日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

変わらないのは死を意味する

2009-01-23 | 危機管理
過去に何度か書いてきた話です。

茹で蛙(ゆでがえる)

私も数年前までは正に茹で蛙状態でした。

自分が茹で上げられている事に気もつかず
どんどん暖められて行くビーカーの中で
いい気な顔をして
その快適な(?)お湯を楽しんでいる・・・。
まもなく煮沸され、あの世へ召されるとも知らないで・・・。
今思い返してもゾッとします。

最近死語にも近づいてきた「勝組と負組」
負け組みが大半になった今日においては
いっそ茹でられてしまおうという経営者が多くなったように思います。
その証拠が民事再生や会社更生法の安易な申請の急増です。
自身の責任は横において会社経営をリセットしてしまおうというのですから…。

茹で蛙は徐々に熱くなっているお湯の中で
やれ世の中が悪いだの
取引先が悪いだの
従業員が悪いだの
文句ばかり言っています。
そんな状態だから、自社の不振の原因も探し出せなくなってしまいます。

赤字経営になったらすべきこと
それは経営者自身が茹で蛙であると自覚すること
そして、生温いお湯を楽しむのではなく
今すぐ生温いお湯から飛び出すことです。
さもないと、茹で上がってあの世逝きになってしまいますからね。

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