日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

日本の宿「加賀屋」会長の講演

2007-01-30 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
昨日早朝、プロが選ぶ日本の宿百選で27年連続でNo1となった
和倉温泉の「加賀屋」会長である小田禎彦さんの話を聞く機会がありました。
いや、聞きにいきました。
なにせ、朝3時半に起床し、4時15分に待ち合わせ場所である
弊社関連会社グランドリーム(企業再生コンサル会社)を出発し
6時開始の会場まで車で行ってきました。

初めてお話を聞きましたが
経営者としても超一流の方は、講演者としても超一流でした。
約30分という短時間の中の講和だったこともあり
まずは、結論をずばりと話、そしてポイントを追加していく、
最後時間を見て、すっぱりと話を終わる。

目張り気配りジェスチャー、間、言葉の歯切れ、
レジュメなしにレジュメの言葉と寸分違わぬ言葉を紹介していく
単に慣れているだけではなく
自分の話を聞く人に理解して貰おうという姿勢が滲み出ていました。

実は話の内容というものは
普段私が色々な箇所で話をさせていただくものと
大きく違うことはありませんでした。
これは、私の話を聞いた方が
「自分が普段話をしていることとほとんど同じだ」
といわれるのと同じことだと思います。
すなわち、経営の根底に流れるものは同じだということです。
あとは、講演者によって経験値が違うことから来る
切り口の違いということになります。

せっかくですからポイントのみ記載しておきます。
①最初は物まねで良い。その後自分のものさしを持てば良い
②プロの尺度は100点である。100点以外は素人の仕事
③商売は人のためにするもの、お客様のためにするもの
④お客様の問題解決が出来るのは自分しかいないという気概を持つ
⑤日本の働く人間の三人に二人がサービス産業従事者、サービスの意義を明確にすることが大切
⑥任せる人の選定が大切、任せることが出来る人を育てる
以上が主なポイントです。

笑顔の奥に厳しさが垣間見られ
また、約700人の従業員を率いる総帥としての責任感を
ヒシヒシと感じられ非常に充実したひと時を過ごさせてもらいました。

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