上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「アジア・太平洋水サミット」が熊本で開催

2022-04-28 12:34:15 | 街の風
アジア・太平洋水フォーラムと熊本市が主催し、4月23・24日の2日間、熊本市内で、「アジア・太平洋水サミット」が開かれました。
アジア太平洋地域49カ国の首脳・閣僚級などが集い、爆発的な人口増加や急速な経済発展による水不足、河川・海域・地下水の水質汚染や、地球温暖化による洪水被害の増大など、アジア・太平洋地域において深刻化する水問題の課題を解決するための話し合いの場となる国際会議です。
ご案内をいただき、私たち議会も開会式に参加しました。
熊本市は、人口74万人の市民が利用する水道水のすべてを地下水によってまかなっている世界的にもまれな地下水都市であり、その熊本で「アジア・太平洋水サミット」が開催されることはたいへん意義深いことです。
分科会では、「水と災害・気候変動」「水供給」「水と貧困・ジェンダー」「水と食料」「水と文化と平和」「地下水を含む健全な水循環」など、幅広い内容での話し合いが持たれました。
熊本で開かれたサミットの内容を深め、今後に生かしていく取り組みの具体化が重要ではないかと思います。
地下水を含む「水」の問題は、党市議団としても取り組んでいかなければならない大切な課題です。


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市民不在ですすむ市庁舎整備・・・第3回有識者会議・耐震性能分科会開かれる

2022-04-25 18:46:51 | 熊本市政
非公開で3回開催された有識者会議・耐震性能分科会
市役所建替えの是非に関わる現在の市庁舎の耐震性能について議論する「庁舎整備のあり方に関する有識者会議・耐震性能分科会」の第3回が、4月25日に開催されました。
 開催された3回の耐震性能分科会の議題は、いずれも①H29年度耐震性能調査について、⓶防災拠点として求められる耐震性能の目標について、の2点です。安井設計の参考人2名が参加していること以外は、配布された資料も議論の内容も全くわからない会議です。市政の重要課題である市庁舎建替えの方向を、議論を隠ぺいした場で決めるべきではありません。
建設費430億円、税金の使い方に市民合意は不可欠
市庁舎の建設費は430億円と説明されています。市政史上最大のハコモノ・桜町再開発熊本城ホール450億円と並ぶ大型ハコモノ建設となります。
 税金を原資とする公共事業は、市民への説明を充分に行い、市民の理解・納得のもとにすすめていくべきです。
 結論を押し付けるのでなく、議論の過程こそ知らせ、市民の意見を十分に聞いて結論を出すことが重要かつ不可欠です。それは、「非公開」ではできません。
これまで、開かれた耐震性能分科会の内容、議事録・資料などを今すぐに公開し、市民への説明責任を果たすとともに、有識者会議での検証段階において市民の意見も聞くべきです。
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熊本市の校則見直し・・・「子どもの権利条約」の実践」

2022-04-22 12:55:49 | 熊本市政
4月18日、日本共産党中央委員会文教委員会責任者・校則問題プロジェクト事務局長の藤森毅さんと党熊本市議団で、遠藤洋路熊本市教育長と、「熊本市の校則見直し」について懇談しました。
教育長は、「『国連・子どもの権利条約』を基本に置き、子どもが主体的に見直しに参加すること、自分たちのルールを自分たちで決めていく過程を通して、民主主義を身に着けていく、『校則見直し』は民主主義の実践である」と語りました。



子どもが権利の主体として、意見を出し、自ら決めていく過程を通し、子どもたちの成長へ
熊本市教育委員会は、2020年度から小中学校の校則見直しをすすめてきました。学校改革推進課が始めた見直しは、人権教育推進室に引き継がれ、子どもたちが自身の問題として主体的にかかわり、「民主主義を学ぶ場」として、子どもの成長へとつながる取り組みになっています。
「見直し」の基本は、民主主義を身に着けること
校則の見直しにあたっては、
・校則を決める権限は教育委員会でなく、校長(学校現場)。校則は、子ども・保護者・教職員で決める。
・国連の「子どもの権利条約」を基本に置き、子どもたちが主体的に参加する。
・子どもが学校のルールづくりに参加することを法的に定める(規則)。
・「自分たちのルールは、自分たちで決める」ということを通し、民主主義を身につけていく。
という基本を明確にしました。
民主的な手続きによる見直しが、子どもたちの変化へ
2020年度から2年間かけての見直しでは、アンケートの実施、中学生・保護者・教職員公募参加者と教育長・教育委員による公聴会などを経て、ガイドラインが作成され、各学校での見直しがすすめられました。
 子どもたちは、見直しへの主体的な参加の中で、「自分たちが決めた」という誇りや、「変えられる」という希望、「意味が分かった」という納得を得ることができ、子どもたちの意識が変わりました。
*【ガイドラインにおける観点】
⓵児童生徒が、自ら考え、自ら決めていくような仕組みを構築する
⓶必要かつ合理的な範囲内で制定する(人権侵害はしない)
⓷校則は公表する
実践・検証・再見直しを繰り返す、学びと成長の場
「見直し」の取り組みは、1回だけで終わらず、実践を検証し、さらに見直しということが繰り返されます。その過程が重要であると位置づけられています。
出した意見のすべてが見直しに反映されるわけではありませんが、それも含めて、意見の違いを尊重することを学びます。
これまで問題になってきた「ブラック校則」がダメというだけでなく、「子どもの権利」を前提にして、ひとりひとりの声を聞いていく取り組みは、生徒指導という視点ではなく、子どもの権利に基づく学びと成長の場です。
また、熊本市の取り組みの特徴の一つに「小学校からやっている」点があります。それぞれの年齢・成長段階に応じて考える場があることも大切です。
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「くまもと地球会議2022」

2022-04-21 15:47:32 | 街の風
4月16日、熊本市内のホテルで「くまもと地球会議2022」が開かれました。
2030年までのSDGs目標達成へ、映像やお話で、県下の取り組みが紹介され、記念講演もありました。
第1部は、「すべての命は地球とともに、今の地球は・・」をテーマに、悲鳴を上げている地球の様子を映像で紹介するとともに、分野別のリレートーク、「森林の今、すべてを語ってくれます~森林と動物・生き物たち~」と題し、全国で環境に取り組んでいる「日本熊森協会」名誉会長の森山まり子さんの記念講演がありました。
第2部のテーマは、「残り8年、命~みんなの底力で必ず繋がります」。⓵CO2ゼロのエネルギー転換を目指すバイオディーゼル燃料の取り組み、⓶自然を守る林業の取り組み、⓷つくる責任・使う責任の視点で地球の未来を考える、他全国からのビデオメッセージがありました。
コロナ禍の取り組みではありましたが、会場いっぱいの参加者は熱心に耳を傾けていました。
地球環境を守る持続可能な社会実現は、人類のテーマです。
みんなの底力で必ずつなげる、私もその一人として行動していきたいと思いました。


(講演者の日本熊森協会会長・森山まり子さん)
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くまもと健康まつり実行委員会主催「食料物資配布会&健康チェック・生活相談」

2022-04-20 16:43:25 | 新型コロナ感染症
第6波の新規感染者が下げ止まりのまま、第7波の不安があります。
長期コロナ禍、市民生活は大変な状況が続いています。
昨年・一昨年はコロナで中止となった「健康まつり」は、今年「食料物資配布会&健康チェック・生活相談」会として開催されます。
どなたでも参加できます。
まわりにお困りの方がおられれば、是非ご案内ください。

<span style="font-size:32px;">健康まつり実行委員会「食料物資配布会&健康チェック・生活相談」

日時:5月8日(日)午後1:30~3:30
会場:九州学院内ブラウン・メモリアル・チャペル

   (熊本市中央区大江5-2-1)
感染対策をして、実施されますので、是非お出かけください。
(マスクをしての参加をお願いします)


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