たまたまか、福島に近く、津波もあるのか仙台の青年たちが私の教えを望んでいる。
この数人は私の本を囲み勉強会開いている。
その中の一人が最近私の教室に入った。こえの調子がグングンよくなり仲間でカラオケにいって毎回誉められているらしい。
A君は身障者だ。私の方法から言えば、一つを除いて他の全ては使えない。
メインを100とすれば20%しかやれない。ある意味で絶望的だ。
それがグングンよくなる。何故だ。
私の考えを大きく変えねばならないのか。
もしA君がデビューして評判を得れば、私は絶望的状態の人も幸せにできると言う事か。
数々の奇跡を起こしてきた私にもうひとつ、勲章が与えられるのか。
80才の詩吟の先生が声帯が開き声が全く出なくなった。
確か八戸から急遽娘さんに伴われて教室にやって来た。
30分で声が出始め、1時間で詩吟が歌えた。
医師は現状では絶対こえは出ないと断言した。
娘さんが仰天した『奇跡だ、絶対不可能を可能にした、奇跡だ』を連発して帰った。
A君を皆様のまえに出して、評価を得たい。
私の仕事は自分の作品を評価してもらうしかない。