gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

UFOの抑止力

2023-02-15 13:48:51 | 日記

 中国の偵察気球とみられる”未確認飛行物体”が2月4日、米国によって撃墜され、それが米中間に新たな緊張を呼ぶのではないかと懸念されたいる。その後、北米の上空で3個(機)、相次いで未確認の飛行物体(文字通リUFOである)が確認され、その一部が宇宙からのものではないかとの憶測を呼び、米国政府の高官が記者会見で弁明するという事態になっている。日本語で未確認飛行物体とは略してUFOのことだが、同じ意味でも日本語で表記すると未確認飛行物体とUFOとでは意味合いが随分と変わる。また未確認と飛行物体の間に”の”を入れるか入れないかでもちょっとニュアンスが違って聞こえるのだ。

 UFOというとそのものズバリ、”宇宙人の宇宙船”という意味合いが強くなるが、未確認飛行物体はその”守備範囲”がやや広くなる感じ。”の”を入れると一段と守備範囲が広くなる感じるである。

 そんな矢先、米情報機関を統括する国家情報官室は1月12日、2022年度中の未確認空中現象(UAP)に関する年次報告書を発表した。毎年の経済統計のようにきちんと発表してくれたことに敬意を表すると同時に是非、継続してほしい。

 それによると、説明のつかない空中での未確認現象は増え続けており、2022年8月の時点で”従来のUFO”を含むUAPの報告(少々、ややこしい)が510件に上ったという。前回、2021年度に続いて、多くの事例で十分な情報がなく説明がつかないとなっている。

 報告書はUAPは米国の制限空域などで起き続けているが、宇宙人や地球外生命の関与を示す証拠はないとしている。これは前回と変わっていない。それは良しとして前回、2021年度の報告では2004年から2021年に報告されたUAPの記録が144件だったというから、それと比較すると大幅な増加である。報告書が出たことにより一般の人々の関心が高まり、その結果、報告が増えたのではという見方もあるが違うと思う。UFOは現象としてみた場合、すでに80年近い歴史があり、その間にあまたのメディアによって数多くの報告・報道がなされている。

 何度も言うが、当局がどう言いつくろうが、UFOの解釈として最も一般化しているのはやはり、”宇宙人の宇宙船”ではないか?逆説的に考えれば、米国政府などが繰り返し、”地球外生命や宇宙人の存在”を示す証拠はないというのも返ってその可能性が高くなっていることの裏返しのような気もするのだ。

 報告書に戻ると今回、報告された510件の内訳は、2021年3月までの17年間で報告された144件と新たに報告された366件を足した数である。前回2021年の時と同じく半数以上は、これといった特徴はなく無人機や気球らしいということだが、原発や核兵器の保管場所周辺で目撃されたものもあるという。

 世界全体で2021年3月以降に起きた最も大きな出来事はといえば、やはりウクライナ戦争だと思う。最近では局面の打開のために限定的な核攻撃までがささやかれ始めている。西側諸国の武器供与も増えているが戦力のバランスが崩れた時、局面の打開を図るためにロシアによる限定的な核の使用などが起きることはないのか?こんな地球の様子に憂慮した宇宙からの何らかの警告がUFO飛来の大幅な増加と関係しているのか?

いずれにせよUFO問題も以前に比較して、少し真剣に考え始められたようである。と同時にUFOの抑止力に期待したい。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿