おかんのネタ帳

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丁字麩

2015-01-18 23:05:00 | 日々のつれづれ
近江八幡の名産、丁字麩をもらったので、
滋賀県らしい、丁字麩の辛子和えをつくりました~



丁字麩は、グルテンが豊富で、適度な歯ごたえがあるんです。
水で戻すんやけど、崩れにくいんですね。



こんなカタチで売ってます。四角いんです。
封を切ると、香ばしいニオイがします。

辛子和えは、白味噌と練り辛子、すりごま、
酢、砂糖を合わせて、作ります。
昔からある食べ方やけど、もちろんすき焼きとか、
鍋物に入れてもOKですよ。


味噌汁や煮物、卵とじ、他に、また、軽くトーストして、
ジャム・バターをつけて、パンの様にも食べられます。
アイスクリームなどをはさんで最中アイスにも。

レバーやひじき、牛乳よりも鉄分を多く含んでいるため
(100g中)、貧血気味の方や妊娠中の方にもおすすめらしいです~

そもそもの由来は、中国から伝わる【丁子】という
漢方の名前を引用して、『丁子麩』と名付けたと言われています。
つまりは、「身体によい漢方のような麩」なんですね。

麩の歴史は約1200年前中国から日本にやってきたと言われ、
栄養面で優れた食品でなので、厳しい修行をする僧侶の間でも、
古くから食されてきました。

なんで、近江八幡あたりで盛んに作られたのか・・・・
近江八幡の町を整備した豊臣秀次が、形の丸い麩は、
持ち運びに不便なため、町並みのような角形にしたとか。
麩の表裏には城下の民を忘れぬために、
小径を表す印として線が入いるらしい。

この条里制の丁、字、を表すとして「丁字麩」と、
呼ばれるようになったそうです。

植物性タンパク質が豊富・・・・へぇ~

私も、もっと食べやな~






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