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冥王星とクライド・トンボー

2006-09-06 10:55:45 | インポート

4 冥王星が太陽系の9番目の惑星でなくなった。しかし惑星でなくなったと急にいわれても、少なくとも自分がこの世にまれてからは44年間惑星と思っていたし、一応、専門家である地球人天文学者の投票によって決められたのだが、よってたかって地球人が勝手にそう決めただけで、本当のところはわからない。現状では仕方がないことだがやはり宇宙のことは、人間というか地球人の意見だけで決めるというのはどうも不遜な気がしてならない。そもそも惑星の定義とはどうなっているのか?驚いたことに惑星の「定義」というのが今までになかったという。今回、初めて「惑星の定義」らしきものができたらしいが定義もなしに惑星を決めていたのには驚きである。冥王星(プルート)は1930年に米国人天文学者のクライド・トンボーによって発見された。ところでこのクライド・トンボーは有名な天文学者であるにもかかわらず、UFOに関する発言をしたことでも知られている。手元にある1957年の9月10日付のトンボー教授の声明文のコピーを要約して読んでみると「わたしは1949年8月のある晩、夜の11時にニューメキシコのラス・クルーシスの自宅の外で、その物体を見た。空を見あげるとそこは星が瞬くすばらしい澄んだ星空だった。突然、長方形の”ラボック光”によく似た緑色の光体群を発見した。また私の妻と妻の母も庭に座りながら私と一緒に見た。長方形の光体群は南南東の方向に移動し、遠ざかるにつれて小さくなるように見え急速に衰え地平線の上、35度のあたりで見えなくなっていった。見えていた時間は3秒ぐらいだった。私は驚いて光体群の数を数え、すぐにいくつかの特徴を記録した。音はしなかった。何千時間も夜空を観察している私でもあのような不思議なものは見たことがない。光体群は満月ぐらいの鈍い輝きで、きっと観察できなかっただろう。」というような内容であと、クライド・トンボーの自筆のサインと光体群の簡単なスケッチが書かれている。よく「天文学者ではUFOを見たことがあるという人はいない」というようなことを言う人がいるが、これはまったく根拠のないことでトンボーのような有名な天文学者でもUFOを見たことを率直に認めている。このような真摯な考えを持つ人が発見した冥王星が太陽系の仲間からはずされるのはさびしいが、今頃本人はどう思っているだろうか?

ラボック光・・・1951年8月25日にアメリカ、テキサス州のラボック      で3人の教授によって目撃された光体群


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