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宇宙的観点からのウクライナ問題

2022-04-08 13:09:21 | 日記

 世界が恐れていたことが、現実になってしまった。ロシアがウクライナに侵略を開始した。21世紀の世界では力による現状変更(領土拡大)は認められない。ましてや民間人(私は兵士も同じだと思っている)に対する無差別の攻撃はそれ以上に許されない。第2次大戦以後の世界秩序が根底から覆ってしまった。なんだか時代が100年逆戻りしたような感じである。しつこいようだが21世紀の社会では力による現状変更はいかなる理由があろうとも許されるべきではない。それは人類全体の進歩を否定することになる。

 今回のロシアのウクライナに対する蛮行は言語道断だが、だからといって”ロシア”という国家を地球上のあらゆるシステムや仕組みから”仲間はずれ”にすることはどうかと思う。もちろんロシアに対しては大いに反省してもらわなければならないのだが日本的に言うなら、”村八分”にしないことだと思う。”窮鼠猫を噛む”(きゅうそネコをかむ)窮鼠=(追い詰められたネズミ)が猫にかみつく例えもある。強大なロシアを追い詰められたネズミに例えるのは失礼かと思うが、国力は落ちたとはいえ核戦力の大きさで言えば、相変わらずロシアは米国と並ぶ、いやそれ以上の核超大国なのである。あまり追い詰めてプーチン氏を自暴自棄にさせるのはとても怖い。最終的に核の発射ボタンはプーチン大統領の手に握られている。

 戦争が拡大して米国やNATOとの全面的な争いになれば第3次世界大戦に発展する可能性があり、不幸にも核ミサイルの打ち合いにでもなれば、それこそThe Endである。

  ロシアという国は旧ソ連時代から秘密主義の国だったが、だからといって共産主義・社会主義の国がすべてそうだというのは少々認識が浅いのではないか?例えばUFOに関する情報などというのは旧ソ連やロシアにかかわらず、世界各国どこでもそう、積極的に公開されているとも思えない。

 ところが冷戦崩壊前夜のゴルバチョフ政権時代の旧ソビエト連邦からは、それこそ信じられないようなUFO情報が連日のように発信され日本の大手新聞の紙面をにぎわせていた時期があった。当時、”グラスノスチ”と呼ばれた情報公開が,開かれた旧ソ連のイメージを急速に高めたのを覚えている。UFO情報の公開と冷戦の崩壊に直接の関係はないだろうが、(あるいはあるのかもしれないが)そういった開かれた世界を作ろうという気風が感じられた。私の感覚では人類史上最大規模のUFO情報公開と言っても過言ではなかったと思う。

 当時の新聞記事からいくつかの事件を紹介したい。発端になったのが1989年9月27日、旧ソ連の南部ボロネジ市に起きた事件だった。読売新聞、毎日新聞などの記事から要約してみると、発信元はなんと旧ソ連タス通信。少なくとも3回にわたって未確認飛空物体(UFO)が着陸、その着陸地や異星人の残したとみられる正体不明の石が地元科学者にによって”確認”されたとなっている。2、3人の異星人と小型ロボットが地上に降り立ち公園内をしばらく散歩したという。この異星人は身長が3から4メートルもあり格好は人間に似ていたが、頭だけは異様に小さかったという。また目撃者の通報でボロネジ地球物理研究所のゲンリク・シラノフ所長らが調査したところ、公園内で直径20メートルの円形の着陸跡と深紅の石2個が発見されたという。分析の結果、「地球上にはないもの」であることがわかったという。

 タス通信に続いて画期的なUFO情報を発信したのは旧ソ連共産党青年同盟機関紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」紙である。それによるとボロネジ事件と同じ1989年の7月14日から21日にかけてウラル山脈に近いペルミ州にある共産党少年団員用キャンプ場で居合わせた人々の半分近くが、「光る眼を持った人間に似た生き物」を目撃。少年のひとりがその異星人らしき生物に向かって石を投げたところ、銃のようなもので威嚇射撃され草が焦げたという。

 またこの”異星人”が現れた地域を調べていたジャーナリストが7月30日夜、身長が2、4メートルの生き物に遭遇。心の中で質問すると明るく輝く文字が目の前に現れ自分たちは「てんびん座にある赤い星から来た」と答えたという。それに対して「あなたの星へ連れていってくれ」と言うと異星人は「いったん私の星へ来てしまえばあなたは地球に戻れなくなる」と答えたという。

 こんな事件が連日のように大手新聞紙上をにぎあわせていた。果たしてこれらの事件にどのくらいの信憑性があるのか?最初のボロネジ事件に関して言えば、このニュースを報じたのは旧ソ連のタス通信だということ。タス通信といえば旧ソ連の国営通信社で政府の公式発表機関と言っても差し支えない通信社である。また「コムソモリスカヤ・プラウダ」も旧ソ連共産党の青年機関紙である。それなりの上層部の”検閲”は受けていると思われ、客観的な信憑性はかなり有りと考えてもよいのではないか?

そしてこんな大規模な”UFOグラスノスチ”に先立つ冷戦真っただ中の1985年。スイスのジュネーブで久しぶりに顔を合わせたレーガン米大統領とゴルバチョフソ連共産党書記長。3日間にわたった会談の中で、通訳だけが同席した会談があったらしく、その中でレーガン氏がゴルバチョフ氏にこう、問いかけたという。「米国が宇宙人から攻撃を受けたらソ連は我々を助けてくれますか」それに対してゴルバチョフ氏はすかさず「もちろんです」と答え、レーガン氏も「我々もです」と返したという。このことは当時の新聞にも出ていたことを覚えている。

 レーガン氏一流のジョークとみる向きもあるが、お互いに”この種”の微妙な情報を知れる立場にいる超大国のTOP2人である。ここから先は推測でしかないが、そういった認識が緊張緩和につながったとすればそれはそれで結構なことである。旧ソ連のUFO情報公開(グラスノスチ)が始まったのもこの米ソ首脳会談の後である。

 ウクライナを巡って、また冷戦時代以上に関係が悪くなってしまったロシアと欧米各国だが、なんとか冷戦末期にUFOグラスノスチで世界に対して広く情報公開しようとしていたころに戻って、大きな観点から平和を希求してほしい。核戦争に勝者はいないはずである。それが起きたら地球は終わる。宇宙人もそれは望んでいないはずである。