虎島砲台の砲座跡を乗り越えて、島東側の断崖絶壁へと出た。
林から抜けると、すぐ目の前に切り立った崖が現れた。
標高50mほどの眼下に広がる海。落ちたら一溜りもない。
そのまま左側に獣道が続いていたので進んでいく。すると途中に
案内板が倒れていた。なぜ虎島の立札は、こうも倒れているのか。
案内板が示していた方へ進んでいくと岬の行者尊が現れた。
この像の前は特に見晴らしがよく、東の景色を一望できるが
ここにも柵やロープは一切無いため、転落には気をつけたい。
目の前には海を挟んで地島(地ノ島)がある。沖ノ島へ渡るさいに
友ヶ島汽船から虎島を見上げていたが、その全く逆の光景である。
そして案内板が指していたもう一方、観念窟はというと・・・
この崖の下にあるらしい。岩盤をよく見ると、ロープを通すための
ハーケンが打ち付けられているのがわかる。ロッククライミングの
装備も経験もない者が簡単に行けるような場所ではないのだった。
ちなみに海側から見ると、こういう図式になる。観念窟へ下る途中の
岩壁に五所の額があり、島の5つの修行場の名称が刻まれている。
そしてその五所の額のすぐ下が、観念窟の入口になっているようだ。
といった感じで、虎島の北側から東側にかけての探索は終了となる。
一方、もう1つの序品窟へは島西側の海岸をつたって行くそうだが・・・
この海岸がまた大きな岩がゴロゴロしていて一筋縄でいきそうにない。
すでに飲水が底をつきそうな上、前日に他の島巡りをした疲れもあり
今回は序品窟を見送る事にした。またみたび友ヶ島へ訪れる機会が
あれば序品窟を含め、もっとじっくり虎島の探索をしてみたいところだ。
なお野奈浦桟橋へと戻った頃には、時刻は13:45になっていた。つまり
今回の虎島巡りにかけた総時間は、およそ4時間15分という事になる。
(友ヶ島に居れるのは1日最大7時間なので、その半分以上を消費した)
南垂水広場、第4砲台跡、深蛇池へと寄らなければ、もう1時間30分は
短縮できたが、逆に序品窟へも行くとなると更に時間を要するだろう。
FILE:14へ戻る 友ヶ島目次 FILE:16へ進む
林から抜けると、すぐ目の前に切り立った崖が現れた。
標高50mほどの眼下に広がる海。落ちたら一溜りもない。
そのまま左側に獣道が続いていたので進んでいく。すると途中に
案内板が倒れていた。なぜ虎島の立札は、こうも倒れているのか。
案内板が示していた方へ進んでいくと岬の行者尊が現れた。
この像の前は特に見晴らしがよく、東の景色を一望できるが
ここにも柵やロープは一切無いため、転落には気をつけたい。
目の前には海を挟んで地島(地ノ島)がある。沖ノ島へ渡るさいに
友ヶ島汽船から虎島を見上げていたが、その全く逆の光景である。
そして案内板が指していたもう一方、観念窟はというと・・・
この崖の下にあるらしい。岩盤をよく見ると、ロープを通すための
ハーケンが打ち付けられているのがわかる。ロッククライミングの
装備も経験もない者が簡単に行けるような場所ではないのだった。
ちなみに海側から見ると、こういう図式になる。観念窟へ下る途中の
岩壁に五所の額があり、島の5つの修行場の名称が刻まれている。
そしてその五所の額のすぐ下が、観念窟の入口になっているようだ。
といった感じで、虎島の北側から東側にかけての探索は終了となる。
一方、もう1つの序品窟へは島西側の海岸をつたって行くそうだが・・・
この海岸がまた大きな岩がゴロゴロしていて一筋縄でいきそうにない。
すでに飲水が底をつきそうな上、前日に他の島巡りをした疲れもあり
今回は序品窟を見送る事にした。またみたび友ヶ島へ訪れる機会が
あれば序品窟を含め、もっとじっくり虎島の探索をしてみたいところだ。
なお野奈浦桟橋へと戻った頃には、時刻は13:45になっていた。つまり
今回の虎島巡りにかけた総時間は、およそ4時間15分という事になる。
(友ヶ島に居れるのは1日最大7時間なので、その半分以上を消費した)
南垂水広場、第4砲台跡、深蛇池へと寄らなければ、もう1時間30分は
短縮できたが、逆に序品窟へも行くとなると更に時間を要するだろう。
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