映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

娘と勉強

2010-07-30 05:31:38 | 家族
水曜日休みで一日家にいた。
娘が夏期講習にいかず、淡々と家で受験勉強をしているので実力テストで点数が伸び悩んでいる数学をやった。

基本的に学校から渡される準拠問題集ができれば、点取り問題での解答はそうは難しくはない。しかし、それだけでは受験やいわゆる模擬テストで高得点は取れない。基礎といわれるものが教科書でないのは明らかだ。教科書の例題、練習問題と難問集の間に位置する何かがあるはずだと思う。一通り中学の参考書の類を見てみた。その結果、ずば抜けていい本があった。高校への数学「レベルアップ演習」だ。これこそが県立レベルの入試問題での得点力をあげるのによいと判断した。入試は5教科の総合点である。これ以上のものに手を出す必要はあるまい。他の4教科に力を注ぐほうがよい。

うちは女の子である。東京の私立御三家は高校からは生徒をとらない。高校から生徒をとるのはレベルが急にアップした豊島岡くらいである。あとは早慶だ。でも両方の問題をのぞいても、この問題集を大きく逸脱するレベルの問題は少ない。この問題集ができれば満点はとれなくても合格点がとれるはずだ。
この本の解答は簡潔である。雑誌「大学への数学」でもそうだ。問題によってはどうかと思う解答もあるが、非常にエレガントだ。北辰テストの過去問の解答は非常にまわりくどい。実に対照的だ。最初過去問集の解答を読んでおいてと言ったが、このやり方は間違いだと反省した。問題の難易度は別として、誰か学習の補助者がいないと過去問の解答は普通の中学生に理解できないであろう。

高3では学校で2学期以降に2次関数を習う。したがって、まだ模試には1次関数の問題が主流である。図形的性質とあいまって、割といろんな問題が作れる。学校の準拠問題では若干足りないところである。これの出来が今一つである。なのでこの問題集の1次関数のところをやった。まずはこちらが解いてみせる。明らかに解けそうなのは解かせる。いったん解き終わったものを再現できるかどうかを確認する。そのあとで以前できなかった模試の問題を解かせる。1次関数と図形の融合問題が苦手だったが、少し苦手意識がとれたようだ。やるなら徹底的にやったほうがいい。休みの日は同じようにやってみる。

3回目の北辰テストが昨日返ってきた。5教科で偏差値70を超えていた。次回成績優秀者で掲載されるとあった。2度目である。母娘はご機嫌であった。最近東京での模試も含め、神がかり的に社会の点数がよい。学校の1学期のテストも中間期末で一問しか間違っていなかった。今回も一問間違いの95点と非常によく、数学の失敗をカバーした。あとは英語と理科がよかった。理科不得意の父親とはここが違う。ただ、前回一問だけ間違いの英語の点数は80点台に下がった。発音であまりに簡単な間違いをしていたのが残念だった。
数学は学校の期末テストでは100点だった。ただ模試では妙な苦手意識がある。基本問題でのミスがないので7割はとれるが、この程度であれば85点以上は稼ぎたいところだ。次回はそのレベルに達するように願う。

今年は夏の旅行はない。家で勉強だ。またそれも楽しい。あと5年もすればこういうことは絶対ないのであるから。。。
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