日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

風と共に去りぬ 

2010-01-30 | つれづれ
アメリカの女流作家マーガレット=ミッチェルの長編小説「風と共に去りぬ」
南北戦争と戦後の急激に変化する南部を背景に、
農場主の娘の波瀾にみちた生活と恋愛が描かれていました。
映画では、主人公スカーレットオハラとレッドバトラーを
ヴィヴィアンリーとクラークゲーブルが好演し
不朽の名作とまで言われています。

という映画の話をしたいのではなく
昨日訪問した京丹後市(京都府)からの帰り道の迷惑なお母さん(お姉さん?)の話です。

私が彼女と出会ったのは
京丹後市峰山駅から約3時間の旅を終えた直後
京都駅で北陸本線に乗り換え、金沢に向かっているサンダーバードの指定席での事でした。

3号車5番Aが私の席です。
私が5号車に乗ったのは18番の席のある入口からでした。
進行方向から後部へ向かって席を探していました。
車両の3分の一も入った頃です。
なんだか異様なオーラが出ている場所がありました。
進んで行くうちにそこが私の隣の席である事は想像に難くありませんでした。

少しだけ望み(その異様な雰囲気の隣が私の席でないことの)を持って接近しましたが
残念ながら、前後左右空いているのは私の席だけです。
8番、7番の列へ歩を進めた段階で
彼女とはバチッと視線が合ってしまいました。

明らかに彼女の体格は私のそれを凌駕しています。
それなのに席のテーブルを出し、その上にはキリンのチューハイ「氷結」があります。
そしてこれでもかという数のストラップが付いたケータイを握りしめています。

私の席に入ろうとすると足元には大きな荷物
頭の上の荷物置きに私お荷物を乗せようにも彼女の荷物が既に占拠しています。

なんだか急に寂しさが込み上げてくるのを感じながら
もぞもぞとコートを脱いだり、後席の方の荷物スペースにカバンを置かせて貰ったりしました。

数分もそんな事をしたでしょうか
ようやく身支度も整い、私の席に座りました。
私の席は窓側です。
隣に大きく黒っぽい服装の彼女が座っています。
座った瞬間
なんだか穴倉に押し込められたような感じを受けてしまいました。

人間とは面白いものです。
そんな状況に追いやられると
なんだかすごく肩身の狭い意識が込み上げ
本当に肩をすくめてしまう自分がありました。

それにしてもすごい威圧感です。
しかもチューハイを既に飲み干している感じです。
右手でアルミ缶をペコペコ音を立て、手持無沙汰にしながら
左手で携帯電話を操作しています。

ときどきため息をつきながら…。(その主は彼女です。私の方がため息をつきたいぐらいでしたが…)

おっと、またまた長くなってしまいました。
この続きは、折を見てご報告いたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小野小町所縁の地 | トップ | 理念先行 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

つれづれ」カテゴリの最新記事