上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「児童育成クラブ」 ゆとりある施設の確保と指導員の処遇改善を!・・・・・・予算決算委員会総括質疑報告(その1)

2017-09-12 15:08:02 | 熊本市議会
9月7日、熊本市議会は予算決算委員会での総括質疑が行われました。
日本共産党市議団からは、なすまどか議員と上野みえこの2名が質問しました。
私のテーマは、「児童育成クラブ」と「学校図書館・市立図書館」の2つでした。
第1のテーマ・児童育成クラブについて報告します。

入会児童数の増加で窮屈な状態、施設面積の拡充を
 入会児童数は、年々増加、直近の5年間で1,260人増、約1.3倍になっています。一人当たりの施設面積が狭隘になった施設も多く見受けられます。熊本市の条例による面積基準は、ひとりあたり1.125㎡です。国の基準は、ひとりあたり1.65㎡です。
 予算決算委員会の総括質疑で上野みえこ議員は、市としても面積基準を国水準へと引上げ、ゆとりある施設環境を整備するよう求めました。
教育長は、「国基準の充足をめざしている。一層の施設環境整備に取り組んでいく。」と答弁しました。
国より低い現行基準でも、80ヵ所のうち35ヵ所(4割以上)の施設が基準を満たしていません。早急な改善が必要です。

低い育成クラブ指導員の賃金引き上げ、処遇改善を
 入会児童数の増加で、市は指導員確保に苦労しています。指導員の確保と、保育の質の向上のためにも、指導員の処遇改善が必要です。
 指導員の報酬は時給870円です。市役所内の職種で時給計算となっている中で、最低の金額です。指導員確保と処遇改善のためにも、是非引き上げを検討すべきです。
 教育長は、「人材確保の面からも給与体系の改善を含めた研究を行っていきたい」と答弁しました。
市長へは、他都市では当たり前になっている交通費の実費支給をはじめ、低い賃金の引き上げ、昇給・一時金・退職手当等の支給等、検討を求めました。
 その他、離れた校区から通勤してくる指導員の駐車スペース確保なども求めました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする