千三句集（７６１）

春の鴨潜りし水の底は闇
　富翁

千三句集（７６０）

わらわらと子ども集まる春の海
　富翁

初夏（２）

出窓から緑の風が吹き抜ける

つぼみあり女王の出番が到来す

先輩

初夏の装い

雑草やむしりとるたび初夏匂う

新緑が暑ささえぎる日陰かな

先輩

千三句集（７５９）

春夕焼近ごろ姿見せぬ孫
　富翁

千三句集（７５８）

花水木通りすぎゆくランドセル
　富翁

春の散歩は気持ちがいいです

特に朝のベランダの花々に散水するときが一番。

春の風　愛しき人の　肌ざわり
春の風　老いては恋も　できまへん
春の風　うつむく冬から　顔上げて
春の風　街中に吹くステキ風
安楽

千三句集（７５７）

春の雲地上せかせか歩く人
　富翁

温かいというより「やや暑」ですな

ここ数週間の激変に、老体がついてゆけそうもないです。
年々歳々。

春が過ぎ　梅雨を凌げば　真夏なり
安楽

千三句集（７５６）

囀や虚空に浮かぶ雲ばかり
　富翁

千三句集（７５５）

野遊びや遠いふるさと遠い日々
　富翁

昼下がりのコンビニにて

散歩して咽喉が乾きましたので、ファミマのイートインを利用しようとしたら、十数名のジジババ軍団に占拠されてました。
ああいう憩いの風景はとてもいいものでした。

そのうちに　わたしも加わり　笑うでしょ
安楽

まれ

朝ドラにまたはまってるテレビっ子
毎回のヒロイン好きになる自分

つねお

千三句集（７５４）

寝たきりの一日長し春の暮れ
　富翁

気がつけば「満身創痍」

これが「老い」の現実と言うものなのでしょうか。
暗澹たる思いです。（涙）

白内障　アトピー皮膚炎　耳痛し
腰痛に　上は入歯で　膝痛む
睡眠が　不安定なり　薬飲む
安楽