旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

IGRいわて銀河鉄道 鉄印の旅 4 『奥中山越え』

2020-10-22 16:28:04 | IGRいわて銀河鉄道の旅
小鳥谷 コズヤ              08:01着 08:01発
 ここから最大24‰の上り勾配に入ります。


 古い資料ですが、沼宮内駅(現 岩手沼宮内駅)・小鳥谷駅間の勾配図です。


 馬淵川の支流、小繋川を2度渡り、いくつかの小さなトンネルを抜けると小繋駅に着きます。






小繋 コツナギ              08:08着 08:08発
 更に、最大で25‰の勾配を登っていきます。


 並行する国道4号が左から右に変わり、暫く並走します。


 十三本木峠を越える短い中山トンネルに入ります。ここが、標高456mでサミット。
  奥中山峠、中山峠とも呼ばれる電化以前の東北本線最大の難所でした。 


 トンネルを抜けると、今度は最大25‰の勾配で下っていく奥中山高原駅に着きます。


奥中山高原 オクナカヤマコウゲン     08:15着 08:15発
 1891年(明治24年)の開業当時は「中山駅」でしたが、1915年(大正4年)に「奥中山駅」に改称しています。おそらく、横浜線の「中山駅」開業によって、区別するためではないかと想像しています。
 そして、JR東日本より分離されたIGRいわて銀河鉄道線開業と同時に「奥中山高原駅」に改称しました。
 名前のせいではないでしょうが、山の天気は変わりやすいですね。
 

 駅を出て短いトンネルをくぐり左に折れ国道4号を跨ぎ、23.8‰の勾配で大きく右へ回るカーブを下っていきます。(後方展望)


 ここは、かつて三重連の蒸気機関車を撮影する人で賑わったところです。


 谷が開けてくると御堂駅に着きます。(後方展望)


御堂 ミドウ          08:21着 08:22発


 雨脚が強くなってきたので、写真はここまで!
いわて沼宮内 イワテヌマクナイ 08:26着 08:26発
岩手川口 イワテカワグチ    08:30着 08:31発
好摩 コウマ          08:35着 08:36発
渋民 シブタミ         08:40着 08:40発
滝沢 タキザワ         08:44着 08:45発
巣子 スゴ           08:47着 08:47発
厨川 クリヤガワ        08:51着 08:52発
青山 アオヤマ         08:54着 08:55発


 青山駅で『鉄印』を頂きます。

 つづく


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