世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

友ヶ島 2014 FILE:9 深蛇池Ⅱ

2014-10-15 21:15:55 | 史跡・観光・他
虎島へ向かう途中、沖ノ島北東部に位置する深蛇池へと寄っていく。

分岐地点より深蛇池まで約100mの道を下っていく。この池も葛城行所との事で
道の入口に『奉修葛城二十八宿巡峰行』と記された札が打ち付けられてあった。
深蛇池へ続く道 深蛇池分岐地点の木札 深蛇池へ続く道
池の前まで来ると道は池沿いに右奥へと続くが、ここに池の説明板がある。

友ヶ島深蛇池湿地帯植物群落。これによると深蛇池周辺には、ヒトモトススキ、フトイ、ヒメガマ、
オオクグ、アシ、テツホシダ、セリ、ヤナギゴケ、ホソバノウナギツカミなどが群生しているらしい。
友ヶ島深蛇池湿地帯植物群落説明板 深蛇池へ向かう途中にある穴
池沿いに先へ進んでいくと、なにやら井戸のような石積みの小さな穴も現れた。

樹木の合間から眺める深蛇池。池といってもブッシュに覆い尽くされているため
まったく水気は感じられない。そんな茂みの中に何やら石柱のようなものが見える。
友ヶ島 深蛇池 友ヶ島 深蛇池
とはいえ、やはり池なので足元には水が溜まっており中に踏み込むことはできない。
イメージ的には一碧湖沼池に似ている。役行者が封じた大蛇が深蛇大王となり
この池に鎮座しているそうだが、それよりマムシに遭遇しないかの方が心配である。

しばらく進むと、池の中へ陸地がせり出している箇所があった。
そこに何やら、お立ち台のような岩があったので見に行ってみる。
友ヶ島 深蛇池 深蛇池の賽銭岩
てっきり周囲の景色を眺めるためにこの岩が置いてあるのかと思いきや
岩の上には数珠や賽銭が奉納されていた。仏像の台か何かだったのか?

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