日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

介護保険料を払う楽しみ

2009-02-22 | つれづれ
毎年恒例の税務援助に行ってきました。
朝9時から夕方4時まで、この間約15名の方の申告相談を受け付けます。
今年もいろいろな方の人生模様を見させていただきました。

名前も名乗らない方
税務署の悪口を言い続ける人
書類を持って来ないで探り(?)を入れる人
高齢の高額所得者
納税が少ないことを恥ずかしい恥ずかしいと言い続ける人
・・・

そんな中で一組の障害をお持ちの方の申告相談を受けた時のことです。
申告をされる方はおじいちゃま
一緒に来られたのは20歳代のかわいい女性
なんて素敵なご家族でしょうか。
わざわざおじいちゃまのために車椅子を押して相談会場に来てくれたのです。

車椅子のおじいちゃまはとにかくニコニコしながら
自分はわからないから連れの子に書いてもらってほしい言われ
かわいい女性も素直にペンを取り
わからないながらも私の説明に耳を傾け
おじいちゃまとおばあちゃま、二人の確定申告書の下書きをしていました。

小一時間も経った頃
おじいちゃまに
「お孫さんが確定申告に来てくれるなんて孝行者のお孫さんですね。」と言った所
その女性が
「いいえ私はヘルパーです。」と優しく答えてくれました。
その女性と私のやり取りをおじいちゃまはニコニコしながら聞いていました。

今まで、自分が介護されるわけでもないのに介護保険なんか払いたくない!
そんな風に思っていた私でしたが
おじいちゃまとかわいいヘルパーさんを見ていたら
みんなで払う介護保険が役に立っている実感がわきました。

どんな研修会やパンフレット
テレビで政治家や官僚が答弁していても実感できなかったものが
確定申告相談会場で体験できたことになんだか嬉しくなりました。

えっ!?
魂胆がミエミエですって!?
もしも私が介護を受けるようになった場合
あんなかわいいヘルパーさんが来てくれると思っているんだろうって??

もちろん期待しています!
自分の老後を楽しみにしなきゃ介護保険料を払う気持ちが失せてしまいますものね。

最後に不謹慎な発言になってしまいましたがお許しを!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 死に水を取る | トップ | この罰当たりモンがっ!! »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

つれづれ」カテゴリの最新記事