誤嚥性肺炎の恐れのある妻の病院食は誰も食べたくないものだ。
大体口から食べるのが無理、危険だとされている。
だから食べ物をミキサーで砕いてペースト状にする。
そのうえ、トロミで喉を易くしている。
例えは悪いが、洗濯糊みたいなものだ。
元の品物が全く分からない。
見た感じか嘔吐で吐き出た様なものだ。
病院食は栄養のバランス考えられている。
しかし説得しても食べようとしない。
私は色々考えた。
患者本人が食べようとしない。そんな時看護師がお手伝いする。
しかし誤嚥性は文字道理誤嚥である。
飲みこむ力が弱く肺に食べ物が入り肺炎で死ぬ。
山口洋子さんが亡くなられた病気だ。
下手に食べさせるとお手伝いして死亡させたら、責任問題になる。
だから食べなで放ったらかしだ。
弱る、弱るドンドン弱る。
だから私は毎日の様に病院に行き妻に何かを食べさせる。
たべ内病院食に何か工夫をしたい。
鮭フレークと海苔の佃煮、生生姜のご飯にまぶすようなものを購入。
先ず、生生姜で刺激を与える。
つまり食欲をそそるわけだ。
次に病院のお粥に鮭のフレークを混ぜ混んで味付けする。
たべる、たべる、次に病院のヘドロの様なおかずも混ぜ込んで、食べさせる。
騙し騙し、おだてて、ある時は点数を付けて、口に入れる。
結局、、100%完食させた。入院後10日目で初めて完食だ。
ご褒美に持ち込みのイチゴを妻に。
ヤレヤレだ。