このあいだの火曜日は高槻ランチ歌会だった。高槻在住のOさんがゲストで6名。
みんなの歌を並べると、ゆるい連作になっているようで不思議な感じがした。
冒頭に、「お義父さんが施設に入ることになりました」というと、「わーよかったねー」「おめでとう!」と、祝福を受ける。みんなそれぞれ親のこと仕事のこと、語り合ってきた時間の長さを思った。よかったのか、と思っていたけれど、ああ、よかったんだな、と思う。確かに、気分的に随分違う。そんなに負担には思ってはいなかったと思うけれど、やはり頭の隅、心の端で、いつも心配してきたのだ。90歳を超えての一人暮らしは、毎朝ちょっと不安になる。そしてメールがくるとああ、きょうも起きはった(生きていた)、よかったぁと思うのだ。
さて、歌のこと。
心のなかの白犬、窓を横切るチョコレート、凍土に眠る狼、埋められた内湖、裕子先生を偲ぶ、西田くんの電話、猫を裏返して犬、などおもしろい歌や深く考える歌、バラエティに富んでいて楽しかった。ランチを食べているあいだは、自分の身辺のことや最近参加したイベントの話などをしているのだけど、ランチが終わって歌会になると急に集中して、さくっとやって帰る、というスタイルが長く続く秘訣なのかもしれない。
私は帰りに松坂屋へ寄って、気に入ったブラウスがあったので購入。ついでに試着してみたガウチョもなかなかぴったりで気に入ったので購入。ま、たまにはいいや。