日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

納税しない企業の存在意義

2010-01-08 | 経営改善
年末調整をして昨年一年間の給与の所得税の精算の結果
この1月10日に納付すべき源泉所得税の金額は前年比プラスでしょうか?
それともマイナスでしょうか?

所得税に限らず、法人の納税比率もどんどん下がってしまい
2008年には、いよいよ29.8%となってしまいました。

お気の毒です。
実は、年商10億円以上の企業の黒字率は80%を超えています。
即ち、売上げが小さければ小さいほど赤字比率は高くなってしまっています。
年商5000万円未満の企業においては80%を超える企業が赤字法人だとも言われています。

脱税はおろか節税をするに足りる企業が少なくなってしまいました。
しかし、節税以前にしないといけない事
それが納税できるほどの利益を出せる企業体制を作る事です。

周囲が赤字だから自分も赤字で良い
そんな考えを持っていないでしょうか?
とんでもありません。
そんな考えで経営をしていると失速してしまいます。
必要なのは、出せる時に出す。とことん利益を出すのです。
もちろん暴利ではなく適正利益によってです。

御社は利益を出していますか?
そして納税をしていますか?
もしも納税していない事を要領だと勘違いをしているとしたら
早期に考え方を変えてください。

必要なのは「利益体質の企業にする」事なのです。
経営者様ご自身の信念にして頂きたいものです。

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