世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

大久野島 FILE:14 休暇村大久野島

2015-01-20 22:30:00 | 史跡・観光・他
大久野島上陸から、およそ2時間半。島の南側を一通り巡って休暇村までやってきた。

島内唯一の宿泊施設である休暇村の建物。ここではレンタサイクルの貸し出しも行っており
自転車を利用して島内を巡ることもできるが、とりあえず今回は、このまま歩いていくとしよう。

でもその前に、ちょうどお昼時なので休暇村1階にあるレストランにて昼食をとることにする。

この辺りは蛸が名物との事で、タコうどん定食を注文。価格は850円と比較的リーズナブル。
しかし時間帯が悪かったか料理が出てくるまで45分も待つ羽目になった。ちなみに館内には
レストランの他にカフェもあり、そちらにはうさぎのはなくソフトなるアイスクリームがあるようだ。
休暇村大久野島のタコうどん定食 休暇村大久野島 大沓の湯
食事の後は館内2階にある温泉へ。入浴料金は大人1人400円、バスタオルも別料金で借りる事ができる。
温泉は建物東端にある大沓の湯、建物西端にある小沓の湯の2つあり、今回は広めな大沓の湯を利用。
さすがに真っ昼間なだけあって自分以外の利用者は居らず貸切状態。大沓の湯の窓から見える景色は
ほとんど正面の芝生広場なので、景色を楽しみたければ海側にある小沓の湯を利用した方が良いだろう。

リフレッシュした所で、ふたたび島内の散策を再会する。建物の脇にウサギの巣穴を発見。
休暇村の建物隅にあるウサギの巣 大久野島の兎
日陰で昼寝するウサギも居た。人が多く集まる場所に居るウサギは餌に困る事も無いだろう。

島の外周路は休暇村の横から海岸に沿って北へと続いている。ここから先へ進むのだが
その道の始まっている地点に2つの大きな穴があった。これが三軒屋毒ガス貯蔵庫跡だ。
大久野島 三軒屋毒ガス貯蔵庫跡 三軒屋毒ガス貯蔵庫跡説明板
休暇村本館および、その前にある芝生広場一帯は昔、旧日本軍が毒ガスを製造するための
三軒屋工場群があった場所で、この貯蔵庫跡(後ろの海水ポンプ室も?)は当時の名残りだ。 

貯蔵庫内部、ここにイペリットガスを溜めておく貯蔵タンクが置かれていたらしい。
三軒屋毒ガス貯蔵庫跡 左穴 三軒屋毒ガス貯蔵庫跡 右穴
左右で同じ造りをしている。1つ10tなので、計20tか。よく見たら地面にウサギの死骸が・・・
というわけで次回より大久野島巡りも後編へ突入!ここから先は軍事遺跡が沢山あるぜ!

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