日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

無遠慮

2009-02-12 | つれづれ
会社を退職する際やってはいけないこと
それは
残る者に自分の恨み辛みを話すこと
取引先に会社の内情を暴露すること
従業員を引き抜くこと
取引先を横取りすること
そんな人として当たり前の約束事を守れない人がいます。

「俺が生きて行く為には必要なんだ」という考え方も確かに存在するでしょう。
しかし、自分が何年も何十年も生活の糧とさせてもらった会社に対し
あまりにも無遠慮な行動であるという認識はあるのでしょうか?

このようなことは私たちの業界にも多々あります。
酷い場合は、所長先生が出社したら全社員と全関与先が
首謀者によって他の場所で開業された事務所に
ゴッソリお客さんも従業員も持って行かれたなんてこともあります。
また、事務所を辞める前に担当先にしっかり根回しして
退職後には自分が開業した事務所に関与先の大量異動なんてことも多々あります。

「従業員やお客さまを盗られる側も悪い」そんな考え方も確かに有ります。
従業員を引き抜かれるのは会社に魅力がないからです。
お客様を横取りされるのは対応が悪いかサービスが悪いかです。
足元の管理をやっていないからそんなことになるというのも一理あります。

確かに自分がいた会社の欠点を直す訳ですから
自分で開業した会社は更に良い会社になる筈です。(理論的にはですが…)
美容院然り
レストラン然り
お菓子屋さん然り
ペット屋さん然りです。

しかしやってはいけないこと
従業員である段階でのお客様への勧誘
値下げしてまで横取りすること
商人として、社会人として、人として
周囲から人格に疑問符を持たれる様な行動だけは謹んで欲しいものです。

世知辛い世の中
こんな事を言っている方がまだまだ甘いのかもしれませんね。


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