千三句集（３７５）

蟄居して一日春の雨眺む
　富翁

千三句集（３７４）

もの思い夜道ひっそり赤つつじ
　富翁

朝ドラ

朝ドラが取り持つ会話家の中

つねお

さいたま市の花

蝶々の大群みたり花みづき

先輩

千三句集（３７３）

赤白のつつじゆかしき今日ワイン
　富翁

「連休」

(テレビのニュースで、ああそうか、と)

渋滞の　高速道路　遊園地
ボー然とする　パパの絵懐かし

働き蜂　つかの間の休み　金の価値
それ以上ある　だけど疲れる

われわれに　黄金週間　ありませぬ
シルバーウィーク　どっさりあります

安楽

「励む」

(パブロフ的に反応いたします)

小杉君　いくらハゲんでも　増えないよ
日々励む　刻苦努力の　成果あり
経験と　知識があいまり　成長す
安楽

※小杉くんしブラックマヨネーズのデブです。

千三句集（３７２）

酒ちびり頭ふらりと春の床
　富翁

「連休」

時移り昔連休今全休
　富翁

「励む」

何事も励んだ後は清清し
　富翁

「連休」

連休は必ず避ける年金者

遠方の彼女喜ぶ連休や

つねお

「励む」

スリムにと励む減量三日だけ

むりやりに自分励まし一万歩

つねお

千三句集（３７１）

入道のようにはいかぬ春の雲
　富翁

書に飽いてルーフを散策す

(春の到来とともに、ルーフバルコニーの植物たちが元気なので、目を休めるのです)

エブリディ　晴耕雨読　心身が
憑かれたときは　緑にかぎる

安楽 with grass

妻の誕生日

年一度鰻重食べて妻祝う

つねお