gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

UFOに関心を持つ効用は

2006-05-16 21:35:33 | 日記・エッセイ・コラム

Js_bird  UFOに関心を持つようになって良かったと思うことのひとつに、空を見上げてUFOを追っているうちに鳥に興味がでてきて、バードウオッチングが趣味のひとつになったことだ。UFO研究で有名な矢追純一さんはUFOをテレビで扱うようになったのは人々に空を見上げさせるためだという。ともすれば視野狭窄に陥って、目先のことにとらわれがちなわれわれ現代人にとって、ふと立ち止まって空を見上げることの効用は大きい。気分転換になったり、いいアイデアが出ることもある。かく言うこの私もUFOに関心を持って空に目を向けるようになり、そのこととプラスしてバードウオッチングという思わぬ副産物を手に入れた。

 自分の住んでいる東京北区でも結構、いろいろな鳥に出くわす。王子にある”名主の滝公園”では冬になると、ジョウビタキやルリビタキなんていう普段、都会ではちょっとお目にかかれないような連中と”接近遭遇”することがある。冬になると山にえさがなくなるので、都会に降りてくるらしい。鳥にしてみれば餌という利益を求めて働き口のなくなった地方から就職口を探しに、都会にやってきたといってもいいだろう。ただ人間と違って都会に来てもすぐに順応するし、餌という利益もすぐ手に入れる。固定観念にとらわれて、生き方の選択肢が少ない人間に比べて鳥の自由さがうらやましく思えることがしばしばある。

 現在、日本ではいろいろな制約を緩めて、いっそう競争主義的な社会を作ろうとしている。しかしそろそろ誰もがはじめから競争することを前提にしたような経済体制から抜け出して、ギスギスした競争社会から、誰もが鳥のように自由で個性的な生き方をして、それが尊重されるような”生まれがい”のある社会を目指す時期が来ているように思う。餌という利益を求めるためにはルールを無視したり弱い立場の人をいじめていいというのではなく、鳥のように餌(利益)がなくなったら、山(会社)から降りて都会(別の生き方)にスムーズに移れるような社会を作るために、みんなで考えあうべき時期に来ているのではないか。自由に飛び回る鳥を見ながら、考えた一日でした。

UFOIZM TOP


最新の画像もっと見る

コメントを投稿