つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1264号 つながりあそび・うた研究所2023年12月号原稿

2024年01月03日 | 抱っこ通信
楽しさを奪うものに立ち向かう楽しさ
二本松はじめ

12月に入りました。なにかと気忙しい12月。ですが、私はいつものんびり。久しぶりに「忘年会」等というものに誘われています。街中でも「忘年会」がちょっとした話題になっているらしいです。初めて体験するとか久しぶりとか。コロナ禍のここ3年間には考えられなかったですね。少しずつコロナ前に戻ってきているのでしょうか。

今年はサマー・カレッジが戻ってきた地域もあったり、ゆずりんの地域のコンサートや小学校公演が少しずつ戻ってきているようだし、まっちゃんのからだの変調を来し、延期するほどつながりあそび活動があったようですし・・・。私? 私は月1回ほど遠出というか地方でのつながりあそびミニツアーを入れたり、地元にいる時は、週一に「戦争反対!と声をあげよう」街頭宣伝活動で、東久留米駅前で地域の先輩のみなさんに混じって歌って来ました。さて、2024年はどうなるのでしょうか。

「どうなるのでしょうか」などと書くとまっちゃんに怒られそうですね。「なにをしたいのか」「なにをするのか」ですね。最近はそんなに意気込むというか考えるということはないのですが、いつものように自然体で、やりたいことをやっているし、やっていきたいと思っています。
一つだけこれだけはやってみたいな思うことがあります。研修会のレジュメにも書いていますが、最近はあまり触れていなかった「生きる楽しさを奪うものに立ち向かう楽しさ」についてとその意味について、じっくり考えてまとめていきたいと考えています。
はじめてこの言葉を使ったのは、1994年1月に発行した研究所機関紙『手と手と手と』第9号です。文章は「厳冬だからこそ心に暖かさを ~楽しさを奪うものに立ち向かう力も育む『楽しさ』を!~ 」と表題をつけて、前年に当時の岐阜県恵那郡加子母村で開かれた『あったかコンサート』に参加したお父さんの感想「・・・こんな時代です。どこかで温かなところを持っていないと、人生楽しくないような気がします・・・」から文章ははじまり、「『楽しい』ってことを大切にしながら、『楽しい』っていうことを奪うものに立ち向かう力を育む『楽しさ』を、今年もつくりだし、広げていきたいと思います。」とまとめています。

サマー・カレッジが、参加者自身で実行委員会を組織し、開かれるようになり始めた頃に、各地の実行委員会でつながりあそびとは、サマー・カレッジとは、を活動面と運動面とで考えようと学習会を開いたことがあります。正直、まだまだ実績どころか、実践が蓄積されていたわけでなかったですから、独りよがりで稚拙な自分の思いを吐露するしかなかったのです。そこで強調していたのは「つながりあそびの楽しさは、生きる楽しさを奪うものに立ち向かう楽しさ」ということでした。きっと私自身もよくわからず語っていたと思いますが、当時の私の「つながりあそび」での一つの到達点もあったし、今でもその考えは変わっていません。しかしながら、その意味は具体性にも欠けるし、一般的でもないし、わかりずらさは否めません。あれから20年(綾小路きみまろは40年)も経っていますし、そろそろまとめ、次へのステップのためにも自分自身がその意味するところをまとめてみなければと思っているところです。自分としては、この言葉を目標に、励みとして活動し、生きてきたんだと思うのですが・・・。楽しみに、というか一緒に考えてください。
 
一つ言えることは、コロナ禍の中でも週一に配信し続けているゆずりんのユーチューブでの「ゆずりんの音楽日記」や、まっちゃんのオンラインだったり、ハイブリットだったりしながらも月1回続けている「わくわくセミナー」は、まさに「楽しさを奪うものに立ち向かう楽しさを」つくりだし、広げている活動です。すごいことです。感謝、感謝です。


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