おかんのネタ帳

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初笑い

2013-01-05 23:27:51 | マイブーム・落語
それにしても寒い・・って毎日言うてますけどね。
雪はさすがに積もってませんけどね。でも、冷え冷えです~

出かけた元旦は、こんなに寒くはなかったような・・・



元旦は、もう恒例になった? 吉弥さんの会、初笑いに行ったんですね。

京都のKBSホール。

激突! 吉弥と紅雀。



最初に、ふたりがスーツ姿で登場。
高座に座って、昨年のことなどを話します。

昨年が本厄で、今年が後厄。
ふたりとも同じ年なんですよ。
一見すると、紅雀さんが年下みたいやけど。

入門はどっちが早いんかなぁ。
どちらも、米朝さんからすると孫弟子。
それぞれ、吉朝さん、枝雀さんという、米朝さんの愛弟子の弟子。

昨年は、まん我さんと出た吉弥さんやけど、
あのあと、車をこすったり、目を患わはったりで、えらい厄年やったみたい。

「紅雀さんは、なんもなかったんかいな」

「私ら、普段からええことないから、厄年もなんもありませんわ」

という紅雀さん。お子さんが生まれたのはもっと前でしたっけ?

ふたりで、M1の予選に出た話もしてましたね。
漫才「べにや」・・・安直なネーミングですわ。
あの時、繁昌亭にきたお客さんみんなで考えたのに~
ゴボウ&カブ・・・でしたっけ~?(笑)

1回戦は東京やったんで、すんなり合格したけど、
2回戦は、大阪のHEPホールやったらしく、吉弥さんがアガってしまったとか。

「あんなことあるんですねぇ。出てきたら、会場のあちこちから、
 『きちやや』『きちやや』って、いうてる声が聞こえてきて、
 ほんでアガってしまいましてん~」

で、落選しはったんですね~(苦笑)
さすがに、そのまま、漫才が聞けるか?って思ったけど、
お正月はさすがに、落語でガチ、激突?してました~

ふたりが着物に着替える間、前座で、吉の丞くん登場。
めっちゃはしょった「つる」でした~(苦笑)
吉の丞くんは、メリハリがあるし、けっこう好きです。
もうちょっと、聴きたかったけど。

トップは、吉弥さんで、真冬やのに、なぜか「青菜」。

え~っ、また、冬に「青菜」かいな~

・・・って、思ったけど、何べん聴いても、やっぱり面白いわ~
マクラで、出囃しに「真室川音頭」を使ってるご縁で、
真室川でも落語会をずっとやらせてもらえることになったらしい。

それにしても、季節を越えた噺ですわ(笑)

紅雀さんは、「まんじゅうこわい」。
落語に入ると、生き生きして、表情がコミカルになるねんな。
登場人物が多い噺やけど、ようできてる噺です。

途中、怪談部分が出てくるんやけど、ここをはしょる人も多いです。
紅雀さんは、はしょらはらへんのでフルサイズ。

饅頭食べるところとか、リアルで面白いね~
京都の落語会やからか、「阿闍梨餅」 とかも登場してました~
もちもちして、おいしいよね~とか言って(笑)

中入り後も、二題。

紅雀さんが、いつもの「向こう付け」

無筆なアホに、ヨメさんが、葬式に行ってきなさいと言うところで、

「ちょっと、ハナ拭いたげますよって、行ってきなはれ~」

って、アホの鼻の下を拭いたけるんやけど、これ、なんべんも出てきます。
ハナたらしてるダンナがいてるのもおかしいけど、それを拭いてあげるヨメ、
なんかしらんけど、おかしい~

吉弥さんは、「不動坊」。

考えたら、ダンナが死んで49日もたってないのに、結婚するおヨメって、
落語の世界やからあるけど、どやさって噺ですよ。
ダンナの残した借金を払ってくれる人と結婚ということやけどね。
吉弥さん、手慣れた感じでやらはるんで、やっぱり面白い。
オチは、吉朝さんのオチ、かな。
元々のオチは「遊芸仕事人」。
古い言い方やからわかりにくいもんね。

さてさて、今年の初笑い。
大晦日にあんまり寝てないから、ちょっと眠かったのが惜しい。

今年二回目の落語会は、来週もあります。

笑うで~ 



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