日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

不祥事発覚の際の決まりごと

2007-02-04 | 危機管理
昨今企業不祥事の発表が続き、さも暴露大会(?)という呈をなしてきました。
企業不祥事発覚で評価を上げる企業、
評価を下げるどころか倒産にまで追い込まれる企業
この差はどこにあるのでしょうか?

某企業の広報担当者は
不祥事発覚の際に
①先ずはお騒がせしていること自体を報道陣に向かって謝る
②被害者が有る場合、被害者に謝る
③事故などの不祥事についての分かっているすべての情報を公開する
④絶対に反論しない
⑤私見は述べない
⑥他人を悪く言わない
⑦人体への影響などについては影響が無くとも「もしも」最悪を想定する
などなど・・・

そういえば雪印の時も
命に別状は無いとか
私は寝てないんだ!
なんて言葉で会社が無くなりましたよね。

さらにその広報担当者は
報道陣を通してその先には何百万、何千万の人達が
自分の一挙手一投足を見ているのだという意識を持って
受け答えしなければ、つい「うっかり」が出てくるのだと言います。

企業の不祥事は無いに越したことはありません。
しかし、発覚したときの事を想定しておかないと
マスコミ対応が後手に周り
結果として企業の社会的信用を失墜してしまうことになるのです。

やりたくは無いでしょうけれど
企業不祥事発覚の際のマニュアル作りと想定訓練は必要ですね。

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