日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

言えない雰囲気

2011-01-18 | つれづれ
上司・・・「何をしたいの?」
部下・・・「いや別に・・・。」
上司・・・「そんなこと無いだろう。何かしたい事があるだろう。言ってごらん。」
部下・・・「いや特にないです。」
上司・・・「本当か? 後であれがしたかった、これがしたかったって言うんじゃないよ。」
部下・・・「本当に何もないです。」
上司・・・「そうか…。じゃあ、とりあえず、これでもしようか?」
部下・・・「は、はい…。」

こんなやり取りがあちらこちらに散見されます。
結果、部下は「結局上司は俺に自分の意見を押し通して来るんだよなぁ。」なんて言葉を同僚に愚痴っていたりします。

上司の立場からすると「あれほど何度もやりたい事を聞いてやったのに」と思うのですが
部下からすると「自分の意見なんか言える雰囲気じゃないよな」という事になるようです。
この辺りが上司と部下との間の微妙な関係という事にもなるのかもしれませんが
どんなに上司が優しく接しようと
部下は怖い上司の呪縛に囚われ
言いたい事が言えない状況があります。

これは、
怖い上司
ものわかりの悪い上司
意見を取り合わない上司
歩み寄らない上司
そんな上司像を嫌というほど部下に見せてきたことが原因です。

部下が歩み寄るべきか
上司が歩み寄るべきか…
鶏と卵の話のように
どちらが先かは難しい問題のようです。

ただ…、
私なら、気付いた方が歩み寄るべきだとは思うのですが…。

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