけてきました。
駒場キャンパスの正門の前に立つと、正面にシンボルの1号館時計台を臨み、大扉には本郷キャンパスとは異なる柏葉とオリーブを組み合わせた紋章が光ります。
一高の校章だったそうです・・・・
1号館の周りを一回りして見ましたが、どこから描いても圧倒される貫禄を感じました。
生協の前の広場には、元駒場寮があった跡だそうで、柱の一部が保存されていました。
その先の谷戸の中には、駒場池(一二郎池)がありますが、本郷の三四郎池をもじって付けられた名前でしょうか?
駒場キャンパスには、歴史を感じる大木の古木が多く見られますが、ソメイヨシノの大木の幹の中には、猿の腰掛を見つけました~
この日も緑に囲まれた1号館の正面玄関のデザインが素晴らしく前回と構図を変えて描いてみました。
目の前を絶え間なく東大生が入門して通り過ぎており、街中とは異なるキャンパスの雰囲気がいいですね
着彩を初めてまもなくスコールのような雨となり、スケッチブックには雨で色も流れるようになり、玄関に避難していました。
1号館は、有形文化財に指定されている貴重な建造物ですが、雨を凌ぎながらその貫禄を実感していました。
雨が止むまで学生衝動へ避難していたが、丁度お昼時となっていたので、満席となっており一苦労です
何とか帰宅後に加筆して仕上げましたが・・・色も汚れて残念作でした・・・・
午後には、博物館も素晴らしい魅力ある建築物でしたが雨の心配もあり、断念して900番館(講堂)へ移動・・・
900番館も博物館と同じ景観ですが、裏側の緑に包まれた素敵な入口をファカルテイ・ハウスの屋根のある通路から描いてみました。
午後も小雨の後には晴れ間があり、乾き具合が悪く苦労しましたが、久しぶりのスケッチ会となり、楽しい一日でした。