世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

松川湖 奥野ダム FILE:6

2012-06-13 19:30:00 | アウトドア
奥野ダム管理事務所前より、取水塔のあるダム北側の道を進んでいってみる。

管理所を抜けた正面に設置されている、奥野ダムのご案内。この立札の前から左へ進めば
堤体上に作られた道(堤体プロムナード)、右へ進めば取水塔のある松川湖北側の道となる。
奥野ダムのご案内 奥野ダム取水棟へ続く道
まず正面に見えている白い建物(常用洪水吐き)を目指して進むが、その前に非常用洪水吐きを覗いてみよう。

非常用洪水吐き。大きな洪水が起こった際は、ここから水が溢れてダムの安全を確保する。
対面に見える壁に一箇所だけ悪魔の爪痕みたいな模様が入っているのは何故なんだぜ?
奥野ダム非常用洪水吐き 奥野ダム非常用洪水吐き
奥野ダムのサーチャージ水位(最高水位)が標高151mとの事で、それを超えた場合はここへ水が流れ込むのだろう。
(設計洪水位が標高153.5mと記されているので、それが非常用洪水吐きへ流水する水位なのかもしれない)

非常用洪水吐きを湖側から見ると、かなり高い壁が見える。9月30日~7月1日の満水位が標高138mなので、この壁は
15mくらいの高さか。ちなみに7月1日~9月30日までの間は洪水に備えて湖の水位が標高135.5mまで下げられるそうだ。
奥野ダム非常用洪水吐き 常用洪水吐き上の建物
そんな非常用洪水吐きの先にある、常用洪水吐き。通常の洪水程度ならば、こちらから地下のトンネルを通して
一定量の水を下流へ流す。まあ、ここからだと上の建物しか見えないが。しかし『通常の洪水』って妙な響きだなw

ちなみに、こちらが対岸側から 常用洪水吐き~非常用洪水吐き を眺めた様子。こうして見ると
常用洪水吐き上にある2階建ての建物と、非常用洪水吐きの壁の高さが、ほぼ同じくらいだと解る。
常用洪水吐きから非常用洪水吐き 斜面の梯子
洪水吐き横の斜面も、かなりの高い。上の方までコンクリートで固められており
途中に梯子が設けられていた。上に何かあるのか?それとも緊急時の避難用か?

洪水吐きから更に先へ進み、取水塔の前へ。取水塔は、下流の川の維持と水道水確保を役割とされているため
水面から1m下の綺麗な水を取り込んでいる。そのせいか取水塔付近の水面には行き場を失った浮遊物が目に付く。
取水塔横から見た松川湖 奥野ダム取水塔の先
取水塔上の建物は、シャッターが締まっていてパッと見は車庫みたいな感じだったため割愛。その先で舗装路は終わり
水遊び広場・花の広場へと続く細い遊歩道へと姿を変える。その遊歩道の入口に車両進入禁止との立札が立てられて
いるが、そもそもこんな所を車両で入って行こうとは(ry 自転車で湖畔をめぐる場合は、奥野トンネルを通れってこった。

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