映画とライフデザイン

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ドキュメンタリー映画「GUNDA グンダ」

2021-12-28 18:05:25 | 映画(洋画:2019年以降主演女性)
ドキュメンタリー映画「GUNDA グンダ」を映画館で観てきました。


ドキュメンタリー映画「グンダ」はある農場での母豚と子ぶたの交情を中心に動物たちの映像を追った作品だ。ロシアのヴィクトル・コサコフスキー監督の作品で、ジョーカー役で世界中に名を売ったホアキンフェニックスがエグゼクティブプロデューサーだ。

映画情報でイノシシみたいなブタの写真を見ても正直いく気にもならなかった。それでも至るところで推薦されているので、あらためてHPの予告編を見てみる。そこで、親豚のそばで動き回る生まれたばかりと思しきかわいい子ぶたの様子が気になってしまい映画館に向かう。

映像はモノクロで、ナレーションがないばかりか音楽もない。自然音のみである。場所がどこかもわからないし、ブタだとわかっても品種の解説もない。字幕も皆無だ。今回その存在を初めて知ったヴィクトルコサコフスキー監督は作品情報で、ビジュアルより魂に焦点を置いたとのたまう。農場では、ブタの親子だけでなく、ニワトリや牛も映し出す。でもあくまで中心はブタの親子だ。その仕草にずっと目を奪われる。最後には少し悲しいシーンもある。でもこれは演技ではない。

⒈子豚の出産ってこうなんだ!
いきなり農舎の出入口のそばで寝そべっている母豚を映す。しばらくすると、小さな子犬のような子ぶたが大きな母豚のそばを横滑りに落ちる。しばらくすると、別の子ぶたもまるで小さなリスのように母豚の周りをたわむれる。


そして、母豚の乳を大勢の子ぶたが自分が先とばかりに吸い付く映像が出てくるのだ。イヤーこの年になって豚の出産ってこうなんだというのを初めて知った。本当にびっくりした。思春期に赤ちゃんが生まれる原理を初めて知ったときと似た衝撃だった。映画を見終わったあと、早速ネットで調べた。どうも母豚は一度に10匹前後の子ぶたを産むようだ。YouTubeを検索すると、出てくる出てくる。出産の映像が。頭の中ではもう気になって気になって仕方ない。

⒉本能で動く子豚
最初は気づかなかったが、映像に映る子ぶたは生まれたばかりだったのだ。母豚には乳房が14あるという。であるからか?、10匹前後生まれるといっても14匹以内になるようだ。映像では、母豚の乳房を競い合うように吸い付くようにおしゃぶりに向かっている。いきなりの生存競争だ。モノクロ作品とはいえ、母親の体内から抜け出したばかりで羊水で濡れている子ぶたというのはツルツルした感じでわかる。そんな子ぶたも生まれていきなり母親の乳房をまさぐる。この本能にはおったまげた。


生まれてばかりの人間の赤ちゃんは、当然ながら自らの身体を動かすことなど含めて何もできない。手足をバタバタするだけだ。生まれる前に、誰かが子ぶたたちに世に飛び出したらすぐおっぱいにすぐ飛びつくんだよと教えているみたいに膣から乳に向かう映像は、知っている人には当たり前なのかもしれないが、自分には子ぶたの本能が驚異としか思えない。

実に不謹慎な話だが、幼児に戻って本能のように乳を求めてみたくなるような心境になってしまった。本当にまいった。年末にして調子が狂う。

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